『アバター』や『エイリアン』シリーズで、圧倒的な存在感のある女優、シガニー・ウィーバー。
現在も、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が大ヒット中です。
そんなシガニー・ウィーバーの現在までをご紹介します。
目次
シガニー・ウィーバーが現在出演中の『アバター』続編の役柄は14歳?
‘Avatar 2’: Sigourney Weaver relembra dura bronca que recebeu de James Cameron – https://t.co/osMT1hvxis pic.twitter.com/QnnETram82
— CinePOP (@cinepop) January 5, 2023
『アバター』続編では演じた役とは?
シガニー・ウィーバーの代表作の一つに『アバター』シリーズがあります。
1作目は2009年に公開され、世界的に大ヒット。
シガニー・ウィーバーは、植物学者のグレイス・オーガスティン博士として出演しました。
そして現在、13年ぶりの続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、前作を凌ぐ勢いでヒット中です。
続編でのシガニー・ウィーバーの役柄は、なんと14歳の設定です。
前作とは別のキャラクターで、惑星パンドラの種族ナヴィの緑色の少女キリ役を演じています。
主人公のジェイク(サム・ワーシントン)とその妻ネイティリの家族で、物語のカギを握る重要な役です。
あるインタビューでは70歳を過ぎて、14歳の役柄を演じる心境を明かしてくれていました。
「解放感を味わいながらの挑戦でした。モーションキャプチャーのおかげで、どんな役にもなれますよ」
モーションキャプチャーだから、何歳にもなれるといっても、そう簡単ではないのでは?
そこはやっぱり名女優。
しっかり役づくりをしているのです。
シガニー・ウィーバーの『アバター』続編での役づくり
撮影に入る前の準備期間が、3~4年ほどあったそうです。
シガニー・ウィーバーは学校に出向き、子供たちを観察しました。
「声の幅がとても広いことに気付いたんです。そんなことを自分の中にため込んで、素の自分は後ろに隠して、14歳のいろんな面を出しながら楽しんで演じられた。」
そんな役づくりもあって、14歳のキリは、スクリーンで生き生きと動き回っています。
ですが、水中シーンが多いこの作品。
シガニー・ウィーバーは、巨大なプールの中で水中でも長時間撮影をしました。
「大変でしたよ。撮影前に素潜りの訓練をして、息の止め方を学んで体を作ったんです。5~6メートルの水中で動かなくてはいけないですから」
モーションセンサーが気泡を捉えてしまうため、水中で演技している間は、息ができないそうです。
ですから、シガニー・ウィーバーは、最長6分半も息をとめていました。
訓練をしたとは言え、73歳を迎える彼女。
なんとも心配になってしまいます。
『アバター』シリーズは5作まで続く予定です。
シガニー・ウィーバーの新たな挑戦にも注目しましょう!
シガニー・ウィーバーの現在まで。年齢・身長・生い立ち
SIGOURNEY pic.twitter.com/Yz3JpXkaX5
— Sigourney Weaver fan (@Sigourney49) January 30, 2023
生い立ち
本名: Susan Alexandra Weaver
別名:Sigourney Weaver
生年月日: 1949年10月8日
年齢: 73歳
出生地: ニューヨーク州 ニューヨーク マンハッタン
身長: 182 cm
シガニー・ウィーバーの父親はテレビ局の重役でプロデューサー。
母親はイギリス人の元女優です。
幼い頃から、キラキラした人たちに囲まれて育っていたのでしょうね。
本名は「スーザン・アレクサンドラ・ウィーバー」です。
しかし、彼女は「スーザン」というありきたりの名前が気に入らなかったそうです。
14歳のとき、小説『グレート・ギャツビー』の登場人物「シガーニー・ハワード」からインスピレーションを得て、「シガニー・ウィーバー」と名乗ると決めました。
意志の強さは、少女の頃からだったのですね。
そんなシガニー・ウィーバーは、スタンフォード大学に進み、英語を専攻。
そしてイェール大学では、演劇を学びました。
メリル・ストリープは、そのときのクラスメイトでした。
授業中、後の名女優二人のオーラは凄かったのでは?
