映画『ヘアスプレー』や『シカゴ』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実績もある、クイーン・ラティファ。
実は女性ラッパーとしても超有名。
そんな彼女が主演する犯罪アクションドラマ『イコライザー』(原題:The Equalizer)が大好評・
クイーン・ラティファの若い頃から現在までをまとめました
クイーンラティファ主演の『イコライザー』が全米で放映スタート!日本でも放送が決定!
She’s about that business. #TheEqualizer is back with an all-new episode TONIGHT at 8/7c. Come through. pic.twitter.com/BKud4srvkT
— The Equalizer (@TheEqualizerCBS) April 4, 2021
クイーン・ラティファ主演の犯罪アクションドラマ『イコライザー』が全米で2月から放映が開始。
このドラマはデンゼル・ワシントン主演で大ヒットした、同名映画のリブート作品と思いきや、映画自体も1985年~1989年に放送された人気ドラマ『ザ・シークレット・ハンター』のリブートだそうです。
今回は、その『ザ・シークレット・ハンター』をベースに新しく描かれるようで、クイーン・ラティファはロビン・マッコールという元CIAの工作員と言う設定。
”元”とは言えCIAの工作員って、クイーン・ラティファってそんなキャラだったっけ?とちょっと不安に思うのですが(笑)
でも2月の放映以後も順調に数字をとっているみたいですし、早くもシーズン2への更新が決定したようです。
クイーン・ラティファの他に『SATC』のクリス・ノースも出演して、制作陣は大ヒットドラマの『キャッスル』のスタッフが努めているそうですし、その辺のツボは心得ているでしょう。
日本での放送は、AXNにて9月1日(木)23:00スタートです。
楽しみ!
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クイーンラティファ 身長 年齢など基本プロフィール
クィーン・ラティファは本名をデイナ・エレイン・オーウェンズと言って、1970年3月18日 生まれ。
生まれも育ちもニュージャージーの彼女は、ラッパー、シンガー、女優の他にも、レーベル・オーナー、プロデューサー、そして起業家と言った肩書も持っています。
そんなマルチな才能を持った彼女ですが、父親は警察官、母親は高校教師と意外と固い職業の両親に育てられました。(母親は女優という記述も有り)
高校時代は長身(178㎝)を活かして、バスケットボールのフォワードとして活躍。また演劇にも興味があったようで、ミュージカルなどにも出演していました。
1992年に、警察官の兄がオートバイ事故で無くなってしまったようです。
その時のバイクはクィーン・ラティファが贈ってあげたものでした。
そのショックから一時期、うつ病やドラッグによる発作などに苦しんだと、1999年の自伝で表しています。
家族が亡くなるのはショックだったでしょうね。
ましてや事故で突然いなくなってしまったのですから。
1995年にもカージャックというあり得ない経験をしています。
そして、同乗していたボーイフレンドが射殺されると言う被害にあってしまいました。
当時、彼女は荒んだ生活を送っていたようです。
マリファナ所持や拳銃の不法所持で起訴されたり、飲酒運転で逮捕されると言った状況でした。
お父さん警察官なのに!
クイーンラティファのヒット曲「U.N.I.T.Y.」でグラミー賞受賞
クィーン・ラティファは女優だとばかり思っていたのですが、1989年11月28日にデビューアルバム「オールヘイルザクイーン」をリリースしていて、シングル「LadiesFirst」がヒット。女性ラッパーの草分け的存在なのですね。
彼女のサードアルバムブラックレイン(1993年)に収められているシングル「U.N.I.T.Y.」はビルボードチャートの23位と大ヒットし、その年のグラミー賞を受賞しています。
タイトルの「U.N.I.T.Y.」は女性の権利主張のために”結束”しようということで、世界中のコミュニティで女性の視点を高めることに影響を与えました。
<歌詞和訳>
「ブラザーが女の子をビ*チやあばずれと呼ぶのを聞くたびに/シスターの自信を打ち砕こうとするたびに/こういうことは全てやめにしなきゃダメって気づく(中略)U.N.I.T.Y./U.N.I.T.Y./結束よ(彼らに分からせてやりましょう)」
最近あった男女差別の状況を見ると、分かってない”彼らがまだまだ多いのも事実です。
残念ながら、クィーン・ラティファが歌っていたころから、あんまり変わっていないかも。
でも、最近は男性からも、そう言った声が上がることは増えたようですね。
ただ、なんでもかんでも男女は一緒って言うのはどうなんでしょうね。
人間としては平等、男女の違いは「受け止める」って言うのが良いのではないでしょうか。
男女に限らず、お互いの違いを「受け止める」ことが出来ると、争いってそうそう多くはならないと思うのです。
クイーンラティファの結婚相手は?
クィーン・ラティファの恋愛対象は同性のようですね。歴代の恋人も女性ばかり。
最初はアメリカ人歌手のモニファ。
1997年1月から2002年10月まで交際をしていました。
モニファと別れた後に、2002年12月からアメリカのフィットネスの第一人者、ジャネット・ジェンキンスさんと交際を開始。
2008年頃に結婚報道がありましたが、2011年5月に8年5ヶ月間の交際を終了しました。
ところで、ジャネット・ジェンキンスさんは、ハリウッドのセレブ御用達の有名トレーナーで、当時のクィーン・ラティファもクライアントだったそう。
彼女の体型に変化は見られないようなので、トレーニングと称してデートをしていたってことだったのかな?
クィーン・ラティファ、こんなコメントを残しています。
私はスーパーモデルになりたくありません。ロールモデルになりたいです。
う~ん、分かれた原因はダイエットできないクィーン・ラティファに愛想をつかしたからか。。。。
現在は、エボニー・ニコラスさんと2010年7月から交際していて、二人はRebelくんという名前の息子を養子に迎えています。
クイーンラティファの出演映画『シカゴ』『ヘアスプレー』おすすめは『TAXY NY』
女性ラッパー・歌手としてグラミー賞を獲得するほどの実力者ですが、女優としても、とても魅力的だと思います。
名作『シカゴ』では、ママ・モートン役でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。
惜しくもオスカーを逃しましたが、その時の相手がメリル・ストリープ、キャシー・ベイツ、ジュリアン・ムーア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと言うんだから、ノミネートされたこと自体が快挙ですね。
そしてジョン・トラヴォルタが女装して話題になった『ヘアスプレー』では、レコード店のオーナーのモーターマウス・メーベル役を演じていました。
この映画は、トニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカルを映像化したもので、歌の実力を遺憾なく発揮してくれましたね。
私のおすすめは『TAXY NY』です。
人気コメディアンのジミー・ファロン扮する銀行強盗団を追う刑事と、クイーン・ラティファ演じるドライビングテク抜群の気のいいタクシー運転手が主人公です。
モデル並みの美女による銀行強盗団を追いかける刑事が、ひょんなことから協力することになった姉御肌のタクシー運転手二人が、絶妙なコンビネーションで犯人を追い詰めていく展開がとても楽しい映画でした。
クイーン・ラティファの陽気さと切羽詰まっているジミー・ファロンのコントラストが面白かったですね。彼女の魅力がとっても出ていた映画でしたよ。
是非、一度ご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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