マシュー・リスと言えば、エミー賞やゴールデングローブ賞のノミネーションの常連。
古くは『ブラザーズ&シスターズ』のケビン・ウォーカー役、最近ではエミー賞主演男優賞を獲得した『ジ・アメリカンズ』。そして今回の受賞対象となった『ペリー・メイスン』とノリにノッている俳優です。
目次
マシュー・リスの本名、身長、ケリー・ラッセルとの結婚は?
マシュー・リスは1974年11月8日生まれ。イギリスのウエールズのカーディフ出身です。
アメリカでの仕事が多いので”米語”を使っていますが、普段はウエールズ訛りの英語で話すようですよ。
もちろんラグビーも大好き。もし、ウエールズ代表になれるのなら役者をあきらめてもいいって言っていたらしいです。
本名はマシュー・リース・エヴァンス。マシュー・リスと言われますが発音では「リース」となるので、マシュー・リースを表記されるメディアもありますね。
ちなみに身長は180㎝です。思ったより高いなぁと思ったものの、イギリス男性の平均身長が約178センチですから中肉中背と言うところですね。
マシュー・リスは学生時代から演劇に熱中しロンドンの王立演劇学校(RADA)に進んでいます。
演劇を学ぶ有望な学生に与えられる「パトリシア・ロザミア奨学金」をもらっています。
また、在学中にBBCの『House of America』などに出演もしています。当時から周りに認められていたのですね。
マシュー・リスの家族に関してですが、『ジ・アメリカンズ』の共演者ケリー・ラッセルと交際し、正式な結婚の発表は今のところないようです。
二人の交際は、シリーズが始まった2013年から噂がありました。
2013年のクリスマス前にケリーは一般人男性との7年間の結婚生活にピリオドを打ったと公表。
その翌月にはマシュー・リスと一緒の家具を購入するところを目撃されていました。
二人の関係については口を閉ざしていたが、2014年4月、二人で公の場に出席したことで交際がオープンになりました。
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2016年に男の子のサムが生まれました。
ケリー・ラッセルは以前の結婚で二人の子どもがいるので、マシュー・リスは三人の子供がいることになります。
マシュー・リスの出演作品 アメリカデビュー作は『タイタス』というシェイクスピア作品
RADAを卒業後も、『Bydd yn Wrol (Be Brave)』でウェールズアカデミー賞ベストアクターを受賞しています。その後、ニュージーランドに渡り数本の映画やドラマに出演しています。
何かのチャンスがあったのでしょうか?
アメリカデビューは1999年の映画『タイタス』です。
これはシェイクスピアの悲劇『タイタス・アンドロニカス』を映画化した内容のようで、名優アンソニー・ホプキンスも出演していた映画です。
今年のゴールデングローブ賞の主演男優賞の映画部門でアンソニー・ホプキンス、ドラマ部門はマシュー・リスがノミネートされています。
特にマシュー・リスは、隔世の感を感じているかもしれませんね。
その後順調に映画やドラマに出演し、遂に『ブラザーズ&シスターズ』で大ブレイク。
マシュー・リスは次男のケビン・ウォーカー役が本当にはまり役でした。
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何かと小うるさい姉二人に、勝手な長男、問題を抱えている弟の間に挟まれ、いつも調整役のような役割。
頭を悩ませながらも、母親や兄弟姉妹を常に第一に考えている役柄を、いい感じで演じていましたね。
それにしても、このドラマ、今は当たり前ですが、いろんなシチュエーションが入り混じっていましたね。
マシュー・リスは同性愛の弁護士役、弟のジャスティンは帰還兵で薬物依存症。
その他にも政治的な問題や離婚、愛人問題などなど、スキャンダルが盛りだくさん。
ですが、最終的には母親の家のダイニングでワインを飲んで、一件落着みたいな。
まるでアメリカ版の水戸黄門のごとく、観ていて何か安心できるドラマだったのではないでしょうか。
この番組で、アメリカドラマを見るようになったファンも少なくないと思います。
そしてエミー賞主演男優賞を受賞した『ジ・アメリカンズ』の活躍は記憶に新しいところですね。
マシュー・リス「ペリー・メイスン」でゴールデングローブ賞にノミネート
そしてマシュー・リスは、今年のゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)に、主演する『ペリー・メイスン』でノミネートされました。
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このドラマ、制作総指揮がロバート・ダウニーJr.。
往年の人気TVドラマ「弁護士ペリー・メイスン」のオリジナルでは描かれることのなかった、ペリー・メイスンの知られざる過去を描くというもの。
マシュー・リス自身もプロデューサーとして企画にも加わっています。
ストーリーはオリジナル版とはかなり違っています。
かつて名優レイモンド・バーが演じた敏腕弁護士役ではなく、マシュー・リスが演じるのはその日暮らしのバツイチ私立探偵。
風貌もスッキリとした出で立ちがイメージのマシュー・リスが、無精ひげをはやし、安物のスーツを着て、お世辞にもかっこいいとは言えません。
仕事ぶりも汚れ仕事がほとんど。
時には金を握らせて情報をとるようなダーティーなことも。
ヨーロッパ戦線から帰還後もそのトラウマに悩まされ、離婚で会えない息子との関係など、オリジナルでは描かれなかったメイスンの暗い過去や弁護士になった経緯などを描いていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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