ロバート・デ・ニーロの若い頃の出演映画や『ゴッドファーザー』での役づくり。

最近は劇場のワイドスクリーンのみならず、テレビ、配信サービスなどのスモールスクリーンでもハリウッドの名優たちが、続々と出演しています。

ハリウッドを象徴する大スター、ロバート・デ・ニーロもNetflixやHBOが制作するテレビドラマにも最近は出演していますね。

ロバート・デ・ニーロの若い頃の代表作品と、現在のテレビ作品、そしてプロフィールをまとめてみました。

ロバートデニーロの若い頃。身長・年齢・出演映画作品。

ロバート・デ・ニーロは1943年8月17日ニューヨーク生まれ。

現在、78歳です。

身長は177cmあって、イメージだともう少し小さいかと思いました。

名前の通り、イタリア系アメリカ人で、両親とも画家なんですね。

少年時代から演劇に熱中していたみたいです。

アメリカで最も有名な演技指導者の一人であるステラ・アドラーのもとで学び、その後名門アクターズスタジオにも通っていました。

さらに、ヨーロッパに出向いて各国を渡歩きながら、演技の修行をしていたんですよ。

この頃から、とことん極めるタイプだったようです。

役者として駆け出しの若い頃は、まだ無名の映画監督であったブライアン・デ・パルマ(後に『アンタッチャブル』『ミッション:インポッシブル』で有名)とコンビを組んでいまたした。

1968年、彼が25歳の時に、デ・パルマ監督と組んだ群像劇『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク』がスマッシュヒット。

「ロバート・デ・ニーロ」の名が知られるようになります。

若い頃の彼の画像を見ると、演技にストイックに取り組む姿勢からか、切れ味の鋭いナイフのような迫力がありますね。

ロバート・デ・ニーロの役づくりは”デニーロ・アプローチ”といって有名なんです。

どういったものかと言うと、その役に24時間なりきるんです。

私生活すべて、そして体重や容姿まで変えてしまいます。

1976年の『タクシードライバー』では、本当にタクシードライバーを3週間経験しました。

 

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1980年の『レイジング・ブル』では実際に体脂肪を減らし筋肉質のミドル級ボクサーに肉体改造。

そしてボクサー引退後の太った体にもなって、その体重差は25㎏もありました。

今でこそ、この”デニーロ・アプローチ”をする俳優さんは多くなりましたが、若い頃のロバート・デ・ニーロならではの役づくりだったのです。



 

ロバートデニーロ『ゴッドファーザー』で若い頃のマフィアのボスの役づくりも”デニーロ・アプローチ”

ロバート・デ・ニーロの若い頃の代表作と言えば、『ゴッドファーザー PART II』。

『ゴッドファーザー』でマーロン・ブランドが演じたドン・ヴィトー・コルレオーネの若い頃を演じて、アカデミー賞助演男優賞を獲得しました。

 

この時も、”デニーロ・アプローチ”で、わざわざシチリアでまで行って実際に暮らしてシチリア訛りのイタリア語をマスターしたそうです。

それだけでなく前作ので、ドン・ヴィトー・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドのしゃがれた声までマネをしていました。

喉がつぶれるのではないかと思うくらい必死で練習したと言いますから、名演の陰にはものすごい努力があったのですね。

ところで、ロバート・デ・ニーロは前作の『ゴッドファーザー』でドン・ヴィトー・コルレオーネの三男マイケル役、長男のソニー役のオーディションも受けているんです。

結果は不合格で、それぞれアル・パチーノとジェームス・カーンが演じることになりました。

しかし、監督のフランシス・フォード・コッポラがロバート・デ・ニーロの演技力を気に入り、『ゴッドファーザー PART II』にキャスティング。

ロバート・デ・ニーロもその期待に応え、若い頃のドン・ヴィトー・コルレオーネを見事に演じきったというわけです。



ロバートデニーロのテレビドラマ作品は?

ハリウッドの映画スターが、NetflixやAmazon Primeなどの配信サービスが制作をするドラマに出演することが、珍しくなくなりましたね。

中でもロバート・デ・ニーロが、アル・パチーノと共演した『アイリッシュマン』は迫力満点です。

食肉加工品のトラック運転手が、イタリア系マフィアの裏社会でのし押し上っていく様を描いたストーリーで、何かと話題になりました。

監督が『タクシードライバー』や『レイジング・ブル』でロバート・デ・ニーロとコンビ組んだ、マーティン・スコセッシですからね。聞いただけでもワクワクしました。

一部劇場でも限定放映され、Netflixと言う配信会社が映画として初めてゴールデングローブ賞に輝いた作品でした。

Netflixが配信を開始してからたった5日間で視聴者数が1,710万人(アメリカ国内)だったといますから、その注目度がすごかったことがわかります。

それに制作費が160億円を超えるってところも、すごいですね。

セットとかCGとかでの予算ではないですからね。

このうち、ビッグネーム二人のギャラはどれくらいなのでしょうね。

ロバート・デ・ニーロが出演したテレビ作品では、『噂の天才~史上最大の金融詐欺~』と言う作品があります。

2017年の作品ですHBOで制作されたテレビ映画です。

ウォール街に君臨する証券投資会社の会長の、成功から市場最高額の金融詐欺事件で逮捕されるまでの人生を描いたもの。

さすがロバート・デ・ニーロ。

ゴールデングローブ賞にもノミネートされています。

また、『サタデーナイト・ライブ』にも出ているんですね。

2018年と2019年に7エピソードに出演しています。

ロバート・デ・ニーロはコメディー映画でもなんでもこなせる演技派です。

『サタデーナイト・ライブ』では、トランプ大統領のロシア疑惑操作した特別検察官ロバート・モラー(元FBI長官)を演じています。

なんとこの役でも、コメディー部門のゲスト俳優賞にノミネートされています。

さすがですね。

その他、幻の作品としてはAmazon Primeが2016年に『アメリカンハッスル』や『世界に1つのプレイブック』を監督した、デビット・O・ラッセルを起用して制作を予定していたテレビドラマがありました。

ロバート・デ・ニーロの1話あたりのギャラが8500万円と言われていました。

2位が『「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のギブス特別捜査官役で知られるマーク・ハーモンで5750万円でしたので、ロバート・デ・ニーロのギャラは破格ですね。

今後ますます、映画とテレビの垣根がなくなるでしょうから、ロバート・デ・ニーロの活躍が身近に見られるかもしれませんね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また。



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