ドン・チードル『アイアンマン』『アベンジャーズ』の“ローディ”は持ってる男。

アクション俳優

大ヒット映画『アイアンマン』のジェームズ・“ローディ”・ローズ空軍中佐役で世界的にも有名なドン・チードル。最近では、アメリカのドラマでも活躍の場を広げています。先ほど発表されたゴールデングローブ賞でも『ブラック・マンデー』でミュージカル/コメディ部門男優賞にノミネートされています。今回は、そのドン・チードルに注目してみましょう。

ドン・チードルのプロフィール

まずは、ドン・チードルのプロフィールから確認してみましょう。

本名はドナルド・”ドン”・フランク・チードル・ジュニア。

1964年11月29日生まれ、56歳です。

俳優の他、映画監督、映画プロデューサーでもあります。

アメリカ、ミズーリ州カンザスシティーの出身で、お母さんは教師をしていたベティさん。

お父さんは臨床心理士の父ドナルド・フランク・チードル・シニア。

シンディーさんとコロンさんの兄弟姉妹がいます。

幼少期は家族で転々としていたようで、コロラド州デンバーの高校を卒業。

その後、カリフォルニア芸術大学に通い、視覚芸術と舞台芸術を専攻しています。

キャリアスタートはテレビからで、1986年にロングヒットドラマ『L.A.ロー 七人の弁護士』、1987年にはエミー賞最多作品賞受賞のドラマ『ヒルストリート・ブルース』などスポット出演。

1992年~1993年『The Golden Palace』、1993年と1994年のエミー賞作品賞受賞ドラマ『ピケット・フェンス』に出演。

1998年『ラット・パック/シナトラとJFK』(テレビ映画)ではゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞。

さらに、2012年から2016年まで続いたコメディテレビシリーズ『House of Lies』では主演をつとめました。

その他、『ER緊急救命室』『30 ROCK/サーティー・ロック』など人気ドラマにもゲスト出演しています。

映画でも数々の話題作に出演しています。

1987年『ハンバーガー・ヒル』、1995年『青いドレスの女』1997年『ブギーナイツ』や、『オーシャンズ』シリーズに出演。

2004年にはルワンダ紛争を描いた、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。

大ヒットシリーズ『アイアインマン』『アベンジャーズ』で、ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシン役で世界的に有名になりました。



ドン・チードル 『アイアンマン』の“ローディ”役のオファーは突然だった!

アイアンマン2からロバート・ダウニー・Jrが演じる主人公トニー・スターク/アイアンマンの親友、ジェームズ・“ローディ”・ローズ空軍中佐役で出演。

 

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実はこの役、アイアンマン1ではテレンス・ハワードが出演していたのですが、ギャラや条件が合わず降板。

急遽ドン・チードルが出演することになったとか。

その時の顛末を彼がリアルに語ってくれています。

ある日、息子の誕生日パーティー中に、マーベルの社長ケヴィン・ファイギから電話で突然このようなオファーを受けたそうです。

 「君に演じてもらいたい役があるんだ。6作品の契約だ。君が良い返事をくれなかったら、次の候補に連絡するからね。だから1時間で考えてくれ」」

6作品と言うと、11年~12年の期間に渡たる上に、どの映画のどんな役か説明もなく1時間で決断を迫られたそうです。

次の候補に電話をしなければならないから、1時間で決めろって、アメリカですねぇ。

その時を振り返って、ドン・チードルは心境をこのように明かしてくれました。

「12年の仕事、『今、子どものレーザータグパーティー中なんです』と伝えたんだ。すると彼ら『ああ、それなら2時間待つよ』と。なんて寛大なんだ!」

さすが、マーベルの社長、粋な返答ですね。

結局、奥さんの後押しもあって、引き受けることにしたそうです。

そのあとアイアンマンはシリーズ化され大ヒット。

さらにアベンジャーズシリーズにつながってロングヒットしていますから、おいしかった~。

ドン・チードル、”持ってる男”です。


ドンチードル 『アベンジャーズ』後も、とことん”持ってる男”だった!

2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』後を舞台にした、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にドン・チードルが出演することになりました。

このドラマはファルコン/サム・ウィルソンとウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズが新たなミッションに挑むストーリー。

そこにウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズが登場するそうなんです。

また、同じMCUのドラマ『アーマー・ウォーズ(原題:Armor Wars)』にもウォーマシンが登場することを発表しています。

ドン・チードルはMCUの魅力をこのように語っていました。

(MCUの魅力は)「全員がお互いの物語に出られるところ。キャラクターがプラットフォームを超え、時には物語を生み出していく。映画の物語がドラマの物語にもなるんです。すごく面白いし、興味深いし、制限がない。ここからどこにでも進めますよね」。

アイアンマン2から「ウォーマシン」を演じてきたドン・チードル。

2時間での決断が12年どころか、さらに続きそうです。

とことん”持ってる男”!ドン・チードル。


「ドン・チードル ラーメン」ってなんだ?! まさかインスタでラーメンつくる姿があるのか?

「ドンチードル」と検索すると「ラーメン」と続くので、「なんだろう?」と思って調べてみました。

まず、ラーメン屋の役柄でもあるのかとドン・チードルのインスタをチェック。

もちろんそんな役はやっているはずもなく、さらにネットで調べてみると、ラーメン店の案内が出てきます。

奈良県にある、とんこつラーメン店で屋号が”ドン・チードル”。

「なんだ!」と思ってさらに調べると、なぜこの屋号にしたのか山口店主がインタビューに答えている動画がありました。それを見てみると、

「アメリカの映画俳優さんの名前です。なんとなくドンチードル、ドンチードルって耳に残っていたので。」

とのこと。思わぬところにドン・チードルですね。

ちなみにこちらのお店は、大阪豚骨、自家製麺の先駆者”天神旗”で修業し、オープンするや否や人気店となり、独立翌年には某ラーメン本の関西豚骨大賞を受賞するほどの実力店だそうです。

奈良駅西口から徒歩3分位だそうなので、お近くの方、ラーメン好きの方は是非行ってみてください!


ドン・チードルの最新作は株価大暴落”ブラックマンデー”を描くブラック・コメディ。

ということで、話しがずれてしまいましたが、ドンチードルの最新作をご紹介します。

タイトルは「ブラックマンデー(邦題未定、原題:Black Monday)」。

そのタイトル通り、1987年10月に起こった史上最悪の世界的な株価大暴落「ブラックマンデー」を描くブラック・コメディ。

ドン・チードルはウォール街で株式の仲介を手掛けているブローカー企業のやり手CEO、モーリス役。

鋭い直感で株式市場を渡り歩くモーリスだが、まったく予想だにしない”ブラックマンデー”が刻一刻と近づいていく、といった展開のようです。

ドン・チードルはアフロヘア―で髭面、当時のファッションで、いい味を出しているようです。

エミー賞に続き、先日のゴールデングローブ賞でもミュージカル/コメディ部門主演男優賞にノミネートをされました。

日本配信の情報はまだ出ていないようでが、ドン・チードルのアフロ姿(ロン毛にもなるよう)も見てみたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また!


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