映画『ラ・ブーム』に出演して、世界的なアイドルになったソフィー・マルソー。
彗星のごとく現れ、そのかわいさに胸打たれた方も多いのでは?
そんなソフィー・マルソーのデビュー作『ラ・ブーム』のトリビアをご紹介します。
かわいい少女ソフィー・マルソーは、1700人のオーディションを勝ち抜いた!
Je veux la coupe de Sophie Marceau dans « La Boum » https://t.co/KF9ol56gD6 pic.twitter.com/nKOOBy8mcL
— ELLE (@ELLEfrance) October 14, 2022
本名: Sophie Danièle Sylvie Maupu
生年月日: 1966年11月17日
年齢: 56歳
出生地: フランス パリ
身長: 173 cm
13歳の若さで、人気女優となったソフィー・マルソー。
家族の中に、芸能関係の人がいるかと思いきや、父はトラックの運転手、母がデパート店員だったそうです。
ショービジネスの世界に飛び込むきっかけは、1980年2月、モデル事務所の広告に応募したことからでした。
そして、映画『ラ・ブーム』のオーディションに参加します。
1700人の中から主人公のビック役に大抜擢。
デビュー作となった『ラ・ブーム』(1980年)で、ソフィー・マルソーがかわいいと、大ブレイク。
世界的な人気女優となります。
さらに、『ラ・ブーム 2』(1982年)では、セザール賞(フランスのアカデミー賞と呼ばれる)の有望女優賞を受賞。
『ソフィー・マルソーの三銃士』 (1994年)などの成功作で、ヨーロッパ中にソフィーの魅力が伝わっていきます。
その後も活躍は続き、『ブレイブハート』(1995年)、ジェームズ・ボンド第19作『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)のエレクトラ・キング役で、世界的なスターに成長していきました。
現在は、フランスのコメディ映画『I Love America』(2022年)の主人公リサ役を務めるなど、活躍が続いています。
ソフィー・マルソー主演の『ラ・ブーム』は最初テレビドラマだった?!
La Boum : Sophie Marceau, 40 ans de rôles populaires – https://t.co/4VN24pxHod pic.twitter.com/XuyQf6HnYt
— Premierefr (@PremiereFR) October 27, 2020
『ラ・ブーム』(La Boum)は、1980年に公開されたフランス映画です。
もともとは、テレビドラマとして企画されていたそうです。
しかしプロデューサーが、その脚本を見て「これは映画にすべきだ!」と判断。
映画の制作が進んだのだそうです。
物語のあらすじは、ざっくりこんな感じです。
初めてのブーム(=パーティー)に行った13歳のビック(ソフィー・マルソー)は、そこで、マチューに出会います。
ビックはマチューに夢中。
一方で、両親の関係に亀裂が入り、ビックを巻き込んでいきます。
13歳の少女が通り抜ける、淡い青春のひとときを描いた、至極の青春映画です。
1980に公開され、本国フランスで450万人を動員し、社会現象に。
さらに、ヨーロッパやアジア諸国でも大ヒット。
そして、日本でも1982年に公開され、若者を中心に爆発的な支持を得ました。
『ラ・ブーム』の意味は?
物語のきっけけとなるラ・ブーム(La Boum)。
若者の流行の「ブーム」かと思いきや、まったく違うのです。
ブームは、フランス語で、パーティーの意味だそうです。
俗語のような言葉なのだとか。
パーティーと言っても、中高校生くらいの若者が、親の不在中に家に集まるそうです。
友達の友達は皆友達と言った感覚で、集まるのだとか。
若者だけのパーティーなので、おしゃべりやダンスに留まらず、時にタバコやハグ、さらにキスし合うことも。
そんなことは、親も理解していると言いますから、フランスの親たちって寛容なのですね。
『ラ・ブーム』のマチュー役は何してる?
映画「ラ・ブーム」では、ソフィーが演じるビックがブームに出かけ、そこで出会った少年マチューとひかれ合うことになります。
マチュー役のアレクサンドル・スターランはどんな俳優なのでしょう。
1966年2月13日、パリで生まれ。
ソフィー・マルソーと同い年ですね。
『ラ・ブーム』『ラ・ブーム2』に出演以降も、映画やテレビドラマに出演。
また、音楽活動も行っていて、1984年には「Simplement un peu d’amour」をリリースしています。
現在は、声優の仕事も行っているようです。
『ラ・ブーム』の主題歌がヒットして、ウォークマンも売れた?!
映画を観ずとも、『愛のファンタジー』(原題:Reality)を聞いたことのある人は、少なくないでしょう。
リチャード・サンダーソンが歌うその歌は、ヨーロッパを中心に800万枚のセールスを記録しました。
フランス、オーストリア、ドイツ、イタリア、スイスでは1位になっていて、日本でも大ヒットしました。
映画では劇中でも、ビックとまチューの出会いのシーンに使われています。
大音量でロックが流れる中、後ろからビックの耳にヘッドホンをかけられます。
そこで流れるのが『愛のファンタジー』。
Avant de découvrir #ILoveAmericaPrime, Sophie Marceau est à retrouver dans La Boum, son tout premier film…
…Une plongée dans l’époque merveilleuse des années 80 ! 👇 pic.twitter.com/YSgQszztep
— Prime Video France (@PrimeVideoFR) March 10, 2022
40年前ですからね。
ヘッドホンにウォークマンなんです。
実は、このシーンが話題となり、『愛のファンタジー』と共に、SONYのウォークマンも大ヒット。
世界中で売れたそうです。
もしかしたら、移動しながら音楽を聴くことが当たり前になったのも、この映画のおかげかもしれません?
それはともかく、13歳でこんな演出するだなんで、フランスの男子はさすがですね。
「思いがけなさ」に胸キュンのビック。
そして、チークダンスに持ち込んで。
もう、イチコロです。
ソフィー・マルソーは『ラ・ブーム』出演が地獄だった?
Sophie Marceau (“La Boum”): Aktuelles Leben, Männer aus ihrem Leben, Drama um ihren Sohn Vincenthttps://t.co/XNFWEYeZY8 https://t.co/XNFWEYeZY8 pic.twitter.com/2dQdZf4o3j
— Monique (@FlyHeike) August 8, 2021
最近になって、ソフィー・マルソーが『ラ・ブーム』出演当時に振り返って、こんな話をしていました。
「ラ・ブームの栄光は、私にとって地獄だった。」
『ラ・ブーム』に出演したころは、まだ13歳。
そして、映画は初出演でした。
だから右も左もわからず、最初の頃は、いろいろなことに対応できいなかったそう。
さらに、主演と言うこともあって、重荷がのしかかり、苦しかったようです。
ですが、その苦労の甲斐あって、映画は大ヒット。
そして、ソフィー・マルソーも大スターに成長しました。
「今は逆に、この映画が参考になったので、私はその恩恵をとってもいただいていると言えるでしょう。」
その様にコメントしていました。
まさに「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言う格言の通りですね。
と言うことで、『ラ・ブーム』のトリビアをご紹介しました。
2022年12月23日から、ラ・ブーム 40周年記念デジタル・リマスター版の公開されます。
かわいいソフィー・マルソーを是非、ご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。k
では、また!
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