ローラ・ドヴェールの結婚や若い頃!アストリッドとラファエル主演女優を徹底解説

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のラファエル・コスト警視役で話題のローラ・ドヴェール。

日本でも人気上昇中ですね。

フランス女性の魅力あふれる女優だけに、結婚や彼氏の存在も気になるところ。

ローラ・ドヴェールのプライベートから若い頃のプロフィールまで詳しくご紹介します。

 



 

ローラ・ドヴェールは結婚はまだ?彼氏とは事実婚で『アストリッドとラファエル』でも共演した俳優!

ローラ・ドヴェールの彼氏は、フランス人俳優ピエール=エドゥアール・ベランカ。

ふたりは法的には結婚していませんが、2021年にパートナーシップ制度PACSを申請。

この制度はフランス特有の、「同棲以上、結婚未満」の新しい事実婚のカタチです。

 

”フランス婚”なんて言われるように、フランスでは結婚の形態をとらないカップルは少なくありません。

「個人主義」の考えが浸透しているフランスでは、それぞれの財産を区分けするパートナーシップ制度PACSのような事実婚が向いているのでしょう。

女性の就業率が85%もあるのも、理由のひとつかもしれないですね。

 

そんなカップルは、ドライな関係かと、言うとそうでもありません。

ピエール=エドゥアール・ベランカは『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』で、ローラ・ドヴェールと共演もしちゃっています。

シーズン2に登場するジュリアン・カプラン役でゲスト出演しているのです。

 

このドラマでは、アストリッド役のサラ・モーテンセンも、彼氏のブルース・テソールがレギュラー出演していますね。

主役二人が彼氏連れって、撮影に現場はどのような雰囲気なのでしょう?

 



 

ローラ・ドヴェールの若い頃のプロフィール。身長・体重、父も祖母も有名俳優の血筋だった。

ローラ・ドヴェール
本名: Lola Dewaere
生年月日: 1979年12月4日
年齢: 42歳
出生地: フランス ブーローニュ=ビヤンクール

いま日本でも人気のフランス人女優ローラ・ドヴェール。

ローラ・ドベールと表記されることもあります。

身長は175cmで、体重は66㎏です。

アストリッド役のサラ・モーテンセンが身長173cmで体重が56kgですから、並んでいるとボリュームを感じますね。

ですが、40歳代の一般女性からしたら、痩せてるといえるのでは?

 

彼女の父パトリック・ドヴェールは、1970年代に活躍したフランス人俳優。

祖母もフランスの女優、マド・モーリンです。

母はパトリック・ドヴェールの2番目の妻で女優のエリザベスさん。

 

芸能一家に育った三世女優のローラ・ドヴェール。

俳優としてサラブレッドの血筋です。

しかし、ローラ・ドヴェールが3歳のころ、父パトリックは自ら命を絶ってしまいました。

 

まだ、ものごころもつかない時期ですね。

俳優として心構えや、演技指導なども父親から受けていなかったでしょう。

そして、父親の死によって家族は離ればなれになってしまいます。

 

実は、父親が残した借金に追われた母親は、返済のため働かねばなりませんでした。

そのため、母親はローラ・ドヴェールを、祖父母に託すことに。

彼女は、カリブ海にある、フランス領アンティルという、島で暮らすことになります。

 

少女時代のローラ・ドヴェールは、二つのコンプレックを抱いていたようです。

一つは背が高いこと。

思春期の少女にはありがちな悩みですね。

 

そして、もう一つは俳優の父の血を受け継いだ彼女に、祖父母が抱く期待です。

フランスで有名俳優だった父が若くして亡くなって、祖父母の期待はローラに向けられます。

彼女にしてみれば、父の活躍する画面ごしでしか知らない。

 

父からは何の教えてもらっていない彼女からしたら、女優になれと言われてもこまったでしょう。

自分が女優となって活躍する姿など、想像できなかったと思います。

 

そんなローラ・ドヴェールは、思春期を迎える頃、パリの母親の元に戻ります。

しかし、母親の元に戻っても、新たな悩みが生まれます。

母がたびたび漏らす、自殺してしまった父への悪口。

彼女はそに耐えられず、自分の境遇を嘆いて暮らす日々が続きました。

 

それでも、16歳の頃になると、ローラ・ドヴェールは、亡き父の遺作を見るようになりました。

そして、彼女も女優の道に進むことを決意!

