『アストリッドとラファエル』シーズン3までのキャスト18人とあらすじ

バラエティー

フランスドラマ『アストリッドとラファエル-文書係の事件録』のあらすじとキャストをご紹介します。

アメリカドラマとは一味違う、ウイットに富んだドラマ。

出演するレギュラーキャストも、フランスで活躍する俳優揃いです。

アストリッドとラファエル あらすじ


自閉症のアストリッド・ニールセンは、犯罪資料局の文書係として目立たないように働いていた。

しかし、自分が扱ったすべての事件を把握しており、犯罪に関して抜群の知識を持っている。

パリ警察の警視であるラファエル・コステが、医師の自殺の調査に必要な資料を犯罪資料局に請求したことをきっかけにアストリッドと出会う。

アストリッドはラファエルに犯罪に関する知識を提供すると、その卓越さに驚いたラファエルは、アストリッドに捜査協力を依頼する。

二人はバディとして、犯罪捜査にあたるが、次第にお互いを理解したい、無二の親友となっていく。



アストリッドとラファエル キャスト

【アストリッド・ニールセン】サラ・モーテンセン

アストリッドは、自閉症の女性で、パリ犯罪資料局の文書係。

警察官の父が、娘の社会生活を案じ、文書資料室に居場所を与えた。

犯罪事件の知識と、卓越した洞察力でラファエルの捜査に協力する。

古今東西のパズルに精通している。

サラ・モーテンセン
本名: Sara Mortensen
生年月日: 1979年12月10日
年齢: 42歳
出生地: フランス パリ

サラ・モーテンセンは、フランスの舞台、テレビ、映画で活躍する女優。

母も女優のエリザベート・モーテンセンです。

このドラマにも、母娘役で共演しているんですよ。

2004年に、フランスの演劇学校クールフローレントを卒業。

2012年から2019年までテレビシリーズ「Plus belle la vie」のコラリー役で注目を集めました。

私生活では、同番組で共演しているブルース・テソールと交際をしています。

(少女期:シルヴィー・フィルーも、下部に紹介欄があります)

▼さらに詳しいプロフィールこちら▼

サラ・モーテンセン 身長 年齢などWiki的プロフィールと『アストリッドとラファエル』のトリビア!

【ラファエル・コスト】ローラ・ドヴェール

ラファエル・コストは、パリ警察の警視。

仕事熱心で、捜査を解決に導くためには手段を選ばないタイプ。

おおらかで包容力の女性だが、夫と離婚。

息子がいるが、親権を失っている。

ローラ・ドヴェール
本名: Lola Dewaere
生年月日: 1979年12月4日
年齢: 42歳
出生地: フランス ブーローニュ=ビヤンクール

ローラ・ドヴェールの父パトリック・ドヴェールは、1970年代に活躍したフランス人俳優。

祖母もフランスの女優、マド・モーリンです。

母はパトリック・ドヴェールと2番目の妻エリザベスさん。

ローラ・ドヴェールが2歳のころ、父パトリックは自ら命を絶ってしまいました。

俳優のDNAが受け継がれていたのか、彼女も女優の道に進みます。

1997年、パリの演劇学校クール・フローランに入学。

しかし、その翌年に交通事故によって、女優の道を断念せざるを得ませんでした。

しばらく会社勤めをしていたのですが、女優への想いがつのり、28歳の頃に再び女優の道を歩み出しました。

2012年の映画『Mince alors!』で注目を集め、2013年、舞台『La Véritable Histoire de Maria Callas』に若い頃のマリア・カラス役で出演。

テレビ映画『Ligne de mire』(2014年)、ドラマ『La vengeance aux yeux clairs』や『Le tueur du lac』(2016~17年)にレギュラー出演しています。

プライベートでは、2021年からフランス人俳優ピエール=エドゥアール・ベランカと交際中です。

本ドラマのシーズン2にジュリアン・カプラン役でピエール=エドゥアール・ベランカはゲスト出演しています。

▼さらに詳しいプロフィールこちら▼
ローラ・ドヴェール 『アストリッドとラファエル』の役作りとは?身長 年齢 生い立ちも!

