アクション俳優として大成功を収めながら、かなりの浪費家として知られ、近年ではユニークな低予算作品での出演もファンの間で話題になっているニコラス・ケイジ。
そんな彼のプライベート情報から、おすすめの出演作品、日本語版吹き替え役の大塚明夫も賞賛の『オレの獲物はビンラディン』の話題までお届けします!
ニコラス·ケイジの現在は? 5度目の結婚のお相手は日本人女優?
ニコラス・ケイジは現在、5度目の結婚をしたことが知られています。
お相手は30歳年下の日本人女優リコ・シバタ。
ニコラス・ケイジは「People」誌で、「結婚したのは本当です。
私たちはとても幸せです」とその事実を認めています。
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ラスベガスのウィン・ホテルで2月16日に結婚式を挙げた二人。
この日はすでに他界したニコラス・ケイジの父オーガスト・コッポラの誕生日だそうです。
「父に敬意を表して」その日を選んだとニコラス・ケイジ自身が語っています。
結婚式でのニコラス・ケイジの衣装は、トム・フォードのタキシード。
花嫁のリコ・シバタは和装の出立ちで、二人がキスを交わした場面の写真が公開されています。
花嫁がバージンロードを歩くときに流れたのは、Kiroroの「冬のうた」という曲だったというウサワがあります。
ニコラス・ケイジは今までにパトリシア・アークエット、リサ・マリー・プレスリー、アリス、エリカ・コイケとの結婚歴があります。
4度目のエリカ・コイケとの結婚は、たったの4日で結婚生活が破綻してしまったことで話題になりました。
そのため、5度目の結婚についても「本当に大丈夫なのか」と、世間ではやや厳しい意見が寄せられています。
ニコラス·ケイジの身長は? 年齢は? どんな性格をしているの? 生い立ちは?
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ニコラス・ケイジの身長は183cm。
1964年1月7日、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチで生まれ、現在は57歳です。
セレブの子息が通うビバリーヒルズ高校を17歳のときに中退。
俳優を目指して映画館のポップコーン売りのアルバイトをしていました。
性格はかなりの浪費家として知られ、主演作がヒットを続けていた90年代にニコラス・ケイジは1億5,000ドル(約165億円)もの財産を獲得。
それをたった10年の間に使い果たしてしまいました。
恐竜の頭蓋骨、複数のお城や家、高級車、珍しい生き物、特注のランボルギーニなどを購入したそうです。
2008年には豪邸が15軒、ヨット、バハマ諸島に一つの島、プライベートジェット機、宝石と絵画数百万ドル(数億円)分と、欲しいものは全て手に入れてきたニコラス・ケイジ。
しかし、2002年から2004年、2007年に税金を滞納し、その総額は1,330万ドル(約14億6,300万円)。
その頃には稼いだ多額の金はほとんど使い果たしてしまっていたため、資産の大部分を売却しなければなりませんでした。
そのせいか、近年では予算をかけた大作ばかりではなく、ユニークな低予算作品にも多数出演するように。
それはそれでファンからは歓迎される結果にもなっていますね。
ニコラス·ケイジの若い頃は? 出演した映画でおすすめの作品『天使のくれた時間』、『キックアス』、ニコールキッドマンとW主演『ブレイクアウト』
ニコラス・ケイジは若い頃に、『初体験/リッジモント・ハイ』(1982年)で映画デビューを果たしますが、ほとんどの出演シーンをカットされてしまいました。
実は巨匠のフランシス・フォード・コッポラ監督は母親の兄弟です。
そのコッポラ監督の作品『ランブルフィッシュ』(1983年)のオーディションで、役者の相手として台本を読むというアルバイトをしたことがきっかけで同作に出演、俳優としての道を開きました。
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ニコラス・ケイジ出演のおすすめ作品としては『天使のくれた時間』(2000年)があります。
ブレット・ラトナー監督が『素晴らしき哉、人生!』をモチーフに、「もしあの時、違う道を歩んでいたら?」というテーマをもとに作られた作品。
2000年度のサターンファンタジー映画賞にノミネートされています。
『マダム・セクレタリー』のティア・レオーニがわかいい恋人役。
そして「アベンジャーズ」シリーズのドン・チードルが人生を左右する青年役で出演しているのも楽しいですね。
コミック作品を原作に、カルトな人気を集めるヒーロー映画『キック・アス』(2010年)。
この作品のヒロインである少女ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)の父親ビッグ・ダディの役をニコラス・ケイジが演じて話題となりました。
『ブレイクアウト』(2011年)はニコラス・ケイジとニコール・キッドマンのW主演のサイコスリラー作品。
主演のビッグネーム二人が強盗に襲われる夫婦の役を演じて注目を集めました。
ニコラス·ケイジ吹き替え役でおなじみの声優・大塚明夫が賞賛!
実話のコメディ作品『オレの獲物はビンラディン』(2016年)にニコラス・ケイジが主演。
この作品は、アメリカを愛するあまり、たった一人でパキスタンに潜入し、オサマ・ビンラディン捕獲作戦に挑むというもの。
日本語吹替版はニコラス・ケイジの吹き替え役でおなじみの大塚明夫。
ニコラス・ケイジはブッ飛んだオヤジのゲイリーを演じるために、本人の体型に合わせて体重を大幅に増量。
ヒゲや髪の毛などの外見を似せるアプローチを自ら進んで行ったそうです。
ぽっこりと飛び出したお腹に、これまでに見たことのない“キレのない”演技。
監督のラリー・チャールズは「俳優としての新境地を開拓しようとした」と、ニコラス・ケイジを絶賛。吹き替え役の大塚明夫も、
「ニコラス・ケイジは、非常に演じがいのある俳優。『オレの獲物はビンラディン』も、“これはぜひやりたいな”と思っていたので、声優魂に火がつきました!!」
と、真剣に役と向き合うニコラス・ケイジを賞賛しています。
今まで、多彩な役柄を演じてきたニコラス・ケイジ。これからはどんな演技を見せてくれるのでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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