1997年、パリの演劇学校クール・フローランに入学します。

 

祖父母も喜んだでしょうね。

ローラ・ドヴェール自身も、父から受け継いだDNAが騒いでいたことでしょう。

ところが、その翌年に交通事故に遭遇。

なんと、女優の道を断念せざるを得ませんでした。

 

その後、ローラ・ドヴェールは女性誌『Jalouse』で、編集者の仕事を始めます。

さらに、不動産関係の仕事に就き、しばらく会社勤めをしていたました。

しかし、女優への想いがつのり、28歳の頃に再び女優の道を歩み出したのです。

 



ローラ・ドヴェールの若い頃のデビュー作や出演作品

女優の道に進んだローラ・ドヴェール。

短編映画『Curriculum』(2007年)でデビューを飾ります。

 

2010年3月、ドラマ『La Vie devant soi』に出演。

さらにその夏には、舞台『La Biscotte』の主役に抜擢。

パリのテアトル・ル・ル・タンプルで公演を行いました。

 

2012年には、コメディ映画『Mince alors !』の主人公の一人を演じることになります。

この映画はフランスで観客動員数を記録し、大人気となりました。

ローラ・ドヴェール自身も、セザール賞有望若手女優賞にノミネートされています。

 

2013年には、パリのテアトル・デジャゼで上演される舞台『La Véritable Histoire de Maria Callas』で、若き日の歌手マリア・カラスを演じました。

さらに同年には、ドラマ『La Croisière』に主演を務めます。

そして翌2014年のテレビ映画『Ligne de mire』で、リュション映画祭若手女優賞を受賞。

 

それ以降も、テレビ映画『Ligne de mire』(2014年)、ドラマ『La vengeance aux yeux clairs』や『Le tueur du lac』(2016~17年)にレギュラー出演。

 

そして、2019年からは、『アストリッドとラファエル』シリーズの主役の一人、ラファエル・コステをサラ・モーテンセンとともに演じています。

 

父親に負けず劣らず、女優として、快進撃を続けるローラ・ドヴェール!

さらに、2022年5月19日、第75回カンヌ国際映画祭の「カンヌクラシック2022」セレクションに参加。

俳優の父の没後40周年に際して作られた、長編ドキュメンタリー『Patrick Dewaere, mon héros』を出品したのです。

ローラ・ドヴェールは、自身の父に捧げるドキュメンタリーの解説を担当したのです。

 

カンヌ国際映画祭に参加し、ローラ・ドヴェールは、父親を誇らしく思ったでしょう。

若い頃は父親の存在がプレッシャーとなっていましたが、彼女自身も有名女優となり、祖父母の期待にも応えられました。

 

一時は事故で断念した女優の道に進み、成功を収めることができた。

そんな彼女に拍手を送りたいですね。

 



 

ローラ・ドヴェール『アストリッドとラファエル』の役作りとは?

ラファエル・コストは、パリ警察の警視です。

仕事熱心で、捜査を解決に導くためには手段を選ばないタイプ。

 

おおらかで包容力のある女性だが、夫と離婚。

息子がいるのですが、親権を失っています。

 

そんな役柄のラファエルの性格を、ローラ・ドヴェールはどのようにとらえているかと言うと。

「ラファエルはいい子で、とても直感的な警官で、単純で正直で丸く、そのために不器用になることもある」

 

「単純で正直で丸い」

ローラ・ドヴェールの演技を観ていると、この言葉に合点がいきます。

それと同時に、コミュニケーションにも役立つヒントが見て取れます。

 

彼女の演技から、私なり感じたことが、3つありました。

●変化に気づく。

状況の変化や、人の行動の変化に気づくことは刑事なら誰でもできますよね。

ラファエルは、アストリッドが稀に見せる笑顔に、ちゃんと反応するのです。

変化に気づいて、それに反応してあげるって、信頼関係の基本ですよね。

 

●良いものは良いと判断する。

いくら有能だからと言って、自閉症の人に頼るのは、ためらうものです。

しかし、正直で単純なラファエルにとっては、「良いものは良い」

だから、アストリッドの良い点をどんどん引き出してゆきます。

 

●受け止める。

母でもあるラファエルは、とにかく母性豊かで、懐が広い。

自分の型にはめずに、アストリッドのペースをちゃんと守ってあげています。

相手の動きやすいようにしてあげるのは、仕事のコミュニケーションの基本です。

 

ちなみに、母性豊かなリーダーが海外ドラマに増えていますね。

CSI:ベガス』のマクシーン・”マックス”・ローディー(演:ポーラ・ニューサム)。

NCIS:ハワイ』のジェーン・テナント(演:ヴァネッサ・ラシェイ)。

 

みんな母であり、捜査官です。

少し前になりますが、『CSI:サイバー』のエイブリー・ライアン(演:パトリシア・アークエット)もそうですね。

 

この主人公たちも、部下を型にはめず、いい面を引き出して捜査を進めています。

時に、部下が期待に応えてくれなかったり、思わぬ失敗につながることもあります。

ですか、そんなことは許容します懐の広さがあります。

 

ラファエルにも、同じような母性を感じますね。

そんなキャラをいい感じで演じているローラ・ドヴェール。

『アストリッドとラファエル』での好演はこれからも、楽しみです。

2023年11月には、ドラマシーズン4がフランスで放送開始。

新シーズンでのローラ・ドヴェールの役づくりも、早く見てみたいでづね。

 

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ローラ・ドヴェールまとめ

・ローラ・ドヴェールは、『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のラファエル・コスト警視役を熱演中のフランス人女優。

・父パトリック・ドヴェールは、1970年代に活躍したフランス人俳優。

・彼氏は、フランス人俳優ピエール=エドゥアール・ベランカ。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!

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