サラ・ラミレスと言えば、大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のカリー・トーレス医師役で、海外ドラマファンにはお馴染みですね。
その時の役柄同様、バイセクシャルなサラ・ラミレスですが、最近は「ノンバイナリー」であると公表。
SATCの続編でもノンバイナリーなキャラクターを演じるなど、公私ともにチャレンジングなサラ・ラミレスのプロフィールをご紹介します。
サラ・ラミレスの現在。 ノンバイナリーの役をSATC続編で好演。自身のノンバイナリーへの考えは?
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サラ・ラミレスは2016年に、自身がバイセクシャルであることを告白。
さらに2020年に「男性」「女性」といった枠組みを当てはめようとしないノンバイナリーであると公表しました。
現在出演中の『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That…』では、ノンバイナリーのスタンダップコメディアン、チェ・ディアズ役を好演。
「この社会に生きていると、柔軟性に欠ける枠組みの中で生きなくてはいけないというプレッシャーを感じる。」
こうコメントする、サラ・ラミレス。
ノンバイナリーの役を演じることにで、多くの気づきがあるようです。
「私の力を停止させるようなシステムに対しても私は力を持っている。この役はその力をどう受け入れるのかについて私に教えてくれた」。
セクシャリティだけでなく、メキシコ系と言うことで人種の面でも「私の力を停止させるようなシステム」への行動がわかったと言います。
役を通してノンバイナリーである自分がどうあるべきかを、客観的に見つめることができたのかもしれませんね。
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サラ・ラミレスの現在。インスタで夫と離婚発表?ノンバイナリー公表後の関係は?
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サラ・ラミレスは、ビジネスアナリストのライアン・デボルトと、2012年7月に結婚しました。
そして2016年に、ノンバイナリーであることを公表。
夫婦の間はどうなのか?!と心配されました。
実は、二人は結婚する前からその事実を共有していたようです。
公表後も、夫婦でLGBTQの支援活動をしていました。
しかし、2021年のサラ・ラミレスのインスタで、「ライアンと私はもう一緒ではありません」とコメントしています。
結婚して10年を迎える前に、それぞれの道を歩むことにしたようですね。
サラ・ラミレス身長・年齢などのプロフィール。女優・歌手・声優として成長。
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本名: Sara Elena Ramírez
生年月日: 1975年8月31日
年齢: 46歳
出生地: メキシコ マサトラン
身長: 175 cm
サラ・ラミレスはメキシコ北西部にあるマサトラン生まれ。
両親が8歳の時に離婚。
母親と共にサンディエゴに移住しました。
子どもの頃から、歌うことが好きだったようです。
サラ・ラミレスの才能を伸ばしたいと思った母親は、クリエイティブアンドパフォーミングアーツスクールに通わせました。
そして、ジュリアード音楽院に推薦され、ニューヨークへ。
サラ・ラミレスは音楽だけでなく、演技についても専門的に磨きをかけていきました。
在学中、その才能を見いだされ、ポール・サイモンのブロードウェイミュージカル『ケープマン』(1998年)に出演しました。
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の『ユー・ガット・メール』(1998年)で映画にもデビュー。
さらに、ソニーのプレイステーションのビデオゲーム『UmJammer Lammy』で主人公のラミー役で声優を務めました。
その後も、舞台や映画、ドラマに出演を重ね、舞台『スパマロット』では2005年のトニー賞助演女優賞(ミュージカル部門)を受賞。
高い評価を得たサラ・ラミレスは『グレイズ・アナトミー』のカリー・トーレスとして出演することになります。
サラ・ラミレスの出演映画やドラマ。
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サラ・ラミレスは出演した映画は、『ユー・ガット・メール』の他に、2002年の『スパイダーマン』と『シカゴ』があります。
いずれも、役名も付かない端役でした。
ドラマ出演は『スピン・シティ』『サード・ウォッチ』(2000年)、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(2000年・2002年)、『NYPDブルー』(2004年)などにゲスト出演。
そして『グレイズ・アナトミー』シーズン2に整形外科医カリー・トーレス役でゲスト出演をします。
その出演にあたって、サラ・ラミレスのすごいエピソードがあります。
舞台『スパマロット』でのサラ・ラミレスの演技を見たABCテレビの製作陣が、出演をオファーしたそうです。
とは言っても、しっかりオーディションはあったのですが、彼女の実力がすごくて、「好きな番組を選んで!」と言うことに。
サラ・ラミレスは、『グレアナ』のファンだったので、カリー・トーレス役が生まれたのだとか。
なんか、すごい話ですね。
シーズン3からメインキャストの一人となりました。
ミュージカルのスターであったサラ・ラミレスは、『グレアナ』でもその歌声を披露しています。
第6シーズンのエピソード「Holidaze」では、「Silent Night」と言う曲をアカペラで美声を披露。
また、ミュージカルエピソード「Song Beneath the Song」でも、メインボーカルを担当していました。
低音から高音に伸びる美声は、”本物”を感じさせましたね。
歌手としても、『グレアナ』で歌った、「Silent Night」(2009年)をリリース。
2011年にリリースしたアルバムは、アメリカのビルボート200では37位になるほど、話題になりました。
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サラ・ラミレス『グレイズ・アナトミー』降板後も大活躍。インスタに個性的な髪型が!
『グレアナ』をシーズン12で降板したサラ・ラミレス。
ティーン向けコメディ映画『Loserville』(2016年)のプロデューサーに転身しました。
さらに、人気ドラマ『マダム・セクレタリー』(2017‐2019年)にレギュラー出演。
エリザベス・マッコード国務長官(ティア・レオーニ)の政策顧問、キャット・サンドヴァル役を務めました。
この時、サイドの髪を刈り上げ思いっきりショートにした髪型で登場。
実は、『グレアナ』降板後、がん治療などで髪の毛を失った子供たちのためにウィッグを提供する団体「ロックス・オブ・ラブ」に切った髪を寄付したそう。
インスタを見ると、ノンバイナリーなスタイルとも関連しているようです。
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『マダム・セクレタリー』でも、パンツスーツに刈り上げショートの髪型が、さっそうとした印象。
そして、『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That…』(2021年)で、ノンバイナリーのチェ・ディアス役で出演。
このキャラクターは、賛否両論あるようです。
ですが、これからもサラ・ラミレスのチャレンジングな姿勢を応援したいですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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