カール・アーバン『ザ・ボーイズ』ブッチャー役の魅力!

今回はカール・アーバンです。
今、最も注目されているドラマ『The Boys/ザ・ボーイズ』でリーダーのビリー役で、主演する人気俳優です。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオメル役や、『スタートレック』シリーズのマッコイ役でも知られていますよね。
そんなカール・アーバンの魅力に迫ってみます。

カールアーバンの身長 年齢 生い立ち『ロード・オブ・ザ・リング』エオメル役、『マイティ・ソー 』『RED』など一癖ある役柄が魅力の俳優

本名: Karl-Heinz Urban
生年月日: 1972年6月7日
年齢: 50歳
出生地: ニュージーランド ウェリントン
身長: 185 cm

『ロード・オブ・ザ・リング』エオメル役でブレイク!

人間味あふれる俳優カール・アーバン。

どのような経験をしてきたのでしょうか?

彼は、ニュージーランドのウェリントンで生まれています。

お父さんはドイツからの移民。

なるほど、あのがっしりした顔つきは、ドイツ系だからなんですね。

映画館で働いていたお母さんの影響で、映画に関心を持ったようです。

テレビデビューは8歳の時。

いくつかのドラマやCMに出演していました。

その後、24歳の時にアメリカのドラマ『ジーナ』へ出演します。

そして、ハリウッドデビューは、2002年です。

謎の豪華客船が舞台の、ファンタジック・ホラー映画『ゴーストシップ』でした。

さらに同年、世界的ヒットの『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』に出演。

エオメル役を務めました。

また、翌年の続編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』にも出演します。

俳優人生の中で、初めてのブレイクを経験しました!

 

カール・アーバンが似てる”あの人”

そして、なんと言っても、カール・アーバンの名前を、というよりは顔を知らしめたのは『スター・トレック』(2009年)です。

レナード・“ボーンズ”・マッコイ役を覚えている、ファンもいらっしゃるのでは?

オリジナルシリーズで同役を演じた、デフォレスト・ケリーと似てましたね。

「そっくり!」ではないのですが、往年のスタートレックファンも納得の印象でした。

その後の続編、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013年)にも出演。

さらに、『スター・トレック BEYOND』(2016年)にも出演しました。

 

演技力が光った『マイティ・ソー』

次第に、ハリウッドでも存在感を表してきたカール・アーバン。

2010年のアクション映画『 RED/レッド』では大物俳優たちと渡り合います。

ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンと共演をします。

そして、2012年には、ルベスター・スタローンの後を受けて、主人公を受け継ぎます。

人気SFアクション『ジャッジ・ドレッド』の続編に、主演をしたのです。

人気、実力ともうなぎ登りとなったカールアーバン。

2017年には、人気シリーズ『マイティ・ソー バトルロイヤル』に出演します。

アスガルドの兵士でありながら、ケイト・ブランシェット演じるヘラの右腕となったスカージ役を務めます。

この役柄、とても印象的でしたね。

ヘラとともにアスガルドの支配を進める中で、最後には民を守るため、アスガルドに戻り、戦いの中で散っていく。

このスカージ役は、とても印象的な役柄でした。

『ロード・オブ・ザ・リング』以前は、汚れ役が多かったカール・アーバン。

そんな経験で培った演技力が、活きていたのでしょうね。


 

カールアーバン演じる『ザ・ボーイズ』ビリーの役どころ

『ザ・ボーイズ』で見せるカール・アーバンの存在感

月間2億人以上が利用していると言われる”IMDb”が、2020年に最も検索された番組のTop10を発表しました。

そのドラマシリーズジャンルが、こちらです。

ドラマシリーズTop10
1.『The Boys/ザ・ボーイズ』(Amazon Prime Video)
2.『ペーパー・ハウス』(Netflix)
3.『DARK ダーク』(Netflix)
4.『オザークへようこそ』(Netflix)
5.『マンダロリアン』(Disney+)
6.『クイーンズ・ギャンビット』(Netflix)
7.『アンブレラ・アカデミー』(Netflix)
8.『ウエストワールド』(HBO)
9.『ウィッチャー』(Netflix)
10.『ザ・クラウン』(Netflix)

第一位に輝いたのがカール・アーバン主演の『The Boys/ザ・ボーイズ』。

このドラマは、腐敗しきったスーパーヒーローと、それを巧みに操って巨大ビジネスを手掛ける“ヴォート社”と、その闇を暴こうと果敢に挑むアウトロー集団“ザ・ボーイズ”の熾烈な攻防を描いたもの。

カール・アーバンは、“ザ・ボーイズ”のリーダー役、ビリー・ブッチャーを務めます。

この主人公がカッコいいのです!

