リブ・タイラーと言えば、父親スティーブン・タイラーが歌う「ミス・ア・シング」が使われた映画『アルマゲドン』での熱演が印象的ですね。
現在はドラマ『911:ローン・スター』が放映されています。今回はリブ・タイラーの生い立ちや出演作品についてまとめてみました。
リブタイラーの現在までの生い立ち① 母とトッドラングレンとの関係とは?
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本名 :リブ・ラングレン・タイラ―(Liv Rundgren Tyler)
生年月日 :1977年7月1日(43歳)
出生地 :アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
身長:178㎝
リブ・タイラーの母親はモデルのビビ・ビュエルです。
父親はロックバンド「エアロスミス」のヴォーカルのスティーヴン・タイラー。
しかし、リブ・タイラーは子供の頃、そのことを知らずに育ちました。
と言うのも、母のビビ・ビュエルが妊娠した時、スティーヴン・タイラーは薬物依存症の状態でした。
そのため、彼女は妊娠したことを知らせず、彼の元を去ったのです。
そして、元彼のトッド・ラングレンのもとに身を寄せます。
トット・ラングレンはお腹の子のことを承知の上で、自分の子として育てることにしました。
その後、ビビ・ビュエルとトッド・ラングレンは分かれてしまうのですが、現在に至るまで父親としてリブ・タイラーを見守り続けました。
トッド・ラングレン、男ですね。
リブタイラーの現在までの生い立ち② 父親が誰なのか分かった経緯がドラマティック!
さて、リブが、現在のタイラー姓を名乗ることになった理由は何だったのでしょう。
スティーブン・タイラーとリブが出会ったのは、トッド・ラングレンのコンサートだったそうです。
その時は互いに本当の関係を知りませんでした。
そして彼女が9歳の時に、スティーブン・タイラーが連れてきた、自分とそっくりな1歳下のミアと出会います。
リブ・タイラーはその時の心境をこのようにコメントしています。
「なんとなく分かったの。見た目もソックリだったし。」
「彼女がコンサート会場のステージ脇に立っているのを見て、まるで自分の双子を見ているような気分だったわ。」
そう感じた彼女は、母親を問いただし、実の父親がスティーブン・タイラーであることを知ることとになります。
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その後14歳の時にスティーヴン・タイラーの勧めもあって”タイラー姓を名乗ります。
スティーブン・タイラーとしては、それまで何もできなかった分、タイラー姓の”七光り”で、彼女の将来を応援したかったのでしょうね。
15歳の若い頃からモデルの仕事を始めていますし、そのようなこともあって、リブ・タイラーを名乗ることになります・
ですが、彼女は”ラングレンをミドルネームに残し、トッド・ラングレンへの感謝を表しました。
現在も、リブ・タイラーはトッドのことを父と思い、慕っているそうです。
「そうよ。それに変だわ。みんなスティーヴンの話ばっかり。でも(幼少期に育ててくれた)トッドは私にずっと良い影響を与えてきてくれた。今も私はトッドを自分の父だと思っているの。」
リブ・タイラーのこのコメントで、トッド・ラングレンがどれだけ彼女に愛情を注いでいたかがわかりますね。
リブタイラーの現在までの生い立ち③ 兄弟姉妹、旦那様や子供について。
まずはリブ・タイラーの異母兄弟姉妹について。
スティーブン・タイラーが実の父だと判るきっかけになった1歳年下の妹・ミア・タイラー。
そして、11歳年下の妹・チェルシー・タイラーと13歳年下の弟タージモンロー・タラリーコがいます。
皆、ショービズの世界で活躍しているようです。
次にリブ・タイラーの結婚、そして子供についてです。
最初の結婚はイギリスのミュージシャンであるロイストン・ラングドンと。
彼らは1998年から4年間の交際の後、2003年3月25日から2009年10月10日まで6年間結婚していました。
この時二人はミロ・ウィリアムくんを授かりました。
2014年から、現在の夫であるスポーツマネージャーのデヴィッド・ガードナーと交際し、セーラージーンとルーラローズの二人の子供がいます。
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だからリブ・タイラーは三児の母。次男を出産の際にへその緒を切ったのはスティーヴン・タイラーでした。
妹のミアも一緒だったようですが、父親が分娩に立ち会うなんて、なんと仲がいいのでしょうね。
スティーブン・タイラーも感極まって号泣したそうです。
ガードナー氏はあのベッカムと大親友だそうで、子供のゴッドファーザーでもあるんですよ。
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なんて、華やかな家族なんでしょう!
