大ヒットドラマ『ザ・クラウン』のフィリップ王子役で、プライムタイム・エミー賞にノミネートされたマット・スミス。
最近では、『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚である『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でデイモン・ターガリエン王子役を演じて話題となっています。
そんな、マット・スミスの生い立ちや、プライベート情報、そして 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』出演でのエピソードをご紹介します。
マット・スミスの彼女リリー・ジェームズとの関係は?
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マット・スミスは現在40歳。
今のところ、独身生活を楽しんでいるようです。
元彼女と言えば、リリー・ジェームズです。
2014年6月から交際を開始。
『高慢と偏見とゾンビ』(2016年)で共演するなど、周囲では、婚約間近と言われていたのですが、2019年12月に破局してしまいました。
原因は、お互い忙しく、すれ違いが続いていたからのようです。
現在はと言うと、彼女の情報はありません。
では、リリー・ジェームズより以前の元カノはと言うと。
最初に、交際が公になったのは、『ドクターフー』に出ていたビリー・パイパーです。
2006年に交際していました。
2009年には、ブラジル人女優のマヤナ・モウラと交際。
2010年5月から2013年1月まで、イギリス人モデルのデイジー・ロウと交際をしています。
途中、『ドクターフー』で共演したカレン・ギランとの交際も噂されるなどがありましたが、現在は特定の彼女はいないようです。
幻の『スター・ウォーズ』をマット・スミスが語る
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「マット・スミスって出てた?」と思うファンも多いでしょう。
実は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で演じるはずの役を、全カットされてしまったのです。
と言うより、一切撮影をしていないとのこと。
どんな役だったか知りたいところですが、それは言えないのだそう。
ですが、「シリーズの歴史の大きな転換」になるようなものだったようです。
物語を決める段階で、その役柄自体が無くなってしまったのですね。
それにしても、役柄だったそうなのですが、気になります。
マット・スミスも未練タラタラのようです。
もしかしたら「復活もあり得る」と言っていました。
マット・スミス 身長 年齢 生い立ち
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本名: Matthew Robert Smith
生年月日: 1982年10月28日
年齢: 40歳
出生地: イギリス ノーザンプトン
身長: 182 cm
マット・スミスは子供の頃、祖父がノッツ・カウンティFCのサッカー選手だった影響で、サッカーに熱中していました。
名門チームのノッティンガム・フォレストや、レスター・シティのユースチームではキャプテンをしていたほど将来を有望視されていました。
しかし、背中に大きな怪我をして脊椎分離症となってしまいます。
そのため、サッカーを断念せざるを得ませんでした。
落ち込んでいるマット・スミスに、演劇教師をしていた彼の従兄弟で先生の一人が、舞台『十二人の怒れる男』の10番目の陪審員役での出演を誘いました。
そのとき、マット・スミスは出演しませんでしたが、その後も従兄弟が熱心に俳優になることを勧めました。
マット・スミスは結局、ナショナル・ユース・シアターに参加します。
演技の勉強をかさね、舞台経験を積むうちに、彼はナショナル・ユース・シアターで中心的な存在になりました。
そして、イースト・アングリア大学で演技と創作を専攻し、2005年に卒業。
彼は俳優の道に進むことを決意しました。
当初は、数々の舞台に出演。
マット・スミスの演技力に注目が集まります。
2006年に、『サリー・ロックハートの冒険』のドラマ化で、初めてテレビドラマに出演します。
順調にテレビドラマに出演するようになったマット・スミスは、2009年にイギリスの人気長寿ドラマ『ドクターフー』の11代目ドクターに抜擢。
26歳という歴代最年少でのドクター役でした。
マット・スミス『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の役づくり
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『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』から200年前を舞台に、ドラゴンを操るターガリエン家の物語が描かれる壮大なドラマ。
マット・スミスが演じるのは、デイモン・ターガリエン王子。
七王国の5番目の王、ヴィセーリス・ターガリエン1世の弟です。
王位継承者であり、無比の戦士。
そして、真のドラゴンの血を受け継ぐドラゴンライダーという役どころです。
レイニラ・ターガリエン王女(エマ・ダーシー)との間で、後継者争いを繰り広げるようです。
マット・スミスが、ドラマ放映前に、今回の役どころの印象について、語ってくれていました。
「良い役どころです。演じるのに興味深くて、ダークで神経質な役です」
そして、出演するにあたりこのように思ったそうです。
「金髪のウィッグとドラゴンライド、剣を使った戦いに挑戦するのは面白そうだと思った」
マット・スミスは、七王国で最も熟練した戦士ということなので、迫力あるアクションシーンも期待できそうですね。
さらに、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではあまり見られなかったドラゴン同士の本格的な戦いも見どころのようです。
「僕が乗っているドラゴンは、大きくて獰猛で、気性が荒いです。彼以上に怒りやすいドラゴンはいないですね。ほんとに不機嫌なやつなんですよ。」
演じるデイモン・ターガリエン王子自身も、気性の荒い性格と言うことなので、どのような戦いを見せてくれるのでしょう。
「僕たちはとても真面目に取り組んでいますし、ドラゴンと剣の戦いを交えた楽しい世界をお届けできるようにベストを尽くしています」
そう締めくくって、インタビューを終えたマット・スミス。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、8/22(月)から、U-NEXTで独占配信がスタートします。
ドラマでの活躍が楽しみです。
マット・スミスの出演映画やドラマ
マット・スミス 『ドクターフー』
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11代目のドクターフーで、シリーズ5~7に出演。
26歳のドクターは歴代最年少。
当時のイギリスのテレビシリーズで、最も若い主演俳優だったそうです。
実は、同番組のプロデューサーが手掛ける『SHERLOCK(シャーロック)』のジョン・ワトソン役のオーディションも受けていたそうです。
そのプロデューサー的には、マット・スミスはシャーロック・ホームズ役に向いていると考えていたそうです。
しかし、ベネディクト・カンバーバッチがシャーロック役に決定。
そのため、3週間のオーディションの結果、最年少のドクター役に抜擢されました。
マット・スミス 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
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ご存じ、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の代表作です。
このときのサラ・コナー役は、『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演の、エミリア・クラーク。
マット・スミスの役柄はと言うと、映画公開当時、公開直前になっても演じる役柄や映像がほとんど表に出てきませんでした。
と言うのも、ストーリーの核心を捉えた役だったか。
その役柄はと言うと、見た目には、抵抗軍所属でジョン・コナーの部下アレックス。
そして、潜入型のターミネーターのT-5000として登場。
しかし正体は、統合システム「ジェニシス」=スカイネットそのものでした。
登場シーンも10分程度でしたが、インパクトのある役柄でしたね。
マット・スミス 『モービウス』
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2022年4月に公開した映画で、マーベル・コミックではスパイダーマンの宿敵として知られる、モービウスを主人公とした作品です。
主人公モービウス(ジャレッド・レト)と同じく、血液系疾患に苦しんでいる友人マイロ(本名ルシアン)を演じてます。
血清によってヴィランとなるマイロを、丹念に考えて役づくりをしているようです。
マーベル作品なので、今後の発展的な役柄ともなり得そうですね。
今後の、マット・スミスの活躍に注目です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!