【ニコラ・ペラン】ベノワ・ミシェル

ニコラ・ペランは、警部でラファエルの同期でよき相棒。

ひそかにラファエルに想いを寄せている。

ベノワ・ミシェル
本名: Benoît Michel
生年月日: 1988年6月12日
年齢: 34歳
出生地: フランス リブルヌ

2011年、ティム役を演じたティーン向けシリーズ『Coeurs Ocean』で、注目を集めました。

最新作は、ドラマ『Une affaire française』(2021) で。

 

【アルチュール・アンギャン】メレディーン・ヤクービ

 

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アルチュール・アンギャンは、ラファエルとニコラの部下。

メレディーン・ヤクービ
本名: meledeen yacoubi

代表作は、『Girlsquad』(2021)、『Histoire d’un soir』(2019)などがあります。

 

【カール・バシェール】ジャン=ルイ・ギャルソン

カール・バシェール警視正は、ラファエルたちの上司。

ジャン=ルイ・ギャルソン
本名: Jean Louis Garçon

俳優以外に監督、コメディアンでも活躍。

出演作品に『Les notes bleues』(2014)、『Hors du monde』(2020)など。

 

【テオ・コスト】ティミ=ージョイ・マルボー

 

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ラファエルの小学生の息子。

週末はラファエルの家で過ごしている。

ティミ=ージョイ・マルボー
本名: Timi-Joy Marbot

若いながら、映画、テレビへの出演も多いティミ=ージョイ・マルボー。

コメディアンとしても活躍しているそうです。

主な出演作は、『Grâce à Dieu』(2018)、『Astrid et Raphaëlle』(2019)、『Raoul Taburin』(2018)など。

 

【フィリップ・コスト】ミシェル・ボンポ

フィリップ・コストは、警察関係者でラファエルの父。

ミシェル・ボンポ
本名:Michel Bompoil
生年月日:1959年12月17日
年齢:62歳
出生地:フランス ナント

フランス国内で数多くの、映画、ドラマ、舞台に出演している俳優です。

1986年『 Les Fugitifs de Francis Veber』 でスクリーンデビュー。

最新作は2021年の映画『Ils sont vivants』、テレビドラマ『Les Héritiers 』などがあります。

 

【アンリ・フルニエ】ハスキー・キハル

 

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アンリ・フルニエは監察医。

ハスキー・キハル
本名:Husky Kihal

俳優兼コメディアン。脚本家でもあります。

1994年テレビドラマ『Frères』でプロデビュー。

代表作に『Taxi 4』(2007)、『Out of Frame / Hors Champ』(2018)、『Le rendez-vous』(1999)などがあります。

 

【ジュリアン・フレデリック】ブルース・テソール

科学捜査官のジュリアン・フレデリックは、アストリッドに想いを寄せている。

ブルース・テソール
本名:Bruce Tessore
生年月日:1974年2月 9日
年齢:48歳
出生地:フランス パリ

ブルース・テソールは、トップクラスのテニスプレーヤーでした。

舞台、映画、テレビドラマと幅広く活躍しています。

代表作には『 Plus belle la vie』(2004)シリーズのニコラ・ベルジェ役 や、『Pleurer des larmes d’enfance』 (2015)などがあります。

私生活で、サラ・モーテンセンと交際中。

【アラン・ガイヤール】ジョフロワ・チボー

アラン・ガイヤールは、犯罪資料局の長官。

アストリッドの父の友人であり、その死後はアストリッドの後見人となる。

ジョフロワ・チボー
本名:Geoffroy Thiébaut
生年月日:1957年3月16日
年齢:65歳
出生地:フランス パリ

1980年から約40の舞台や、約60のテレビ映画やシリーズに出演。

代表作は、『On connaît la chanson』(1997)、『Braquo』(2009)などがあります。

 

【アンガス・ニールセン】アリオシャ・イトヴィッチ

アストリッドの父。警察官。

アリオシャ・イトヴィッチ
本名:Aliocha Itovich

声優としても活躍するフランスの俳優です。

代表作は、『Cause Toujours!』 (2022)、『L’art du crime』 (2017)など。

声優としては『CSI:マイアミ』に参加しています。

 

【マチルド・ニールセン】エリザベス・モーテンセン

アストリッドの母。

アストリッドが幼い頃に家を出ている。

エリザベス・モーテンセン
本名:Elisabeth Mortensen

主演のサラ・モーテンセンの実母です。

『Sins』(1986)、『Paradis pour tous』(1982)、『March or Die』(1977)などの作品で、フランス国内で知られている女優です。

 

【ウイリアム・トマ】ジャン=ベノワ・スーリエ

ウイリアム・トマは、アストリッドが通う自閉症当事者グループ「社会力向上クラブ」のリーダー。

アスペルガー症候群であり、ITと鉄道に詳しい。

ジャン=ベノワ・スーリエ
本名:Jean Benoit Souilh

代表作に、映画『Le premier homme』 (2013) 、『Munch』 (2016)などがあります。

 

【ポール・トマ】ユゴー・エリオット

 