着ている服は、よれよれのロングコートに、染みだらけのアロハシャツ。

ですが、鋭い眼差しに、髭を蓄え、眉間に皺を寄せた顔つきが、渋い!

しかし、どこか胡散臭くって、ちょっとお調子者。

そんなキャラを、カール・アーバンは、「人間味」を加えて魅力的に演じます。

彼の持つ存在感が、このドラマを単なるヒーローものにとどめないように感じます。

劇中では、あり得ないことが次々に展開されます。

ですが、彼の存在がこのドラマで描く、人間のエゴや社会の闇を引き立たせています。

そんな俳優が、いるといないでは大違い。

これって、演出家にとっては本当に助かると思います。

この作品、スーパーマンに生身の人間が太刀打ちできるわけないんだけど。

カール・アーバンの存在感が、このドラマがB級の作り物に見せないのですよね。

 

カール・アーバンの役づくり

シーズン1の第1話で、”トランスルーセント”という透明人間と殴り合うシーン。

この場面は、普通に考えたら、スーパーヒーロー相手にかなう訳ないのです。

だから、ビリーは殴られて口から血を流し、一方的にやられます。

ですが、次第に相手の動きを捉え、味方の応援も借りて、電気ショックで仕留める。

そんな、なんでもありの、泥臭い戦いをしていきます。

それにしても、この時のカール・アーバン。

この透明人間相手の立ち回りは、さぞや大変だったのではないでしょうか。

あるインタビューで、その苦労を語ってくれています。

「相手なしで戦うってのは想像よりはるかに難しいんだ。普通、戦いでは相手の動きを見ながら反応するわけだから。」

「なのに、あの時はそれを全部自分の頭の中で思い描かなきゃならなかった。それって全然勝手が違うんだよ。」

アクション映画の経験は豊富なんだろうけど、苦労したようです。

また、スーパーヒーローが、善と悪が入り混じっていてるこのドラマの設定を、彼は気に入っているようです。

こんなコメントを語っていますよ。

「白黒がはっきりしている物語には、私はあまり興味を感じません。私に言わせると、キャラクターに関して一番魅力的なのは彼らの過ちです。まさにその過ちが彼らに人間味を与え、視聴者が彼らを自分と関連づけることができるのですから」

その人間味を一番出しているのが、カール・アーバンだと思いますけどね。

▼関連記事:こちらも是非ご覧下さい▼

『ザ・ボーイズ』のキャストとあらすじ。



 

カールアーバンの魅力満載。必見ドラマとは?

ドラマは、ニュージーランドで2作、アメリカで3作程度しか出ていないようです。

ぜひ見て欲しい欲しいカール・アーバンの出演ドラマがあります。

それは、『ALMOST HUMAN/オールモースト・ヒューマン』です。

数々のヒットを飛ばす、あのJ・J・エイブラムスが手掛けたもの。

あらすじは、近未来を舞台に、カール・アーバン演ずる、事件で相棒と片足を失った刑事のジョン・ケネックスが、嫌悪感を抱いているアンドロイドのドリアンとパートナーを組まされ、凶悪犯罪に立ち向かうというストーリー。

このアンドロイドのドリアン役が、マイケル・イーリー。

『アンダーワールド 覚醒』に出ていた俳優です。

二人の掛け合いが、何とも言えないんですよね。

カール・アーバン演じるジョンは、事件捜査中の負傷で、片足を失ないます。

そのため、どこかトラウマを抱えている役柄。

一方のアンドロイドのドリアン。

高性能すぎて「人間味がありすぎる」アンドロイドです。

ジョンは、鼻からアンドロイドを信じていないのです。

ですが、ジョンのトラウマにより躊躇してしまう点をドリアンがフォロー。

アンドロイドの優しさと、感情的な対応に助けられるジョン。

次第に、信頼感で結ばれていくのです。

このドラマのヒューマンな要素に惹かれました。

カール・アーバンも、ジョン・ケネックス刑事の役柄について、このように語っています。

ドリアンは優しさにあふれていて、それがとても人間的。ケネックスは、ドリアンを嫌おうとしたけれど、ドリアンのそういう性質のために、嫌うことができなかった。ドリアンを受け入れていくケネックスを演じるのはとても面白い。

残念ながら、シーズン1で打ち切りになってしまったんです。

視聴率はかなり高かったようですが、新しいドラマと天秤にかけられてしまったようで。

現在、U-NEXTで配信があるようです。

機会があったら、是非ご覧ください。

 

と言ううことで、カール・アーバンの魅力を振り返ってみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また!

 

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