映画『ホーム・アローン』のお母さん役で広く知られるキャサリン・オハラ。昨年のエミー賞コメディー部門で主演女優賞を獲得しました。そして先ほど発表されたゴールデングローブ賞でもノミネートされています。
そんな、実力派コメディエンヌのプロフィールを見ていきましょう。
キャサリン・オハラの現在まで。身長や年齢などプロフィール。
本名: Catherine Anne O’Hara
生年月日: 1954年3月4日
年齢: 68歳
出生地: カナダ トロント
身長: 163 cm
キャサリン・オハラは 1954年3月4日、カナダのトロント生まれの 女優、声優、脚本家です。
『ホーム・アローン』シリーズの母親役で有名ですが、多くのアニメ作品の声優でも知られています。
彼女はアイルランド系のカトリック教徒として育ちました。
バーナムソープ大学研究所で後にサタデーナイトライブなどに出演したロビン・デュークと出会い、互いにコメディエンヌとしての実力を磨いていたようです。
そのキャサリン・オハラの旦那様はボー・ウェルチ。
プロダクションデザイナーでありアートディレクター。さらに、映画やテレビのディレクターであり、ときどき俳優も務めています。
以前『ザ・ニューヨーカー』誌に二人のなれそめを語っていました。
「映画の最後にロケに行って、そこでデートが始まったの。私は彼と一緒にいるためにロサンゼルスに移ったわ」。
その後二人は1992年に結婚し、マシューとルークの2人の息子がいます。現在も、旦那様と二人でロサンゼルスに住んでいます。
キャサリン・オハラの主な出演作 映画『ビートルジュース』では運命の出会いが!
1980年にジョン・キャンディとアンソニー・パーキンスが出演のカナダのスリラー映画『Deadly Companion』で映画デビュー。
1985年にはマーティン・スコセッシ監督のブラックコメディ『アフター・アワーズ』や、1986年にメリル・ストリープ、ジャック・ニコルソン共演のロマンティックコメディー『心みだれて』などにも出演し、アメリカにも活躍のは場を広げていきました。
1988年に出演したティム・バートン監督の『ビートルジュース』でウィノナ・ライダー演じる根暗な少女リディアの母親を演じました。
当初この役は『アダムス・ファミリー』のモーティシア役で知られるアンジェリカ・ヒューストンが演じる予定だったそうです。
しかし彼女が病気となってしまい、キャサリン・オハラが演じることになったそうです。これが運命だったのでしょうか。この時この作品の美術を担当したのが、なんと、今の旦那さんであるボー・ウェルチでした!
もし、アンジェリカ・ヒューストンが病気にならなかったら。もし、他の人に代役の話がいっていたら。二人は出会うことなく、結婚もなかったのですね。神様も粋なことをしますね。
そして、1990年にはマコーレ・カルキン主演のコメディ映画『ホーム・アローン』に出演。主人公ケビン少年を忘れて家族旅行に行ってしまった母親役と言えば、覚えている方も多いと思います。この作品でコメディ女優としての地位を確固たるものにしたと言えるでしょう。
テレビでも活躍しており、カナダの代表的なスケッチコメディ番組『SCTV(セカンドシティテレビジョン)』ではメインキャストでコメディエンヌとして見事なパフォーマンスを披露したほか、脚本も手掛けていました。
この番組は1976年~1984年にかけて放送されたカナダの人気番組。エリザベス・テイラーなど当時の超有名俳優たちが出演していたようです。
アメリカのドラマで、『シックス・フィート・アンダー』『30ロック』『モダンファミリー』などの人気番組にもゲスト出演しているんですね。
その他、1990年にTVシリーズ「Like in the movies」で監督としてデビューしました。女優で声優で脚本家。さらに監督も手掛けているんですね。なんとも多彩です。
キャサリン・オハラ 代表作となった『シッツ・クリーク』。エミー賞で栄冠を獲得。さらゴールデングローブ賞にもノミネート!
キャサリン・オハラの代表作となったのが、コメディドラマ『シッツ・クリーク』。このドラマの、あらすじはこちら。
裕福な家族があることをきっかけに破産し、カナダのさびれた田舎町にある「シッツ・クリーク」と呼ばれる架空の町で不本意にも不便な生活を強いられる
キャサリン・オハラが演じているのは一家の母親モイラ役です。役柄は「元女優」のため何事に対しても過剰な演技や演出をしてしまうめんどくさいおばさんです。
いろんな場面で、カツラやメイク、衣装を変えているので笑えます。
このドラマはシーズン6で完結するのですが、ラストシーズン、なんとエミー賞のコメディ部門で、作品賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、監督賞と脚本賞と計7部門を制覇するという史上初の快挙を成し遂げました!
あの世界の歌姫、マライア・キャリーもこのドラマの大ファンだそうで、キャストと一緒に名曲「Hero」を歌う姿がYOUTUBEにもアップされています。
ちなみに、共演するユージーン・レヴィとは、トロントで活躍している頃からの旧知の仲らしく、デートもしたことがあるそうです。
彼女のあるインタビューでのコメントです。
「(トロントにある)セカンド・シティ・シアターでは、誰もがお互いとデートしようとしてたの。『彼は私を笑わせてくれる。彼とデートしなくちゃ』って感じで…だから、たぶん、2、3回はデートしたわ」
なんともほほえましい思い出です。そんな関係が撮影でもいい雰囲気が出たのでしょうね。このドラマ打ち切りではなく、物語が完結するということです。キャサリン・オハラは撮影中、ずっと泣きっぱなしだったようです。感無量ですね。
日本放映が楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
コメント