リブタイラー 若い頃の出演作品。映画『アルマゲドン』では父娘共演。
先ほど触れましたがリブ・タイラーは若い頃、15歳でモデルを始めました。
ですが、すぐに飽きてしまいエアロスミスのMVに出演したことがきっかけとなり女優の道が拓けます。
女優デビューは、1994年の映画『Silent Fall』でした。
翌1995年にベルナルド・ベルトルッチ監督の『魅せられて』にルーシー役で主演を努めました。
死んだ母の旧友を訪ねてきたフランス・トスカーナ地方で自分の父を探すという役柄でした。
自身の若い頃の生い立ちとちょっとラップしますね。
なんと言ってもリブ・タイラーの代表作と言えは、1998年映画『アルマゲドン』でしょう。
ヒロインのグレース・スタンパー役として出演しました。
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リブ・タイラーはこの映画で女優として、世界的にも有名になったと言えるでしょう。
特に、ブルース・ウィリス演じる父親との最後の交信の場面では、迫真の演技を披露しました。
実は、このシーンでは父親のスティーブン・タイラーの写真を交信モニターに映し出して、演技したそうなのです。
この映画では父親のスティーヴン・タイラーが歌うエアロスミスの『ミス・ア・シング(I DON’T WANT TO MISS A THING)』が使われたこともあり、事実上の父娘共演を果たしたと言えますね。
また、リブ・タイラーの若い頃の出演作品で印象的な『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにアルウェン役でしょう。
三部作に渡り、エルフ族の姫を努めました。
彼女はこの役を気に入っているようで、特にエルフ語で話すことが好きなんですって。
確かにリブ・タイラーの優しく可愛らしい声にぴったりですね。
リブタイラー 現在出演のドラマ『911:ローン・スター』での存在感。そして降板の理由とは?
リブ・タイラーの現在出演しているドラマ、『911:ローン・スター』。
日本でもFOXで放送されていますが、なかなか面白いドラマです。
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このドラマはピーター・クラウスやジェニファー・ラヴ・ヒューイットがメインキャストを努める『9-1-1:LA救命最前線』のスピンオフ。
このドラマはテキサス州オースティンが舞台。
一人を残して消防士全員が事故で死亡した126分署を立て直すために白羽の矢をたてられた消防隊長オーウェンをロブ・ロウが演じ、史上最強の消防チームへむけた奮闘を描くもの。
リヴ・タイラーは救急医療隊長ミシェル・ブレイクを演じています。
妹が失踪してしまうと言う不幸を抱えながらも、救命のプロに徹する強い女性を演じています。
若い頃の可憐なイメージとは打って変わり、3児の母としての落ち着きが演技に出ていますね。
落ち着いた口調で、テキパキと指示を出す姿は、ベテラン女優の風格。
ですが、声がとてもかわいいので、女性らしさもあって、魅力的なキャラクターに仕上げていると思います。
モデルの頃と比べて、体型もだいぶお肉がついたようではありますが、身長もあるので見た目とってもスタイリッシュ。
好演しているドラマで楽しみにしているのですが、2020年の9月の時点で、本国ではシーズン1で降板すると発表がありました。
もうすでに、シーズン1のフィナーレも彼女メインのストーリーとなっているようなんです。
なんでも、ロンドンに住んでいるリブ・タイラーは、コロナ禍でロンドン~ロサンジェルス間を行き来するのは危険だということで、降板を申し出たそうなのです。
まだお子さんも幼少なこともありしょうがないかなぁと思います。
ところが、そんなに注意していたのに、2020年の年末にコロナウイルスに感染してしまいました。
幸い症状は軽かったそうですが10日間も寝込んでしまいました。
家族思いのリブタイラーですから、肉体的以上に精神的なダメージが大きかったのではないでしょうか?
とは言え、ファンからすると、コロナウイルスも収束に向かっているようですから、復帰して欲しいですね。制作側はいつでもカムバックOKのようですから。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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