エミリー・ブラントが若い頃の障害を乗り越え演技派女優になれた理由とは?

『プラダを着た悪魔』のチャールトン役で、ブレイクしたエミリー・ブラント。

その後も、数多くの作品に出演し、人気女優になりました。

そんなエミリー・ブラントは、若い頃にある障害に悩んでいたのです。

どのようにして、その生涯を乗り越えたのでしょうか?

 

エミリー・ブラントの身長・年齢や生い立ち。若い頃の障害があったから演技派女優なれたってホント!

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Emily Blunt(@emilybluntofficial)がシェアした投稿

本名: Emily Olivia Leah Blunt
生年月日: 1983年2月23日
年齢: 40歳
出生地: イギリス ロンドン
身長: 171 cm

まずは、エミリー・ブラントの生い立ちから。

父親は弁護士、母親は教師です。

4人の子供の第二子として生まれました。

 

母親は、女優の経験があったようです。

彼女が女優を志したのは、母親の影響もあったのでしょうが、他に理由がありました。

それは、エミリー・ブラントが抱えていた「吃音」の問題です。

 

10代の頃は、吃音だったため、しゃべるのがイヤだった彼女。

そこで、吃音を治すため、演劇クラスを受けることにします。

レッスンのとき先生から、「面白い声やアクセントのある話し方をしてみる」ことを勧められます。

 

すると、どもらずに話しができたのだそうです。

さらに、他の生徒のアクセントを良く聞くことで、改善をしていきました。

 

そうすることで、観察力も身に着けたようです。

「あまりしゃべることができなかったから、周囲をより細かく観察することができた」

そうやって演技力を成長させていったエミリー・ブラント。

 

高校を卒業すると、英国王立演劇学校に進みます。

イギリスで最も有名な演劇学校の一つで、世界的に有名な俳優や女優を多数輩出しています。

彼女はそこで優秀な成績を収めました。

 

プロのなっても、演技力を買われて数多くの作品に出演している彼女

吃音と言うハンデがあったからこその、観察力のおかげでしょうか?

演技派女優へきっかけは、ピンチをチャンスに変える力だったのですね。

 



 

エミリー・ブラントが若い頃の女優活動

エミリー・ブラントがデビューした映画は、2004年の『マイ・サマー・オブ・ラブ』です。

この映画で、彼女は主人公の妹役を演じ、注目を集めました。

 

そして、2006年には、映画『プラダを着た悪魔』に出演。

アン・ハサウェイの相手役を演じ、一躍世界的な注目を浴びることになりました。

 

それ以降は、主演級の女優として多くの作品に出演するように。

彼女が出演した映画の中で、注目したい作品はこちらです。

 

プラダを着た悪魔
ジャングル・クルーズ
クワイエット・プレイス
メリー・ポピンズ リターンズ
ガール・オン・ザ・トレイン
スノー・ホワイト/氷の王国
ボーダーライン
オール・ユー・ニード・イズ・キル
ヴィクトリア女王 世紀の愛
デス・ロード 染血

 

ミュージカル、アクション、サスペンス、ドラマと幅広いジャンルで活躍していますね。

多くの作品に出ている、エミリー・ブラントは、演技に真摯に取り組む姿勢が評価されています。

 

中でも注目すべき作品『プラダを着た悪魔』を、次章でご紹介します。

 



 

エミリー・ブラントの若い頃の代表作『プラダを着た悪魔』

 

この投稿をInstagramで見る

 

Grazia(@grazia_fr)がシェアした投稿

『プラダを着た悪魔』は、2006年に公開されたアメリカのコメディ映画です。

主演はメリル・ストリープとアン・ハサウェイ。

 

エミリー・ブラントが演じたのは、アシスタントのエミリー・チャールトン役です。

 

上司に対する忠誠心が非常に強く、指示に従って常に完璧な仕事をこなすキャラです。

 

エミリーは、この役をとても鮮やかに演じました。

エミリー・ブラントは役づくりとして、アクセントや姿勢など、細かい部分にまで気を配ったそうです。

 

特に、エミリー・チャールトンが抱えるストレスやプレッシャーを表現するために、自分自身を徹底的に追い詰めることで役作りをしました。

 

このようなアプローチを行ったエミリー・ブラント。

映画の中でも、主演の大物女優に引けを取らないインパクトを残しました。

この点は、吃音治療で培った観察力が役だったのかもしれません。

 



 

エミリー・ブラントの結婚。夫は『プラダを着た悪魔』ファンだった!子供の性別は?