シガニー・ウィーバーの女優活動は、まず舞台から。
オフ・ブロードウェイの舞台等に出演をして、経験を積んでいきました。
1984年に『ハリーバリー』のダーリーン役でブロードウェイ・デビューを飾り、トニー賞助演女優賞にノミネートをされました。
女優デビュー
映画デビューは、1977年。
ウディ・アレンの『アニー・ホール』の小さな役でした。
その後、1979年公開の『エイリアン』に出演。
エレン・リプリー役は、続編の第4作まで出演。
シガニー・ウィーバーの当たり役となりしました。
テレビでも活躍し、2012年にはミニシリーズ『ポリティカル・アニマルズ』で初主演。
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門) ノミネートされています。
現在の夫や子供、シガニー・ウィーバーの結婚は?
Sigourney Weaver : sa tendre histoire d’amour avec son mari Jim Simpson depuis plus de trente ans https://t.co/cIa6IpI41N pic.twitter.com/el6zAewep9
— ELLE (@ELLEfrance) November 4, 2020
シガニー・ウィーバーは1984年10月1日、ジム・シンプソンと結婚しました。
ジム・シンプソンは、舞台監督をしています。
当時34歳の彼女より、6歳年下です。
二人は、1990年4月に一人娘シャーロットを授かりました。
実はシガニー・ウィーバー、18歳のときに婚約をしたことがありました。
相手は、記者をしていたアーロン・ラッサムさんという男性です。
ですが、婚約を中止しています。
もしそのまま結婚していたら、『エイリアン』の名演技は観られなかったかもしれませんね。
シガニー・ウィーバーの代表作『エイリアン』『ゴーストバスターズ』『ワーキングガール』
当たり役となったシガニー・ウィーバーの『エイリアン』シリーズ
この投稿をInstagramで見る
「シガニー・ウィーバー=強い女」
こんなイメージを決定づけた、衝撃のSF映画シリーズです。
エイリアンに襲撃される宇宙船で、彼女が演じた飛行士エレン・リプリー役の、壮絶な戦いは息をのみました。
この『エイリアン』シリーズは、巨匠たちが監督を務めています。
リドリー・スコット、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、そしてジャン=ピエール・ジュネです。
この4名の監督の作品すべてに出演したシガニー・ウィーバー。
ジェームズ・キャメロンによる『エイリアン2』(1986年)では、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされています。
『ゴーストバスターズ』ディナ役はシガニー・ウィーバーのアイデア
Perfieta demais a Sigourney weaver em ghostbusters pic.twitter.com/ADIDaOJ5KK
— Soniourney Weaver (@soniabrahao) February 1, 2023
『ゴーストバスターズ』(1984年)では、依頼者第1号のディナ・バレット役を演じました。
クラシック音楽の演奏家から、悪魔に体を乗っ取られ、悪の化身となる役柄です。
シガニー・ウィーバーが、上品な女性から妖艶な悪魔へ変貌する様がすごかったですね。
ディナ・バレット役のオーディションにはジュリア・ロバーツなどもいたそうです。
しかし彼女は、オーディションでディナが悪魔に乗っ取られるアイデアを提案。
その場で演じたのです。
その迫力に、ライトマン監督がたじろぐほどだったと言います。
「シガニー・ウィーバー=強い女」
ここでも、そのイメージがさく裂したのですね。
『ワーキングガール』ではパワハラ上司のシガニーウィーバー
この投稿をInstagramで見る
『ワーキング・ガール』(1988年)は、ニューヨークの投資銀行を舞台に、メラニー・グリフィス演じる主人公が、一流のビジネスパーソンを目指すサクセスストーリー。
シガニー・ウィーバーは、パワハラ上司役でした。
ビジネスウーマン同士のバチバチの対決って、それまではありませんでしたね。
シガニー・ウィーバーの演技は、コ三カルながらも迫力があって、映画の軸になっているように感じました。
彼女はこの作品で、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しています。
なんとこのとき、『愛は霧のかなたに』でも主演女優賞 (ドラマ部門)を受賞。
W受賞の快挙を成し遂げました。
と言うことで、シガニー・ウィーバーの現在までをご案内しました。
『アバター』シリーズの、次の続編も待ち遠しいですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
コメント