フランスドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のアストリッド役で、日本でも人気上昇中のサラ・モーテンセン。
そんな彼女のプロフィールやトリビア的なエピソードをご紹介します。
目次
サラモーテンセン 身長 年齢などWiki的プロフィール
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サラ・モーテンセン
本名: Sara Mortensen
生年月日: 1979年12月10日
年齢: 42歳
出生地: フランス パリ
サラ・モーテンセンは常に演技に情熱を注いでおり、「プラス・ベル・ラ・ヴィ」シリーズで名を馳せたテレビや、舞台で成功を収めています。
2001年、彼女はフランスで最も有名な演劇学校の1つとして知られている、クールフローレントに入学。
この学校は、外国人向けに英語でも演技指導をするコースがあり、サラ・モーテンセンはフランス語だけでなく英語でも指導を受けました。
「いつかは、ハリウッドへ!」と言う思いがあったのでしょうか?
そんなサラ・モーテンセンは、在学中にデビューを果たしました。
指導教師の後押しもあって、2002年に舞台『All World’s a Stage』と『The Laramie Project』に出演。
また、演劇のトレーニングだけでなく、短編映画の制作にも取り組みます。
在学中の2004年に、初の短編映画『Facteur chance』を制作しています。
そして、同年にクールフローレントを卒業。
卒業後は、順調に映画・ドラマ・舞台に出演していきます。
サラモーテンセン 事故で失明寸前だった!
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素敵な顔立ちのサラ・モーテセン。
実は、4歳の頃、左目を失いかねない事故にあいました。
なんと十数回もの手術を受け、リハビリも長い間行っていました。
常に眼帯や保護用に眼鏡をかけていたため、周りの子供たちにからかわれて、つらい思いもしたそうです。
どこにでも、弱い者いじめをする悪ガキはいるものですね。
今も、視力は完全に回復はしていません。
しかし、サラ・モーテンセンは、ポジティブです。
「誰も見たことのない色が見えるし、夕焼けも最高です」
自分の不幸を、こんなエルプリが効い言葉で表すなんて、さすがフランスの女性ですね。
サラモーテンセン『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』の役づくり
サラ・モーテンセンが主演する『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』。
彼女が演じるは、犯罪資料局の文書係として目立たないように働いている、自閉症のアストリッド・ニールセン。
パリ警察の警視であるラファエル・コステ(ローラ・ドヴェール)に見いだされ、犯罪捜査に協力することになります。
女優として、「かっこいい」とか、「美しい」と言った役柄が多かったサラ・モーテンセン。
「自閉症の女性」を演じることになって、どのような役づくりをしていたのでしょう。
あるインタビューでこのように答えていました。
「アストリッドは、私のように考え、私のように動き、私のように話すことはない。アストリッドをスクリーンに映し出すことは、”違い”を提唱することです。」
フランス語のニュアンスがあるので、わかったようなわからないようなコメントですね。
役者経験から察してみると、多分、役づくりとして3つの工程があったのではないかなと思います。
一つ目は、自分目線で見るのではなく、”違いを受け止める”
二つ目は、”違い”をアストリッドの立場に立って考えたり、思いを巡らせる。
そして、”違い”を”個性”として表現してみる。
違いを提唱するって言うのは、個性として表現すると言うことなんだと思います。
サラ・モーテンセンは、この後こう続けています。
彼女は自閉症スペクトラムの一部であるキャラクターで、それが何であれ、”違い”を強調することが重要なのです。
アストリッドの手の動き、片足を引きずるような歩き方は、まさに違いの協調ですよね。
落ち着かない視線とか。
自分が想定していないことには、「アッ!」と反応するのも、そうなのかな。
そういった、動作や小さなリアクションを基本として、協調しながら、セリフまわしを工夫していますね。
サラ・モーテンセンの役づくりで一番すごいなって思うところは、アストリッドの心の振れ幅を”強調”して演じているところではないでしょうか
本当の性格は”明るい”のでは?と思わせる”明”の面と、自閉症の”暗”の面です。
”明”の部分は、好きであろう人と一緒にいるときにの表情です。
視線は合わせないのですが、穏やかな表情がうかがえます。
”暗”の面は、キャパが超えそうなときの、怯えた表情ですね。
頭を抱えて、声なき叫びをあげるシーンは、観ているこちらもツラくなるくらい伝わってきます。
サラ・モーテンセンのそんな演技にも注目しみてくださいね。
サラモーテンセン『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のトリビア
サラ・モーテンセンの主演ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のトリビアをご紹介します。
サラ・モーテンセンとエリザベス・モーテンセンの母子共演
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サラ・モーテンセンの母エリザベス・モーテンセンも、女優です。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』でも、母娘役で共演しているんですよ。
エリザベスの代表作には、映画『ジュリア』(1977年)があります。
この映画で、ジェーン・フォンダやメリル・ストリープなど名女優と共演しています。
サラモーテンセンの彼氏も共演
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サラ・モーテンセンの彼氏は、同番組で共演しているブルース・テッソール。
ジュリアン・フレデリック役で出演しています。
サラ・モーテンセンが演じるアストリッドに、想いを寄せる同僚の役と言うのも、面白いですね。
2021年に、破局説も報道されたようですが、真偽のほどはわかりません。
サラモーテンセンとローラドヴェールの共通点
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ラファエル・コスト役のローラ・ドヴェールとサラは同じ年の生まれ。
ローラの方が6日ほど年上です。
このドラマの設定では、アストリッドとラファエルは、生年月日が一緒となっています。
脚本家は、二人の女優が同い年だと知って、そうしたのか?は不明です。
もう一つ、二人の共通点。
母親が共も名前が同じ「エリザベス」です。
相性も、ぴったりですね。
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サラモーテンセンの出演映画・テレビ作品
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人気女優、サラ・モーテンセンの出演作品を振り返ってみます。
演劇学校を以降後、作品に恵まれ数多くの映画、ドラマに出演しています。
2008年には、コメディ映画『15 ans et demi』や、フランスの名優ジャン=ポール・ベルモンドと共演した映画『Un homme et son chien』などに出演。
また、ドラマ『Engrenages』(2008年)、『Femmes de Loi』(2009年)『Josephine, ange gardien』(2015年)などフランスの人気番組に多数出演しました。
そして、2012年に、フランスの人気ドラマ『Plus Belle la Vie』に数学教師コラリー・ブラン役で出演。
「ターミネーター」というあだ名の厳しい数学教師役は、最初、あまり重要な役ではありませんでした。
しかし、徐々に人気が集まり、2019年までの間、レギュラー出演をしました。
このレギュラー出演中も、サラ:モーテンセンは映画や他のテレビシリーズでキャリアを積み重ねました。
特に2016年は、映画『Il a déjà tes yeux』や、『Chefs』シーズン2にも出演しています。
さらに2017年から2018年にかけて、3本の映画と3本のドラマ(うち2本はレギュラー)に出演するほど、フランス国内で指折りの人気女優となったサラ・モーテンセン。
人気の高まりと、増え続ける彼女のチャンス。
そう言った中で、2019年には7年間出演した『Plus belle la vie』を降板。
そして2019年6月、『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のアストリッド役として出演することになりました。
現在、このシリーズは3シーズン目を迎えています。
また、サラ・モーテンセン自身も、2022年から、新しいテレビシリーズ『L’Abîme』で主演を務めるようです。
ますます、活躍のサラ・モーテンセン。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』ともども、楽しみですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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