大人気ドラマ『Dr.HOUSE』の主演だったヒュー・ローリー。
『Dr.HOUSE』ファイナル後、10年近くたつ今も人気が衰えないのは、クセの強い役柄の印象があるようです。
実は、ヒュー・ローリー自身も、ちょっと変わった『クセが強い人』のようです。
そんな彼のプロフィールやクセの強いエピソードをまとめてみました。
ヒュー・ローリーの身長や年齢、性格などの基本プロフィール。
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ヒュー・ローリーは1959年6月1日生まれ。
オックスフォードシャー州オックスフォードの出身です。
身長は188cmと、かなり大きいですね。
誕生日占いを見ると、この日に生まれた人は、”指導力がある”、”鉄の意志を持つ”長所があるのだそうです。
逆に短所は”横柄”、自己中心的”、”傲慢”。
ドラマ『Dr.HOUSE』の主人公ハウスそのものですね(笑)
実際の彼も、ちょっとこだわりを持ったかわった人のようです。
その一つに、自分の演技を見るのが大嫌いなんだとか。
インタビューでこのように語っています。
「出来上がったドラマはほとんど観ていない。自分自身を見るのも嫌いだけど、あのアメリカン・アクセントを聞くのはもっと嫌なんだ。あんなにバカっぽく、一本調子で間違いだらけに聞こえるとは思っていなかったよ」
イギリス人の彼は、ドラマスタッフ曰く、アメリカンアクセントが完璧だったと言っていました。
『バカっぽい』って、何気にアメリカンアクセントをディスっています。
クセが強い!
ヒュー・ローリーはケンブリッジ大学セルウィン・カレッジで考古学と人類学を専攻していたんです。
なんか、イギリスの伝統とか風習とかにもこだわりがありそうですね。
また、彼はボート競技でイギリスのユース代表にも選ばれているそうです。
お父さんがボートでオリンピックの金メダリストなんですって。
彼もケンブリッジ大学のメンバーで頑張っていたそうなのです。
ですが、伝染性単核症になり、退部せざるを得なかったようです。
これって自然治癒を待つしかなく、具体的な治療法がないようなんです。
チームプレイの競技なので、残念でしたね。
ボート部を退部後は、ケンブリッジ大学のアマチュア演劇サークル「ケンブリッジフッㇳライツ(Cambridge Footlights)」に入部。
そこでエマ・トンプソン(後のアカデミー主演女優賞・脚色賞の受賞者)たちとコメディーを演じ、1980年~1981年には座長も務めていたそうです。
ボートでオリンピックを目指していたヒュー・ローリーですが、そうやって役者の道をスタートさせたんですね。
ヒュー・ローリーの出演作。『ホームアローン』に出ていた?!
1981年にその「フットライツ」のコメディ『The Cellar Tapes』に出演。
そして、1982年にもコメディの『There’s Nothing to Worry About! 』。
1989年に放送された『ブラックアダー(Blackadder Goes Forth)』では、『Mr.ビーン』でお馴染みのローワン・アトキンソンと共演しています。
その後も、1990年~1993年の『天才執事ジーヴス(Jeeves and Wooster)』など、イギリスではコメディ作品に多く出演しています。
なので、名門中の名門ケンブリッジ大学を卒業していながら、コメディアンをやっているのか不思議ですよね。
それが、イギリスって「一流のコメディアンになりたかったら、ケンブリッジ大学かオックスフォード大学に行け」って言われるほど、コメディと言うものがリスペクトされているんですって。
ローワン・アトキンソンもオックスフォード大卒なんです。
こちらの大学にも「オックスフォードレビュー」というコメディサークルがあるそうです。
あの一世を風靡したお笑い番組「モンティパイソン」のメンバー6人のうち、5人がケンブリッジとオックスフォード大学出身なんです。
シェークスピアが悲劇も喜劇も書き尽くしたと言われているくらいのイギリスにあって、喜劇は芸術の一つとして根付いているんですね。
日本でも高学歴芸人としてロザンの宇治原が有名ですね。
最近はパックンもハーバード大卒で活躍しています。
しかし、コメディアンとしてよりも、クイズ回答者やコメンテーターとしてのイメージが強いですね。
東大卒芸人を調べてみると、田畑藤本の藤本、XXCLUBの大島育宙、あかもんの山口おべんと澤井俊幸、石井てる美、東大ヤンキー澤山がいます。
私は、一人も知らないかな。。。。
ちょっと話がずれてしまいました。
だから、ヒュー・ローリーはイギリスでの出演はコメディが多いのです。
そんなイメージがあるからか、映画『ホームアローン』に出演していたという記事がありました。
なんだろう?
泥棒役の背の高い方がヒュー・ローリーがやってたわけではないですよ。
『ホームアローン4』のお父さん役のことだったのかな?
そのお父さん役は『シカゴP.D.』のジェイソン・ベギーなんですけど。
ヒュー・ローリーのドラマ『Dr.HOUSE』で足も口も悪い医師を演じて大ブレイク。ギャラもうなぎ登り!
ヒュー・ローリーと言えば、足の悪い偏屈な医師ハウスが代名詞ですよね。
部下はもちろん、上司や友人にまで皮肉を浴びせる口の悪さが、ウリでした。
でもちょっとナイーブな面もあって、それを助ける同僚医師のウィルソンや院長のカディとの絆も見え隠れするところがよかったなぁ。
それに部下たちもなんだかんだ言って、ハウスへの信頼感は切れなかったですよね。
フォアマンもチェイスも離れても戻ってきたし、キャメロンも気持ちはつながっていたと思います。
その時は嫌で嫌でしょうがなかった上司も、時が過ぎてみると、「いい経験をさせてもらった」と懐かしく感じるもの。
ハウスもそんな上司でしたね。
ドラマも大ヒットして2006年と2007年に、2年連続のゴールデングローブ賞主演男優賞(TVドラマシリーズ/ドラマ部門)を受賞しています。
そんなこともあって、ヒュー・ローリーのギャラもうなぎ登りに。
2004年の『Dr.HOUSE』放送開始時点でのギャラは1エピソードあたり、5万ドル(約500万円)程度。
それが、2008年にはエピソードあたりの出演料は、40万ドル(約4000万円)になったとか。
なんと4年で8倍に!
ヒュー・ローリーの現在。ハウス後も大活躍を続ける最強の人気俳優!
『Dr.HOUSE』は2004年から2012年に渡って8シーズンの大ヒットとなりました。
ヒュー・ローリーはファイナルを迎えた後、一時期「引退する」と公言していました。
世界的に有名になったのに引退だなんて!
そんなところも、ちょっと変わってますね。
クセが強い!
しかし、しばらく休養を取ったものの、2015年に映画『トゥモローランド』に出演。
そして、2015年~2019年にシットコム『Veep/ヴィープ』でも20話に出演し、本来のコメディ俳優として活躍しました。
さらに、2016年に出演したドラマ『ナイト・マネージャー』では、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞。
現在は、宇宙を舞台にしたコメディドラマ『Avenue 5(原題)』宇宙船”アベニュー5″の、ライアン・クラーク艦長役で主演を務めています。
このドラマは宇宙観光業界になじもうと四苦八苦する宇宙戦艦長を描いたものだそう。
放映1ヶ月でシーズン2へ更新が決定されたと言うほど人気になっています。
さすが、ヒュー・ローリー。
人気も実力も、くっせの強さも!、衰えを知らない最強俳優ですね!
このドラマも日本放映が楽しみです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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