『HAWAII FIVE-0』で大ブレイクしたアレックス・オローリン。実は撮影中の怪我が何年も癒えず、撮影続行を断念。本国では2020年4月にファイナルを迎えてしまいました。
『HAWAII FIVE-0』は、ハワイを舞台に凶悪犯罪に挑む特別捜査官の活躍を描く大ヒットドラマです。
1968年から1980年まで12年間にわたって放送された『ハワイ5-0』のリブートとして、2010年から放送を開始して圧倒的な人気を誇っていました
人気絶頂の中で終了せざるを得なかった『HAWAII FIVE-0』の主役、アレックス・オローリンの怪我の状況と、今後について勝手に想像してみました。
アレックスオローリンの鍛え抜かれた筋肉。怪我が絶えず過酷だった『HAWAII FIVE-0』のアクション。
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アレックス・オローリン演じるスティーブ・マクギャレットは、アメリカ海軍のシールズに在籍した経歴を持つ戦闘のプロ。そう言った設定のため、アクションも過酷なシーンの連続でした。
しかも、筋肉自慢の彼、初期の頃はほとんどのスタントを自身でこなしていたそうなんです。しかし、それが間違いだったとアレックス・オローリンは後に語っています。
「片方の膝をダメにしたし、靭帯と腱、足首、両肩、両手首を切ったこともある。 脊柱の手術を避けるために幹細胞治療を受けているよ」
アレックス・オローリンは2012年に撮影中に怪我をしています。その後も治療を続けていたのですが、痛み止めとして鎮痛剤を飲んでいました。それが癖になってしまい依存症になってしまいました。
海外ドラマでは、良く見るあれです。『ナース・ジャッキー』のジャッキー、『シカゴ・ファイアー』でテイラー・キニーが演じていたセブライドなど、苦しんでいましたね。
それが、劇中ではなく実生活でなってしまったんですね。ですので、活動を中止して薬物依存の治療に専念した時期もあったほど。
過酷ですよね。
アレックス・オローリンのスタントマンをしている、ジャスティン・サンドクイストさんも2017年5月に『HAWAII FIVE-0』の撮影中で車に轢かれて負傷してしまっています。
このジャスティン・サンドクイストさんは『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(セバスチャン・スタン/ウィンター・ソルジャー)などのスタントもしている売れっ子のスタントマン。
そんなプロ中のプロでさえも負傷するほど、ギリギリのところでアクションシーンの撮影が行われているのですね。
さらに2016年頃にもアレックス・オローリンは負傷していて、降板する話が挙がっていたそうなんです。
その時も治療を受ながらなんとか撮影を継続をしてきていたんです。2018年にあるインタビューでアレックス・オローリンが体調についてコメントしていました。
「俺の体はめちゃくちゃだ。両肩と膝を脱臼して肘の間をつけ直し、首と背中の椎間板が突き出ている。」
聞いただけで痛みがウツりそうです。本人辛かっただろうに。
そんなガッツのあるアクション俳優、アレックス・オローリンのプロフィールを見てみましょう。
『HAWAII FIVE-0/ハワイファイブオー』キャストの最新情報とプロフィール
アレックスオローリンの現在まで。年齢・身長・性格などのプロフィールと出演作。
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本名 Alexander O’Lachlan
アレクサンダー・オローリン(オラックラン)
生年月日 1976年8月24日
年齢 45歳
出生地 オーストラリア キャンベラ
身長 185cm
アレックス・オローリンはオーストラリアの人なんですね。
読み方としては”オラックラン”とか”オラフリン”なども表記されたりします。
オーストラリア国立演劇学院で演技を学んでいます。
卒業生にはケイト・ブランシェット、メル・ギブソンなどのビッグネームも。
オーストラリアでプロデビュー後に、アメリカに渡り、2007年フレディ・ハイモア主演の映画『奇跡のシンフォニー』に出演。
ドラマでも2007年から『 Moonlight』に主演を掴んでいます。
このドラは日本未公開のようですが、”結婚式の夜に花嫁によって吸血鬼に変えられた私立探偵”と言う役柄だったようです。
見てみたいですね。
その後人気ドラマ『 クリミナル・マインド FBI行動分析課』にゲスト出演。
2009年から『スリー・リバーズ 〜命をつなぐ熱き医師たち』にもメインキャストで医師役を努めています。
このドラマは、NBCが超人気ドラマ『ER』の後継ドラマとして考えていたほどのドラマだったようです。
それに主演級としてキャスティングされているのですから、さすがアレックス・オローリンですね。
アレックスオローリンの現在は?妻と子供とゆっくり静養?
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『HAWAII FIVE-0』終了後、アレックス・オローリンは、現在、何をしているのでしょうか?
