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アラン・カミング『インスティンクト』主演俳優のの魅力とは?

ドラマ『インスティンクト -異常犯罪捜査-』や映画『チョコレートドーナッツ』で有名は、アラン・カミング。

俳優以外にも、映画監督、脚本家のほか、詩人であり小説家でもあります。

そんなマルチな活躍するアラン・カミングの魅力をご紹介します。

 

アラン・カミングの身長・年齢、結婚は?性差別へ立ち向かう姿も情熱的!

アランカ・ミングの身長・年齢・出身地などプロフィール。

本名: Alan Cumming
生年月日: 1965年1月27日
年齢: 58歳
出生地: イギリス アバーフェルディ
身長: 178 cm

いかにもイギリス人っぽい風貌のアラン・カミング。

彼は1965年1月27日、スコットランドのアバフェルディという町で生まれました。

アバフェルディはウイスキーの「デュワーズ」の蒸留所がある、人口2000人程度の街です。

スコッチウイスキーの本場にある「アバフェルディ蒸留所」はビジターセンターがあって、年間3万5000人ものウイスキーファンが訪れるそうですよ。

日本からの来訪者も多いみたいです。

そんな趣のある街で生まれたアラン・カミング。

高校時代から演劇に興味を持ちました。

1982年に高校を卒業後、グラスゴーのスコットランド王立音楽演劇アカデミーで学びました。

学生時代からその表現力は秀逸で、仲間と「ビクターとバリー」の名前で”Double Act”、いわゆるお笑いコンビを組みます。

ロンドンやオーストラリアのシドニーの劇場や、イギリスのテレビにも出演。

大変な人気を得ていました。

さらに、王立音楽演劇アカデミーの卒業前に、映画でデビュー。

 

卒業後は、スコットランドのテレビなどで活躍していました。

その後、ロンドンに進出しています。

そして、ロイヤルシェイクスピアカンパニーやロイヤルナショナルシアターの公演で、主演を演じるように。

 

1988年に、最も有望な新人に与えられる「オリビエ賞」にノミネート。

1991年にはオリビエ賞のコメディパフォーマンスオブザイヤーを受賞しています。

それ以降、メジャーの道を進んでいくのです。

 

アランカ・ミングは結婚してる?

アランカ・ミングのプライベートにも少し触れておきましょう。

最初の結婚は、女優のヒラリー・リオンさん。

1985年に結婚しましたが、1993年に離婚をしました。

その後、『サークル・オブ・フレンド』で共演した女優サフロン・バロウズと婚約しています。

 

アラン・カミングは、バイセクシャルと公言していています。

同性と結婚や交際し、バイセクシャルであるとカミングアウトする俳優っていますね。

『スーパーガール』に出演していたカイラ-・リーは、結婚後にカミングアウト。

しかし、その後も結婚生活は続いています。

 

アラン・カミングは、2007年に男性と同性婚をして、話題になりました。

アラン・カミングは性差別を反対する市民権運動などにも活発に行っています。

LLAD(中傷とゲイ&レズビアン同盟)のヴィト・ルッソ賞を受賞しています。

 

また、「セカンド・カミング」という香水ブランドを立ち上げ、売上の全てを国際ゲイ&レズビアン人権委員会、LGBTストップ・フリー・プロジェクトに寄付をしています。

 



 

アラン・カミングの代表作『チョコレートドーナッツ』『キャバレー』。映画、ドラマや舞台でも大活躍。

アラン・カミングのハリウッド進出は、1994年。

その後マルチな活動をして、仕事の絶えない人気俳優です。

役どころは、ゲイや変人などの特徴的な役柄多いですね。

特に『チョコレートドーナッツ』での演技は大きな評判を得ました。

ストーリーは、ゲイの男性が育児放棄されたダウン症の子供を育てたという実話をもとに作られたもの。

アラン・カミングは歌手を夢見ながらショーパブで働くパフォーマの役どころ。

歌に演技に実力をいかんなく発揮して見事に演じました。

この映画、アメリカでは大評判となったものの、日本では「ゲイカップルがダウン症の子供を育てる映画なんて」と言う感じで、上映は1館のみだったそうです。

しかし、「王様のブランチ」で映画コメンテーターのLiLiCoさんが号泣しながら作品を紹介したことがきっかけとなり、翌週から140館が上映したそうです。

<主な映画出演作>
『サークル・オブ・フレンズ』(96/パット・オコナー監督)
『ロミーとミッシェルの場合』(97/デヴィッド・マーキン監督)
『Emma エマ』(97/ダグラス・マクグラス監督)
『スパイ・キッズ』三部作(01-03/ロバート・ロドリゲス監督)
『X-MEN2』(03/ブライアン・シンガー監督)
『マスク2』(05/ローレンス・ガターマン監督)
『バーレスク』(10/スティーヴン・アンティン監督)
『スマーフ』(11/声の出演/ラージャ・ゴズネル監督)
『テンペスト』(11/ジュリー・テイモア監督)
『チョコレートドーナッツ』(12/トラヴィス・ファイン)など。

1998年には、舞台でも活躍。ブロードウェイで『キャバレー』に主演しました。

これは、ナチスの影が忍び寄るベルリンのキャバレー“キットカットクラブ”を舞台に歌姫・サリーと作家志望の青年が繰り広げるラブストーリー。

アラン・カミングが演じるのは、ストーリーテラー的キャラクターにして、“キットカットクラブ”で司会を務める男・エムシー役です。

彼はこの役柄でトニー賞「主演男優賞」を受賞しています。

この舞台は、劇場全体がキャバレーの“キットカットクラブ”となっていて、1回の客席フロアはラウンドテーブルになっていて、飲食のオーダーも可能だったそうです。

アラン・カミングは舞台のキャバレーの司会役として、客席に降りて行ったり、観客を舞台に上げたりしたと言います。

ぜひ一度実際に見てみたかったですね。

トニー賞の受賞式でのミニライブを見ましたが、アラン・カミングの出で立ちは上半身裸にサスペンダー姿。妖艶な存在感がハンパない感じですね。

 



アラン・カミング主演の『インスティンクト -異常犯罪捜査-』がおもしろい!

そんなアラン・カミングが出演している犯罪ドラマ『インスティンクト -異常犯罪捜査-』。

アラン・カミング演じるのは、名門ペンシルベニア大学で異常行動学を教えるディラン・ラインハート博士。大学教授兼作家の役どころです。

シーズン1では、ラインハートのところにニューヨーク市警察の刑事、リジー・ニーダム(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)が訪れる。

ニューヨークで最近起こる連続殺人事件が、ラインハートの著書をもとに行われてるのではないか?と言う。

捜査への協力を求めるニーダムの要請をいったんは断るのだが、実はラインハート博士はかつてCIAの辣腕エージェント。

結局のところ事件が気になり、捜査に協力することになる。

アラン・カミングの演じるラインハート博士、ゲイで同性婚をしている設定。

アメリカでもセンセーショナルな役柄設定と言えます。

プロデューサーも兼任している彼が、性差別をなくす彼の活動の一環として、この設定を織り込んだのかなぁなんて思ってしましますね。

ですが、その設定もあってか、アラン・カミングとボヤナ・ノヴァコヴィッチのサッパリした関係性がとてもおもしろい!

正直、この二人のキャラだけでも、十分楽しめてしまいます。

男女バディで捜査をしていく犯罪ドラマは「キャッスル」や「FBI-特別捜査官-」などヒット作が多いのですが、この二人のコンビも見ものです。

是非、ご覧ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また!


 

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