『プライベート・プラクティス』のピート役でお馴染みのティモシー・デイリー。
最近の『マダムセクレタリー』でもアメリカ合衆国国務長官の妻を支える素敵な夫役でも好評ですね。
そんな彼の出演作と恋人ティア・レオーニの関係は?
ティモシー・デイリーのプロフィール
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ティモシー・デイリーは1956年3月1日、ニューヨークの生まれです。
両親は俳優のジェームス・デイリーと女優のメアリー・ホープ(旧姓 ・ニューウェル)で、10歳年上の姉タイン・デイリーも女優という芸能一家で育ちました。
ちなみに、姉のタイン・デイリーはプライムタイム・エミー賞主演女優賞を4回、助演女優賞も2回受賞。舞台でもトニー賞を受賞しています。
映画『ダーティハリー3』でハリー・キャラハン刑事の相棒ケイト・ムーア刑事役といえば、記憶している人も多いのでは。
芸能一家と言うこともあって、ティモシー・デイリー が7歳の時、彼の両親と2人の姉妹と一緒にステージに上がりました。
そして10歳の時には、父親のジェームズ・デイリーが主演した『民衆の敵』で初めてテレビに出演しています。
ティモシー・デイリー はスポーツや音楽の道にあこがれ、医者や弁護士になることも考えていました。
最終的には俳優になることを決心し、パットニースクールを卒業後、ベニントン・カレッジで演劇と文学を専攻。
そして在学中にプロデビューしています。
ティモシー・デイリーはマルチな才能にあふれるタレントだった!
最初のプロとしてのキャリアは「エクウス」(1978年)というタイトルの舞台でした。
そして1982年の青春映画『ダイナー』では、メインキャストを務めました。
この映画は今でこそビッグネームとなった俳優たちのキャリアスタートの映画としても有名です。
ミッキー・ロークやケヴィン・ベーコン。
さらに『ポリスアカデミー』シリーズの主人公マホニー役で知られるスティーヴ・グッテンバーグ。
そして『ホームアローン』でジョー・ペシと間抜けな泥棒役で印象深いダニエル・スターンなどが出演していました。
また、NBCで放映されたシチュエーション・コメディ『ウィングス』(1990年4月19日から1997年5月14日放映)では主演のジョー・ハケット役で人気を博しました。
さらに1998年、ティモシー・デイリーは、エミー賞を受賞したミニシリーズ『フロム・ジ・アース/人類、月に立つ』の宇宙飛行士ジム・ラヴェル役で出演しました。
この映画はトム・ハンクスがプロデュースしたもの。
そして映画『アポロ13』でトム・ハンクス自身が演じた役柄です。
ティモシー・デイリーの活躍の場は映画やドラマにとどまらず、ブロードウェイの舞台にも出演しています。
有名劇場で公演された『ガラスの動物園』、『心の中のナイフ』や『緋色の研究』、さらには『パリ行き』などで主役を務めました。
彼は、舞台で演じることが本来好きなようで、このようなコメントをしていました。
「私はテレビや映画に出演することを夢見ていませんでした。でもかなり若くして結婚して子供ができて、子供たちを養いたかったので、映画やテレビをたくさんやりました。私は今でも演劇が好きだと思います。」
彼は映画やテレビのカットごとの撮影が実のところ気にいらないようです。
ちょっと演技しては休み、そしてまた演技するというよりは、開演したら演技に集中できる舞台演劇の方が性に合っているようです。
確かに、私も舞台に出ていましたが、幕が開き芝居が始まると、舞台袖で待っていたとしても緊張感が張り詰めます。
そのように演技に集中できるのは、役者としての醍醐味かもしれません。
とは言え、”生活のため”なのか、それだけ声がかかるからなのか、ティモシー・デイリーは声優としても、アニメ版『スーパーマン』シリーズでスーパーマンの声を担当していました。
もちろんプロデューサーや脚本も手掛けています。、
子供の頃から芸能の中で生きていたティモシー・デイリーは、マルチな才能にあふれるタレントなんですね。
ティモシー・デイリーの名を広めた出演作品
映画『ダイナー』やテレビコメディ『ウイングス』以外にも、ティモシー・デイリーの名を世に知らしめた出演作品を見ていきましょう。
ヒットドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』にも出演しています。J・T・ドランというギャンブルとドラッグの問題と戦う売れない脚本家役で4回ほど出演しています。
また、2005年~2007年にかけて放映された犯罪ドラマ『アイズ』にレギュラー出演。
このドラマは好評だったのですが、シーズン1で打ち切りとなってしまったのが残念でした。
日本で一番の馴染みある作品と言えは『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』でしょう。
このドラマでは代替医療の専門家ピート・ワイルダー役で出演。
プライドの高い自信家である反面その実、心の傷を抱えているナイーブな役柄をティモシー・デイリーはいい感じで演じていましたよね。
悪ぶっている雰囲気を出しつつ、何か起きた時には最後には力になってくれる頼れる男の印象が残っています。
やはりティモシー・デイリーの醸し出すムードだったのでしょうかね。
ティモシー・デイリーと『マダム・セクレタリー』の妻が実際の恋人!
ティモシー・デイリーの最新作はと言うとご存じ『マダム・セクレタリー』アメリカ合衆国国務長官の妻を持つヘンリー・マッコード役です。
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彼の出演作には『マダム・プレジデント ~星条旗をまとった女神』(2006年)なんて言うドラマにも出演しているんですね。ちょっと笑えます。
『マダム・セクレタリー』ヘンリー・マッコード役のティモシー・デイリー、ムチャかっこいいです。
ティア・レオーニ演ずる妻のエリザベスは国務長官なので常に難問を抱え多忙。
それに機密事項なので夫と言えでも相談もできない。
そんな状況でも、夫のヘンリーが妻の状況を察して寄り添っているんですよ。
そしてシンパシーで通じ合っているかのよう、寓話や故事を引用しながら妻の気持ちを楽にしてあげている。
ティモシー・デイリーはそんな理想の夫を自然に演じているんですよね。
あるインタビューで、ティア・レオーニとの共演について感想をこのようにコメントしていました。
「 It’s great. It’s so funny. 私たちは本当に、本当にうまくやっています。私たちは本当に楽しい時間を過ごしています。」
そうだろうなぁ。二人はプライベートでも恋人なんだから。
2014年から交際が始まったようですから、もうずいぶんと長いですよね。
結婚をしたというニュースは流れていないのですが、素敵なカップルですね。
二人とも過去に家族を持っていたので、それぞれの生活を尊重しながら付き合っているのでしょうかね。
ティモシー・デイリーは1982年に女優のエイミーヴァンノストランドと結婚して、サムとエメリンの2人の子供がいます。
子供たちもやはり俳優なんですよ。娘エメリンは『マダムセクレタリー』でヘンリー・マッコードの姪として出演しているんです。
息子のサムには男の子が2017年に生まれて、ティモシー・デイリーはおじいちゃん。
お孫さんがかわいくってしょうがないようですよ。この孫も俳優になるのかな?
そんな芸能一家のティモシー・デイリー。
ティア・レオーニと本当にお似合いのカップルだと思うので、いつまでもお幸せに!
二人が共演する『マダムセクレタリー』ですが、日本ではFOXでシーズン3が放映中です。
本国では2019年にシーズン6で完結。早く日本配信が来ないかな。楽しみです!
ティア・レオーニの詳しいプロフィールは、こちらもご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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