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ポール・トマは、ウイリアムの兄で、医師。

ユゴー・エリオット
本名:Julien Hugo Horiot
生年月日:1982年8月 3日
年齢:39歳
出生地:フランス ディジョン

自閉症の人々の尊厳を守る活動家です。

著書に「L’empereur, c’est moi」などがあります。

舞台化された作品もあるようで、このドラマには俳優として出演しています。

 

【アピュ・タナカ】アキヒロ・ニシダ

タナカさんは、アストリッドが通う食料品店の店主。

アストリッドのことを理解する一人。

本名: 西田明宏(アキヒロ・ニシダ)
AKIHIRO NISHIDA

いかにも人の好い日本人を演じている西田明宏。

フランスで、日本人のイメージアップに貢献していますね。

出演作品は、 『Wasabi – The Japanese Dip That Kicks Like a Mule』 (2001)、『The Closet』 (2001)、『Please, Please Me! 』(2009)、『Safari』 (2009)など。

 

【テツオ・タナカ】ケンゴ・サイトウ

 

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アピュ・タナカの甥。水曜日に食料品店を手伝っている。

彼が誘い、アストリッドと店の外で会うことになる。

それが、新しいトラブルを巻き起こす。

本名: 齋藤研吾(ケンゴ・サイトウ)
出生地:東京八王子市

齋藤研吾は、インド古典音楽やアフガン伝統音楽を演奏する、パリ市近郊在住日本人音楽家です。

15歳まで埼玉県鶴ヶ島市で育ち、アメリカ・ペンシルヴァニア州ランカスターで高校時代を過ごしました。

クラッシックやロックなどの音楽を学ぶ中で、インドの古典音楽に魅せられ、1998年にインドに渡り、タブラ(打楽器)を始めます。

途中、画家を志望してフランスの国立美術学校(ボザール)に通いながらも、シタール(弦楽器)も始めました。

アフガン伝統音楽の名匠ダウード・サドザイ氏に出会い、彼の下でアフガン伝統音楽を学びます。

2006年から、ヨーロッパ、香港、中国、インド等で演奏や作曲活動を行っています。

 

【マティアス・フォレスト】 ユベール・ドゥラットル

仕事はできるが、自己中心的な性格の新任検事。

ラファエルと割り切った関係となる。

本名: Hubert Delattre
プロフィール非公開

第2シーズンから登場し、存在感のある演技をしているユベール・ドゥラットル。

フランス国内で、数多くの映画、ドラマに出演しています。

代表作に『L’Affaire SK1』(2014)、『Zone Blanche』(2017)、『Paris Police 1900』(2021) などがあります。

 

【少女期のアストリッド】シルヴィー・フィルー

 

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本名: Sylvie Filloux
生年月日:1999 年5 月11日
年齢: 23歳

フランスの昼メロドラマ『Demain nous appartient(明日は私たちのもの)』(2017-2019年)のジュディス役でプロデビュー。

フランスのコメティドラマ『Le Remplaçant』(2020-2022年)や、映画『Kean』(2021年)に出演をしています。

学生時代はカリフォルニア大学サンディエゴ校に在籍。

バレエが得意のようです。



 

アストリッドとラファエル まとめ

フランスのドラマは、思わずプッと笑ってしまう作品が多くて好きです。

例えば、リュック・ベッソンが製作総指揮の『ノーリミット』はアクションなのですが、随所に笑えるシーンがあったり。

『心配性刑事ワーグナー』も、心配性の主人公が、顔色一つ変えず、笑わせてくれたり。

俳優のレベルが高いのでしょうか?

アメリカドラマと違って、そもそもの数が少ないので、面白いドラマが厳選されてくるのでしょうけど。

この『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』も、その両方を兼ね備えたドラマ。

自閉症の人が捜査に加わる設定が面白いですね。

サバン症候群の医師が主人公の『グッドドクター』もそうですが、アッと思わせる展開もあって、観ていて飽きないのではないでしょうか。

主人公二人のキャラも楽しみですね。

フランスの女優は演技はもちろん所作がきれい。

それに、雰囲気を作るのがとても上手です。

どんな表現で人を引き付けるのか?

そんな視点で観てみるのも良いのではないでしょうか?

それと、日本人が出演しているのも、なんとなくうれしいですね。

最近、海外ドラマではアジア系と言うと、中国、韓国、インドが主流。

『ザ・ボーイズ』の福原かれんくらいしか見られないですね。

このドラマの「タナカ」役のアキヒロ・ニシダにも注目したいですね。

シーズンが深まると、新たにケンゴ・サイトウも出演しているので、次回シーズンの予定も気になるところです。

まずは、シーズン1が、NHKとAXNで7月24日から放送開始されます。

ぜひ、楽しんでご覧ください。
(放送日は、それぞれ放送局のHPをご確認ください)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!


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