イギリスBBC制作の『マヨルカ島の捜査ファイル』の主人公ミランダ・ブレイクを演じるエレン・リースをご存じですか?の魅力が光っていましたね。シーズン1が本国で大ヒット。シーズン2がBBConeで2月1日から放映。日本ではシーズン1がアマゾンプライムでも視聴が可能です。
このドラマ、地中海に浮かぶマヨルカ島でおこる事件を、美人刑事とイケメン刑事のコンビが捜査していく1話完結のクライムミステリー。年間300日は晴天だというリゾート地で、ブロンドの髪が映えるエレン・リースに注目。私が元舞台役者の目線で、エレン・リースの役作りをチェックしてみました。
この投稿をInstagramで見る
目次
エレン・リースのプロフィール
まずは、エレン・リースのプロフィールを見ていきましょう。彼女は1983年11月26日、イギリスのアペリストウィスで生まれました。
幼いころから女優に憧れ、ウェールズ音楽演劇大学で学びました。多くの女優と同じように、ハリウッドに渡り活躍することを夢見ていたようです。
女優としての活動は2007年にイギリスの大ヒットサイエンスドラマ「トーチウッド」に端役で出演する機会を得ました。
その後ドラマ「トリニティ」のマディ役でエレン・リースの名前が世に広まりました。数本の映画やテレビドラマを経て、ブラッド・ピット主演のヒットゾンビ映画「ワールドウォーZ」(2013年)でも存在感を示しました。
生まれ故郷のウェールズを舞台にした歴史ドラマFOX制作の「The Bastard Executioner」(2015年)へも出演しています。
最大のブレイクとなったのはBBC制作の「マヨルカ島の捜査ファイル」です。主演のミランダ・ブレイク役で多くのファンの心をつかみました。
この番組のオーディションを受けた時、彼女はおなかに赤ちゃんがいたそうです。出産後落ち着く間もなく撮影となったようですが、女優魂炸裂ですね。
スタッフのサポートも素晴らしかったようですが、世界で活躍するって大変なことなんだなぁ。
エレン・リースは結婚してる?子供はいるのかな?
エレン・リースのプライベート情報はあまりないのですが、現在はシングルではないかと思います。
ですが、シェフのベン・ワイルズさんとの間に、2018年7月に生まれたウィルフレッドという息子がいます。
この3人の写真が、二人のインスタにアップされていました。
この投稿をInstagramで見る
ですが、最近のエレン・リースのインスタをにはウィルフレッド君とだけのポストばかり。ベンさんのインスタも同じでなんです。
三人の楽しそうなポストはなくって、二人の関係はどうなったのかな?
エレン・リースの美人刑事ミランダの役作りとは?!『マヨルカ島の捜査ファイル』がもっと楽しく観られhるポイント!
エレン・リース扮する主人公のミランダ・ブレイクはロンドン警視庁の刑事。極秘任務であった犯罪組織の重要証人を護送に失敗。
上司からは帰還せよと命令されたが、責任感溢れる彼女は納得できず、有給休暇を取ってマヨルカ島に残り、捜査を開始。所轄のマヨルカ警察に行くと、ドイツ人刑事のマックス・ウインターと同行を指示される。
二人はまったく正反対の性格で、責任感が強いが融通の利かないミランダに対して、マックスは社交的且つ大胆ながらチャラいところもある刑事。
二人の凸凹コンビが風光明媚なマヨルカ島を舞台に次々に事件を解決していくストーリー。
男女の凸凹コンビの捜査ドラマは、この設定が多いですね。女性がカタブツで男性がオチャラケているパターン。
『キャッスル』のベケットとキャッスル、『メンタリスト』のオズボーンとパトリック・ジェーンなど有名どころ。
男女の凸凹カップルに、美男美女のキャスティングを加えればロングヒットとの要素となるのですが、このミランダとマックスもその要素は十分満たしています。
あとは二人の息が合うか?にかかってきますが、役づくりに関してエレン・リースとマックス役のジュリアン・リーマンは良い関係を作っていたようです。
エレン・リースはあるインタビューでこのようにコメントしています。
「ジュリアンと私はとてもうまくやっているので、『この場面をどうやるべきか?』と尋ねあい、お互いに最高のものを望んでいます。ジュリアンと一緒に働くことは本当の喜びです。神に感謝します!」
神に感謝って、いいですねぇ。ドラマって単にセリフをそのまま感情を入れて話すだけではないんですよね。
役者同士がそれぞれの背景をしっかり決めて、互いがどう思っているか、しっかりとコミュニケーションをとるんです。
たとえば相手のことをどう思っているのか、この場面では何を相手に感じていたり、何を求めていたりするかとか。この二人も、きっちりと場面設定を分かち合って演技をしていますね。
そして、ミランダ・ブレイクの役であるミランダに対する思い入れも相当なもののようです。彼女のコメントにその意気込みが表れています。
「ミランダはとても複雑で、たくさんの癖があります。仕事に夢中になり、その正義感は上司を悩ませます。そして彼女はうそをつくことが出来ない人間です。私はすぐにミランダを同一視するが出来ました。」
時として、「自分は誰なんだ!」と思うほど、オンオフの境なく、ミランダに打ち込んでいるようですね。
エレン・リースが教えるシーズン1とシーズン2の役作りの変化とは?
この投稿をInstagramで見る
シーズン2の撮影がスタートする際に、エレンリーズは事前にシリーズ1の台本を読み直し、ミランダの第1話から最終話までの変化を確認したそうです。
さらに、エレ・リース自身がなぜそういう役作りを決定したのかを振り返り、シーズン2に望んでいたようですよ。役柄同様、とっても責任感の強いエレンですね。
そんなエレン・リースを後押しするかのように、スタッフ陣も奮闘。ヘアメイクチームもミランダらしさを失わず、より魅力的に仕上げ、デザイナーも新しいリラックスしたファションに変化させたようです。
マヨルカ島は年間300日が晴天らしいですから、青い空と海をバックに、エレン・リースの美しさもいっそう輝いていそうですね。
さらに、ミランダ内面もカタブツな面が和らぎ、マヨルカの晴天と同じように明るく変化していくようです。彼女のインタビューからもそれがうかがえました。
「ミランダがマヨルカにとどまり、自分自身のために人生を送ることを決意した今、彼女の明るい側面を見ることが出来ると思います。特にマックスとの関係では、ミランダの暖かさとマックスに対する抵抗感が少しずつ薄らいでいくことに期待してください。」
二人の関係も、進展するんでしょうか?こんなコメントも話してくれていますよ。
「彼女はマックスが自分と同じでないと認め、一緒に働くときお互いの強みを認め合います。二人には深いつながりが生まれます。」
お~っ!早くもベケットとキャッスルと同じように恋愛関係から結婚!なんて想像してしまいますね。ただ、あんまり主人公たちのイチャイチャ場面が増えるのも考えもの。
できれば、同志的なパートナーシップを築いてドラマが展開して欲しいんですけど。
エレン・リースのコメントにあるように、お互いが「認め合う」ってパートナーシップを築く上で、一番大事なことですよね。
コーチングでは、相手(クライアント)が安心してなんでも話し合えるように「認める」ことをとても大切にしているのですが、この主人公の二人はそういうパートナーシップを築いていってるんですね。
そんな共演者との深いつながりを築きつつ、役作りに励んでいるエレン・リース。彼女が主演する『マヨルカ島の捜査ファイル』。まだご覧になっていない方は是非。おススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
コメント