残念ながら、最新の情報は得られなっかたのですが、なにより怪我の治療を最優先して欲しいですよね。
そん時に大切なのは家族の支えです。現在、アレックス・オローリンは妻のマリア・ジョーンズさんと、お子さんが3人の5人家族。
マリア・ジョーンズさんは元全米の女子サーフィンのチャンピオンだそうです。
二人が結婚したのは、2014年4月18日。
2012年に、男の子ライオン(Lion)くんが生まれています。
順番逆ですねw
実はアレックス・オローリンは、元カノとの間にサクソンくんが1997年7月に生まれています。
奥さんにも連れ子がいて、5人家族でハワイに住んでいます。
今、彼が何をしているのか勝手な想像をしてみると。
怪我の治療が最優先。
でもじっとしているはずはないですね。
やはりハワイなので、サーフィンや釣りなど趣味を存分に楽しんでいるかな。
アレックス・オローリン、ハワイについてこのようにコメントしていましたよ。
「ここの人は、ハワイと馴染むか嫌になるかのどちらかだと言っているけど、自分自身がハワイからの贈り物のように気がついたんだ。ハワイアンの名前ももらって、さらに島の魅力に引き込まれている」
早く、怪我を治して、再リブートの『HAWAII FIVE-0』を観てみたいですね。
アレックスオローリンとスコットカーンは最初から仲良しだった?!
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2010年に『HAWAII FIVE-0』のスティーヴ・マクギャレットとして、主演をはることになったアレックス・オローリン。
実はその前に主演を務めたドラマが2作とも、1シーズンで終了してしまったのです。
どのような気持ちでハワイへ向かったのでしょうか?
アレックス・オローリンは『HAWAII FIVE-0』の主演の話しが来た時のことをこう語っていました。
「ハワイのことを何も知らなかったから、みんなに聞いたんだ。どうしたらいいと思うかって」
アメリカから見知らぬ地、ハワイへ。
役者としても心機一転、不安もあったでしょう。
加えてW主演のダニー”(”ダノ”)・ウィリアムズ 役のスコット・カーンとの相性も気になったのではないでしょうか?
実はこの二人、最初から息があったわけではないようなのです。
最初は、スコット・カーンのマイペースな行動に戸惑うこともあったようです。
ですが、アレックス・オローリンは、それを受け入れることにしたそうです。
コミュニケーションのコツは「違いを認める」ことと言います。
そうすることで、アレックス・オローリンに中に、気づきが生まれたのではないのでしょうか。
二人の仲は、本当に良い関係のようですから、個性と個性が融合して、ドラマ全体に魅力として広がっているように思えますね。
アレックスオローリンだけ降板だったら、誰がダノの相棒になったらいい?
当初は共演するスコット・カーンに、別の相棒を立てて継続すると言う案もあったらしいのです。
もしそうだったとしたら、どうなっていたのでしょう?
たぶん、アレックス・オローリンと同じ年代ではない方がいいですね。
かといってベテラン俳優でアクションシーンがめっきり減ってしまいますので、ベテランはなし!
若手を起用して、今までやんちゃキャラのスコット・カーン、なだめ役にまわる設定なんていい感じじゃないですか?!
若手で勢いがあってアクションもこなせそうな俳優。
トム・ホランドなんていいと思いませんか?
彼はイギリス出身の俳優で24歳。
少し若いようにも思いますが、アベンジャーズの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのピーター・パーカーことスパイダーマン役をやってましたからアクションも何とかなるでしょう。
経験は浅いながら度胸だけはピカイチで、向こう見ずな行動をとるキャラとかいいですね。
スコット・カーン演じる”ダノ”が自分のことは棚に上げて、トム・ホランドを叱り、なだめると言うようなギャップも面白そう。
それ以外では、KJ.アパとか。
サモア系でキリっとした太い眉が印象的なので、ハワイが舞台のこのドラマに似合いそう。
それに右肩にタトゥーを刻んでいるそうなんで。
アレックス・オローリンへのオマージュとしてもいいかもしれません。
ですが、『ラスト・サマー~この夏の先に~』の撮影が被っていることは全く無視してますが。
そんな空想もむなしく、現実はスコット・カーンの契約もちょうど切れるタイミングでしたので、『HAWAII FIVE-0』は終了することに。
それが発表された時に、シーズン7でコノ役のグレイス・パークと降板したチン・ホー・ケリー役のダニエル・デイ・キムが愛情あふれるコメントを発表していました。
「『HAWAII FIVE-0』終了の発表を聞いて、とても残念な気持ちにさせられた。本作は何百人もの人々や、多くの友人への雇用を生み出しただけでなく、計り知れない経済効果をもたらした。そしてそれ以上にハワイで暮らす人々に、とても愛されていた。作品は終わってしまうが『HAWAII FIVE-0』が築いたものは永遠だ。アロハ・オエ」
降板しても、このようなメッセージを贈るほど初代のメンバーの絆は深いものなのですね。
そういったキャストの絆があるからこそ、ヒットドラマになるのでしょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 では、また!
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