映画『アダムス・ファミリー』のキャストたちは現在、どうしているのでしょう?
個性的なキャストたちの現在と、最新作をご紹介します。
アダムス・ファミリー あらすじ
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とある街に、一軒の不気味な巨大屋敷があった。
住人のアダムズ一家は当主・ゴメズを始め、魔女の血を引くモーティシア夫人、ウェンズデーとパグズリーの姉弟、夫人の実母・グラニー、使用人のラーチそして手だけしかないハンドの7人暮らし。
傍から見れば不気味で暗く陰鬱な雰囲気漂う一家だが、これが日常であり常識。
膨大な資産を持つ彼らは何不自由なく幸せに暮らしていた。
だがゴメズは、25年前に失踪したアダムス家の長男である兄・フェスターの行方を一人案じ続けていた。
アダムス・ファミリー キャストの現在は?
【モーティシア・アダムス】アンジェリカ・ヒューストン
モーティシアは、アダムス家の母親。
美しく痩せこけた魔女。
アンジェリカ・ヒューストン
生年月日: 1951年7月8日
年齢: 71歳
出生地: カリフォルニア州 ロサンゼルス
身長: 178 cm
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アンジェリカ・ヒューストンは、1985年、父親ジョン・ヒューストンが監督した映画『女と男の名誉』で、アカデミー助演女優賞を受賞した名女優。
現在も、第一線で活躍しています。
最新作は、ノア・シュナップス主演映画『アーニャは、きっと来る』のオルカーダ役、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』で、ナレーターを務めています。
【ウェンズデー・アダムス】クリスティーナ・リッチ
アダムス家の長女。
三つ編みのおさげ髪に水玉のワンピースを着て、いつも不幸そうな顔つきで、無口。
クリスティーナ・リッチ
生年月日: 1980年2月12日
年齢: 42歳
出生地: カリフォルニア州 サンタモニカ
身長: 155 cm
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当時は、「天才子役」として話題になった、クリスティーナ・リッチ。
その後も、ジョニー・デップと共演した映画『スリーピー・ホロウ』、キアヌ・リーブス主演映画『マトリックス レザレクションズ』などに出演。
ドラマにも出演し、『アリー my ラブ』『PAN AM/パンナム』などにレギュラー出演するなど、活躍が続いています。
最新作は、スリラー映画『Monstrous』では、主演としてローラ役。
さらに、主演映画『The Dresden Sun』が予定されています。
【ラーチ】カレル・ストルイケン
アダムス家の執事。
非常に長身で、いつもヨロヨロ歩いており、フランケンシュタインに似ている。
カレル・ストルイケン
出生地: オランダ ハーグ
生年月日: 1948年7月30日
年齢: 74歳
身長: 213 cm
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フランケンシュタインのような風貌の執事を演じていた、カレル・ストルイケン。
その後も、映画『スタートレック』シリーズや、テレビドラマ『ツイン・ピークス』シリーズなど、現在も、怪演俳優として活躍しています。
最新作は、映画『ドクター・スリープ』。
グランパ・フリック役でユアン・マクレガー、レベッカ・ファーガソンなどと共演しています。
【フェスター・アダムス】クリストファー・ロイド
ゴメズの兄。
性格はまともだが、外見は一番怪しい。
禿で白い肌、目にはクマ、歯は無く、年中コートを着ている
クリストファー・ロイド
生年月日: 1938年10月22日
年齢: 83歳
出生地: コネチカット州 スタンフォード
身長: 185 cm
Great Scott, it’s @GalaxyConRDU ⏰ pic.twitter.com/Dgp0lpHaTN
— Christopher Lloyd (@DocBrownLloyd) June 27, 2023
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役の印象が強い、クリストファー・ロイド。
『全米捜索!バック・トゥ・ザ・フューチャー』が2021年に、日本でも放送されていました。
現在も、舞台、映画、テレビ、声優など、幅広く活躍中です。
2002年から続くアニメ『サイバーチェイス』のハッカー役で声優を務めている他、映画『Mr.ノーバディ』、ドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』などに出演。
最新作は、2022年の子供向けホラー『スピリット ハロウィン: ザ ムービー』アレック・ウィンザー役があります。
【パグズリー・アダムス】ジミー・ウォークマン
アダムス家の長男でウェンズデーの弟。
縞模様のシャツにサスペンダー付きの半ズボンの悪ガキ。
ジミー・ウォークマン
生年月日: 1980年10月4日
年齢: 41歳
出生地: バージニア州フェアファックス
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1991年~2004年まで俳優として活動をしていましたが、引退。
現在は、映画やテレビ番組制作の技術スタッフをしています。
映画業界で働く人々の労働組合の活動もしているそうです。
【ゴメズ・アダムス】ラウル・ジュリア
家族をこよなく愛するアダムス家の家長。
頭が良いわけではないが、悪巧みには頭が回る。
生年月日: 1940年3月9日
出生地: プエルトリコ サン・フアン
身長: 188 cm
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『アダムスファミリー2』公開の翌年、1994年10月24日、脳卒中のため54歳で死去。
1995年公開された『闇に抱かれて』のトマス・ラミレス役での出演が、遺作となりました。
【グラニー・アダムス】ジュディス・マリナ/キャロル・ケイン
アダムス家のおばあちゃん。
ジュディス・マリナ
生年月日: 1926年6月4日
出生地: ドイツ キール
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『アダムス・ファミリー』のグラニー役を務めたジュディス・マリナ。
『狼たちの午後』ではアル・パチーノの母親役の他、演劇活動で多大な貢献をした女優です。
『アダムス・ファミリー』後も、映画『みんな私に恋をする』やドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』に出演。
2015年4月10日に、88歳で死去。
2019年に、ドキュメンタリー『The Forgiveness of Judith Malina』が公開されました。
キャロル・ケイン
生年月日: 1952年6月18日
年齢: 70歳
出生地: オハイオ州 クリーブランド
身長: 158 cm
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『アダムス・ファミリー2』では、キャロル・ケインがグラニー役を務めました。
当時は40歳と若かったため、特殊メイクをしていたそうです。
その後も、映画、ドラマに数多く出演。
最新作は、ドラマ『スタートレック:ストレンジ・ニューワールド』(2022年)で、ペリア役を務めています。
アダムス・ファミリー まとめ
『アダムス・ファミリー』、コメディ映画の中でも、記憶に残る楽しい映画ですね。
元々は1937年から雑誌『ザ・ニューヨーカー』に掲載されていた無題の一コマ漫画だったそうです。
その頃は、キャラクターの名前もあいまいで、映像化されるようになって、キャラの名前がちゃんとついたのだとか。
タイトルの「アダムスファミリー」も原作者のチャールズ・アダムスからとったと言います。
それ以降、映画、アニメ、舞台と受け継がれていき、独特の個性を持ったキャラクターも、都度つど成長していったようです。
個人的には、ゴメズ・アダムス役のラウル・ジュリアが大好き。
フランシス・コッポラ監督作品『 ワン・フロム・ザ・ハート』の伊達男ぶりが、印象に残る俳優だったので、コメディの演技は予想外でした。
ですが、ギャップがあって、楽しいキャラに仕上げているあたりはさすがです。
彼の代表作になりましたね。
『アダムス・ファミリー3』の企画中に、突然亡くなってしまったのです。
本当に残念です。
他のキャストたちも、実力ある俳優で、現在まで活躍する人たち。
テンポある軽快な笑いの裏には、しっかりした演技力とアドリブ。
そういったものが、がぎっしり詰まっているのでしょうね。
そんなことを全く見せずに、演じている俳優たちに拍手!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!