『ピッチ・パーフェクト』(2012年)のヒロイン・ベッカを演じて大人気女優となったアナ・ケンドリック。
そんな彼女の主演ドラマ『LOVE LIFE』の話題から、本人の結婚観について、演技力が認められてアカデミー賞にノミネートされた『マイレージ、マイライフ』、歌唱力が大きな話題となった『ピッチ・パーフェクト』、『トロールズ』までをお届けします!
アナ・ケンドリックが現在主演の話題のドラマ『LOVE LIFE』
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アナ・ケンドリックが主役を演じ、注目を集めているドラマシリーズ『LOVE LIFE』はHBO Maxのオリジナル作品第1弾。
多くの話題作で有名なHBOが製作し、配信の開始直後に早くもシーズン2の製作が決定しています。
ニューヨークの最先端のファッションやインテリア、人間関係までが鋭くリアルに描かれています。
アナ・ケンドリック演じる主人公のダービー・カーターは、ニューヨーク大学を卒業したばかり。
親友のサラ、ボーイフレンドのジム、友人のマロリーたちと楽しく共同生活をしながら、訪れるさまざまな出会いを通じて、知らなかった自分自身を発見していきます。
ブレイク・ライブリーと共演した『シンプル・フェイバー』(2018年)のポール・フェイグ製作総指揮の、不安に溢れる20代の若者たちのロマンティック・コメディ作品。
アナ・ケンドリックは、主人公ダービーの恋愛に悩むさまを等身大で演じ、現在大きな話題となっています。
アナ・ケンドリック 極秘交際&破局!もともと結婚すること自体を否定?
アナ・ケンドリックは、テレビシリーズ『バリー』で二年連続エミー賞を受賞した俳優のビル・ヘイダーと交際していました。
2019年にディズニープラスの映画『ノエル』の共演が馴れ初め。
マスコミには2022年の初めに一緒にいるところを目撃されていました。
2022年7月時点で、「別れたよ」と関係者が漏らしたとのこと。
半年足らずで破局?と思ったら、実は一年以上も極秘交際をしていたそうです。
そんなアナ・ケンドリックですが、こんなと発言しています。
「結婚という社会的要素は厄介で、実生活では友人の結婚式を何があっても避けている」
結婚式で花嫁の付き添い人役を頼まれるのが嫌で、友人を作ることも避けているほどの徹底ぶり。
セス・マイヤーズが司会のトーク番組「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ」では、
「結婚式には招待されないようにしているの。ちょっとしたショーに出る友だちを見るようなものだからよ」
「それに良いドレスを着て、知らない人と話さなくちゃいけないのよ。私はどうやら親しい女友だちをつくるのを避ける傾向があるみたい。」
と語っていますね。それどころか、結婚式そのものに反対しているというアナ・ケンドリック。
結婚パーティーに招待しようとしていた友人グループに、ユニークな脅迫を送っています。
「チェーンメールに私を入れて、バレエピンクのマニキュアをしてと言ってきたら、その場で殺すつもりよ」
さらに「バチェロレッテパーティー」に参加して、独身に別れを告げるつもりもないとも発言しており、結婚を否定する感情は相当に根深いようですね。
アナ・ケンドリックの歌が大評判! 『トロールズ』のポピー役、『ピッチ・パーフェクト』のカップソングが話題に!
キッズ向けのミュージカル・アニメ作品『トロールズ』(2016年)で、アナ・ケンドリックは主人公のポピーの声優をつとめています。
ブロードウェイ出身で、歌唱力には定評のあるアナ・ケンドリック。
『トロールズ』の主人公ポピーは、いつでもポップミュージックをノリノリで歌っている「ポップ村の女王」という設定です。
しかし、アナ・ケンドリック本人は普段は一人きりで車を運転するときぐらいしか、歌を歌うことがないそうで、その理由は「友達を失いたくないから」だとか。
ポピーの表情にはレコーディング時のアナ・ケンドリックの表情も反映されており、友人から「今、すっごくポピーみたいな表情をした!」と驚かれるそうです。
アナ・ケンドリックの抜群の歌唱力を味わえる作品として必見の『ピッチ・パーフェクト』(2012年)。
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作中でアナ・ケンドリックが演じるヒロインのベッカが、大学のアカペラ・グループのオーディションを受けるシーンで披露した、プラスチックのコップを鳴らしながら歌う「カップソング」が話題になっていましたね。
反響でその曲が劇場公開の半年後に「Cups」という曲名でシングルとして発売され、PVは再生回数が1億回を突破。
発売されたシングルも劇場公開から1年後にはアメリカのシングルチャート6位まで昇りつめています。
私もこの「カップソング」を歌う彼女を見たときは、それまでのアナ・ケンドリックのイメージが覆りました。
『マイレージ、マイライフ』で初めて彼女を見たときは、スーツ姿のビジネスウーマン役だったこともあって、地味なイメージでした。
それが、この映画ではとってもかわいく、そして超歌うまな女性だったものですから、そのギャップにやられましたね。
決して『マイレージ、マイライフ』の時のアナ・ケンドリックがダメって言っているわけではないのですよ。
女優としてとても魅力的でしたし、その演技力も素晴らしいと思います。次章ではそのあたりのことを触れていきましょう。
アナ・ケンドリック出演映画でアカデミー賞ノミネートの評価を得た『マイレージ、マイライフ』
『マイレージ、マイライフ』(2010年)で、アナ・ケンドリックはアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、一躍実力派女優の評価を得ることになりました。
アカデミー賞の受賞には至りませんでしたが、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞をはじめ、各映画批評家協会賞をいくつも受賞しています。
『マイレージ、マイライフ』は、ジョージ・クルーニー演じる企業からの依頼でリストラ対象者にクビを宣告する主人公のライアンが、人生の虚しさをふと見つめ直すというヒューマンストーリー。
アナ・ケンドリックは主人公ライアンの部下で、リストラ宣告の仕事についての研修を受ける新入社員ナタリーを演じています。
このナタリーの役は、実はアナ・ケンドリックに以前から注目していたジェイソン・ライトマン監督が、彼女のために書いた役だそうです。
そのせいもあってか、アナ・ケンドリックの素の魅力が感じられる役柄になっていますね。
この作品のプロモーションで、世界各国を飛び回ったアナ・ケンドリックのフライトマイルは、主人公のライアンに匹敵するほどになったそうです。
作中でライアンが所持しているコンシェルジュ・キー(航空会社から最高のサービスを受けられる特権)を、アナ・ケンドリックも獲得したとのこと。
演技力と歌唱力をあわせ持った、アナ・ケンドリックのこれからの活躍からも目が離せませんね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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