エリザベス2世の生身の姿を重厚に描いた大作ドラマ『ザ・クラウン』。
そのシーズン3から登場するや否な大ブレイクしている、ジョシュ・オコーナー。
今年のゴールデングローブ賞『ザ・クライン』での役づくりや共演者とのエピソードをご紹介します。
ジョシュ・オコーナーのwiki的プロフィール。気になる彼女は?インスタもチェック。
この投稿をInstagramで見る
ジョシュ・オコーナーは、1990年5月20日生まれの30歳。
出身はイギリスのチェルトナムという小都市です。
歴史的な建物や優美な庭園や、それ以外にもお洒落なショッピング街、競馬場もあるイギリス南西部の街です。
お父さんは英語教師ジョン・オコーナー、お母さんはエミリーさんで、助産師でした。
男三人兄弟の真ん中。
母方は芸術系の家系で、祖父が彫刻家。
祖母は陶芸家で、彼自身も芸術面には興味があって、芸術家の道を進むか、俳優を選ぶかで迷ったようです。
確かに、ジョシュ・オコーナーのインスタを見ると、陶芸の写真がたくさん。
とても役者のインスタには見えません。
また彼の母方には作家でコメンテーターの叔母もいるので、もしかしたら、彼も脚本や監督も手掛けるかもしれませんね。
ジョシュ・オコナーは、故郷のチェルトナムのセントエドワードスクールに通った後、ブリストルオールドヴィックシアタースクールで演技を学びました。
このアクタースクールの卒業生には彼にとっての2大スターである、ピート・ポスルスウェイトとダニエル・デイ=ルイスがいるそうです。
彼は当時を振り返ってこのようなコメントを残しています。
「理想的な環境だったといえるかどうかはわからない。だけど、僕はすごく気に入っていたよ」
熱心に演劇に熱中していたのでしょう。
そして2011年に卒業すると本格的にプロの道を歩みます。
ところで、気になるジョシュ・オコーナーの彼女ですが、マーケティングディレクターをしているマーゴット・ハウアー・キングさん。
彼女の兄も俳優のようですね。
2019年頃に、二人でおそろいのTシャツで写った写真をジョシュ・オコーナーが芸能誌などに公開しました。
ジョシュ・オコーナーの友人のコメントでは、とてもシャイな彼が彼女と一緒の写真を公開したということは、よっぽどのことだと言っているようです。
これから結婚となるのでしょうかね?
ジョシュ・オコーナー『ザ・クラウン』チャールズの役づくりと共演者とのエピソード。
ジョシュ・オコーナー演じるチャールズ皇太子。
独身時代はイギリス女子の憧れの的でした。
何せロイヤルプリンスですから、スピーチをすれば、うっとりとしたため息が流れたほど。
ルックスからすると、ジョシュ・オコーナーの方がかなりイケメン度は上のようですが、二人にはそっくりなところがあるんです。
それは、横に突き出ている立派な耳。出演当初は特殊メイクではないかと言われたそうですが、実際にジョシュ・オコーナーの耳なんです。
そんなジョシュ・オコーナーのチャールズ皇太子の役づくりですが、「猫背の姿勢」で表していると、役者らしい視点で役づくりをしています。
「肩に重圧がのしかかり、気持ちが沈んでいくにつれて、彼の首はどんどんうなだれていく。
最後には、哀れで打ちのめされた人間のようになるんだ」
そうコメントしています。
偉大な女王である母親をもった皇太子の、苦悩を良く表していますね。
皇太子然とした姿の中に、さえない表情や、おどおどした態度。
私には、そんな繊細な演技をしっかりやっていると感じました。
それは、主人公のエリザベス2世役で共演する、オリヴィア・コールマンとのコミュニケーションがとれたいたからでしょう。
実際、ジョシュ・オコーナーとオリヴィア・コールマンの息もぴったりのようです。
この投稿をInstagramで見る
二人の共演シーンはだいたい同じ設定の繰り返しで、ジョシュ・オコーナー曰く、
「チャールズがやって来て言う。『ママ、話があるんだ』。
そうすると女王は言う。『いいえ』。
そして、チャールズは去っていくんだ」
そんな設定のため、オリヴィア・コールマンは、いつも強い態度で演技に臨んでいるものの、カットがかかった瞬間、このような会話をしていたそうです。
「『お茶にしない? そこの作業台にビスケットがあるから!』っていう感じ。
深刻さを引きずらず、むしろふざけて笑い合うようにしていましたね」
お茶にビスケットと言うところが、なんともイギリスですね。
ジョシュ・オコーナーがロエベのアンバサダーになった理由とは?
ジョシュ・オコナーの名前が多くの人に知られるようになったのは、英国アカデミー賞英国作品賞ノミネートの『ゴッズ・オウン・カントリー』でしょう。
この映画の、ストーリーはこちらです。
イギリス・ヨークシャーにある牧場をひとり管理するジョニー(ジョシュ・オコナー)。孤独で刺激のない日々を送っていた。羊たちの出産シーズンのある日、季節労働者のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)が現れ、牧場の手伝いを始める。羊たちに優しく接するゲオルゲに対し、これまで感じたことのない感情を抱くようになるジョニー。ふたりは次第に惹かれあっていく。
彼はこの作品で、人気ブランド”ロエベ”(LOEWE)のメンズアンバサダーに起用されるきっかけとなりました。
ロエベのデザイナーであるジョナサン・アンダーソンのコメントです。
映画『God’s Own Country』を見て、とてつもなく感動して映画館をでてきたのを覚えている。ジョシュのパフォーマンスには天才的な強さがあり、ピュアで自然な雰囲気が漂っているのに魅了された」
その後、ジョシュ・オコナーは、イギリスインディペンデント映画賞のベスト・アクター賞受賞式に、ロエベのスーツを着て登場したそうですよ。
Josh O’Connor for LOEWE Summer 2020 collection (6) pic.twitter.com/GSIhNoyYOg
— josh o’connor archive (@joshOc15archive) January 9, 2020
このロエベのプロモーションビデオは日本で撮影されています。
渋谷のスクランブル交差点や新宿のゴールデン街、そんな都心の喧噪を逃れて、富士の麓でキャンプやカヌーなどのシーンで構成されています。
世界観が伝わってきますね。
2019年のイギリスのドラマ版『レミゼラブル』では、貴族出身ながら祖父と仲違いしたため、弁護士として貧しい暮らしを送りながら、秘密結社に所属し革命を目指すマリウス・ポンメルシー役を演じていました。
その後、大ヒットドラマ『ザ・クラウン』のチャールズ皇太子役を演じることになります。
ジョシュ・オコーナーwiki風プロフィールまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
▼こちらもご覧ください▼
オリヴィア・コールマン『ザ・クラウン』主演女優は、アカデミー賞受賞時のスピーチが最高だった!
コメント