アンソニー・エドワーズ『トップガン』のトム・クルーズの相棒は、『ER』のグリーン先生だった!

アンソニー・エドワーズと言えば、『ER 緊急救命室』のグリーン先生として有名ですが、実は世界的に大ヒットした映画『トップガン』で、主演のトム・クルーズの相棒役を務めています。そんなアンソニー・エドワーズのプロフィールや出演作についてまとめてみました。

アンソニー・エドワーズ 『トップガン』グース役で出演。相棒はトム・クルーズ、妻はメグ・ライアンと豪華!

アンソニー・エドワーズが『トップガン』のニック・“グース”・ブラッドショウ 海軍中尉役で出演したのは、彼が24歳の時。

口ひげを蓄え髪の毛もふさふさしてと、陽気なパイロットを演じていました。コードネームの”マーベリック”の通り一匹狼のピート・ミッチェル海軍大尉(トム・クルーズ)が唯一心を許す相棒役として、存在感を出していました。


そしてそのグースのこれまた超陽気な妻役がメグ・ライアンでした。映画の中ではこの陽気なカップルが大きな役割を担っていました。

物語の途中、アンソニー・エドワーズ演じるグースは、攻撃訓練中操縦不能の状態に陥り、グースだけが脱出の際の不慮の事故で死亡してしまいます。

その責任を感じて飛ぶことができなかくなったマーベリックを、メグ・ライアン演じるグースの妻が「飛び続けて!」と訴え、再びマーベリックは操縦桿を握る決意をする。

アンソニー・エドワーズが演じる役柄が、この映画のアクセントになっていました。

続編の『トップガン マーベリック』が製作決定した時、グースは役柄上死亡しているため、アンソニー・エドワーズは「ゴースト・グース」のデモテープを作って出演を熱望していました。

どこまで本気だったかわかりませんが、役柄同様、陽気なアンソニー・エドワーズ。次章では素のアンソニー・エドワーズに迫ってみましょう。


 

アンソニー・エドワーズの妻はどんな人?身長・年齢・生い立ちなどプロフィール

本名 Anthony Charles Planck Edwards
生年月日 1962年7月19日(59歳)
出生地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタバーバラ

アンソニー・エドワーズは子供のころから俳優になりたかったようですね。12歳の頃から地元の劇団などで演技の経験を積み、大学に進む以前にもコマーシャルなどに出演していたようです。

画家の母親と建築家の父親も息子が演劇をすることに理解があり、ロンドンのワークショップに参加するよう勧めたりして、彼を応援してくれたようです。

大学はエンターテイメント業界に数々の人材を輩出している、南カリフォルニア大学演劇科にすすんでいます。

しかし大学は中退し演技に専念することにしたアンソニー・エドワーズは、20歳の時に映画『初体験/リッジモント・ハイ』やドラマ『たどりつけばアラスカ』にも出演しています。

そして22歳の時にはすでに『ER 緊急救命室』でグリーン先生の役を掴んでいるんですね。

共演するジョージ・クルーニーが若い頃になかなかチャンスを掴めなかったことを思うと、順調に役者の道を滑り出していますね。

ところで、アンソニー・エドワーズの私生活に少しふれておきましょう。

彼は1994年9月5日にスティラ化粧品の創設者ジャニーヌ・ロベルと結婚。ベイリー(27歳)、エスメ(20歳)、ウォリス(20歳)、ポピー(19歳)の4人の子供を設けました。

2008年にアンソニー・エドワーズは「家族との時間を大切にしたい」という理由で『ER 緊急救命室』を降板するのですが、結婚20年を過ぎた2015年に、二人は離婚をしてしまいました。

夫婦っていつも一緒にいればいいと言うものではないのでしょう。適度な距離感も必要だったのかもしれませんね。

現在、アンソニー・エドワーズは女優メア・ウィニンガムと交際をしているようです。

メア・ウィニンガムは『 LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』など数多くのドラマや映画に出演しているアメリカのベテラン女優で『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』ではエミー賞助演女優賞も受賞しています。

実は、1998年-1999年にかけて『ER 緊急救命室』にも4話ほど出演をしているんです。さて、次章ではその『ER 緊急救命室』でのアンソニー・エドワーズについて触れてみましょう。


 

アンソニー・エドワーズ『ER 緊急救命室』のグリーン先生がはまり役

『ER 緊急救命室』は1994年から2009年かけて全15シーズン続いた、シカゴのカウンティ総合病院にある救急救命室(略称:ER) で働く医師や看護師たちの日常をリアルに描いたドラマ。


アンソニー・エドワーズは、そのERのチーフレジデント、マーク・グリーン医師役でシーズン1~8まで出演していました。(シーズン15にもゲスト出演)

個性派ぞろいで、日々刺激的な出来事が起こERの中にあって看護師からは「困ったときにはグリーン先生に」と何かと厄介なことが舞い込んでましたね。

共演するジョージ・クルーニー演じるダグラス・ロスが感情的になりやすかったり、研修医のカーター(ノア・ワイリー)が経験不足だったりする中、一番頼りになる存在。

徹夜明けだろうが忙しかろうが、ぼやきながらも診察にあたるシーンが印象的でした。

研修生の頃からの付き合いの看護師キャロル (ジュリアナ・マルグリース)から頼まれると、断れないところも、グリーン先生の人の好さが表れていました。

この役によって、第55回ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞するなど、人気、実力とも申し分ない状況だったのですが、「家族との時間を大切にしたい」と言うことで降板をしてしまうのは残念でしたね。

それも脳腫瘍で死亡するという設定で、いつでも戻れるようにしなかったのは、アンソニー・エドワーズの要望だったのでしょうか?

多分ですが、彼自身がグリーン先生のキャラが強すぎることに、俳優として不安を感じたのかもしれませんね。だから「もう戻らない」と言う意思があったのかもしれません。


 

アンソニー・エドワーズの現在。降板後の出演作。最新作は『サバイザー』


『ER 緊急救命室』降板後のアンソニー・エドワーズの出演作品を見てみましょう。

降板後もコンスタントに映画に出演をしています。

2003年『ノースフォーク 天使がくれた奇跡』
2004年『サンダーバード』『フォーガットン』
2006年 『ゾディアック』
2013年 『プレーンズ』

テレビドラマへの出演作。

2013年 『ゼロアワー 禁断の刻限』
2016年 『ビリオンズ』
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』
2017年 『Law & Order True Crime』
2019年 『サバイバー:宿命の大統領』

最新作は、キーファー・サザーランド主演のドラマ『サバイバー:宿命の大統領』で首席補佐官のマーズ・ハーパー役を演じています。

こう言った渋い役もいいですね。

ですが、共演していた、ジョージ・クルーニージュリアナ・マルグリーズ、ノア・ワイリーの活躍と比較すると、少し残念な感じは否めませんね。

現在59歳のアンソニー・エドワーズですが、キャラクターからするとこれからのような気がします。短い出番の中でも存在感があり、以前よりも役者として円熟しているように感じますし、年齢的にも幅広い役回りも期待できます。

意外と早咲きの俳優でもありましたが、これから晩年にかけて遅咲きの俳優としても活躍してほしいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!


 

 

 

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