 

この投稿をInstagramで見る

 

Emily Blunt(@_emily_blunt_)がシェアした投稿

エミリー・ブラントの夫は、イギリスの俳優であるジョン・クラシンスキーです。

ドラマ『CIA分析官ジャック・ライアン』の主演俳優兼プロデューサーとして有名ですね。

 

二人の出会いは2008年でした。

エミリー・ブラントが友人と食事をしていると、ジョン・クラシンスキーが同じレストランにいたのです。

 

彼と知り合いだったその友人が声をかけると、ジョン・クラシンスキーはエミリーのテーブルまで来て、ずっと話しをしていたんです。

 

「何も食べず、ずっと立ったままの状態で、私をたくさん笑わせてくれたわ」

 

そう振り返るエミリー・ブラントは、”運命”をその出会いに感じたと言っています。

 

実はこのクラシンスキー、妻エミリー・ブラントが結婚前に出演した『プラダを着た悪魔』が大好きだったそう。

 

ほとんどストーカー状態で、「72回は観た」と彼は話しています。

そんなこともあって、二人はその後交際を始め、2010年に結婚しました。

 

エミリー・ブラントは、夫との共演映画もあります。

2018年の『クワイエット・プレイス』です。

 

彼女はこの共演について、このようにコメントしています。

「ジョンと一緒に仕事をすることは、最高の体験の一つだった」

二人の結婚生活は、愛情満点のようですね。

 

現在、エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーは、家族が増えています。

二人は、2014年に第1子となる女児を、2016年に第2子となる女児を授かっています。

 

夫婦ともに子育てに熱心であることを公言しています。

これからも楽しい家庭を続けて欲しいですね。

▼こちらもご覧ください▼

CIA分析官ジャック・ライアン シーズン3・4キャストのプロフィール

 



 

エミリー・ブラントがもっと若い頃に出演した『名探偵ポワロ ナイルに死す』で演じた役とは?

エミリー・ブラントが『プラダを着た悪魔』の2年前に、テレビドラマ『名探偵ポワロ 』に出演しました。

デイヴィッド・スーシェ主演のドラマで、「ナイルに死す」というエピソードです。

アガサ・クリスティの小説『死海殺人事件』が原作で、映画にもなりましたね。

 

エミリー・ブラントが演じたのは、ルース・カーデューという役です。

ルース・カーデューは、金持ちの夫と一緒に旅行していて、列車の中で殺害されてしまいます。

 

若い頃の彼女の演技も、なかなか存在感があります。

まだ、有名になる前のエミリー・ブラントのお宝的作品です。

興味のある方は是非!

 



 

エミリー・ブラントの現在は?子供のために女優休業か!

現在も活躍中のエミリー・ブラント。

最新作は話題の映画『オッペンハイマー』(2023年)です。

 

「原爆の父」として知られるロバート・オッペンハイマーが、広島・長崎への原爆投下後におきる、核兵器開発競争に苦悩する姿を描いた映画です。

 

主人公のオッペンハイマー(キリアン・マーフィー)の妻、キティ役で出演しています。

現在のところ、日本公開は未定です。

 

その後もライアン・ゴズリングと共演する映画『ザ・フォール・ガイ』(2024年予定)や、映画『Imaginary Friends』(2024年)が予定されています。

 

『Imaginary Friends』は、夫のジョン・クラシンスキーが製作・監督・出演をする映画です。

その他にも、マット・デイモンライアン・レイノルズが出演する、ハートフルコメディ。

 

数多くの映画に、現在も出演し続ける彼女ですが、「女優休業」を考えています。

理由は、子供との生活を優先するため。

夫のジョン・クラシンスキーとの間にさずかった娘二人も、小学生になりました。

彼女は、一緒にいることが大事な時期と考えているようです。

私はただ娘たちのために、そこにいてあげる必要がある。それを身に染みて感じている

 

撮影で家を留守にしている時期も多いエミリー・ブラント。

「朝起こして欲しい」「学校に向けにきて欲しい」「一緒に寝て欲しい」

甘えたい盛りの娘たちのことを思って、少なくとも1年間は、休業を予定しています。

 



 

エミリー・ブラントの魅力

個人的にエミリー・ブラントが印象的な映画というと『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でしょうか。

そうおっしゃるファンも多いのでは?

主人公ウィリアム・ケイジ役のトム・クルーズに注目が集まりますが、彼女が演じた最強の女兵士リタ・ヴラタスキーもインパクトがありました。

 

戦うと決めた兵士の決意が感じられ、迫力のある演技だったと思います。

それが、トム・クルーズの演技と合わさり、緊張感のあるセッションが生まれたのではないでしょうか。

 

若い頃は吃音でとてもつらかったということですが、その際に身に着けた「観察力」が女優として、大きな武器になっていますね。

 

とは言え、その吃音は今でも完全には治っていないそうです。

電話など、「話す」ことが前面に出る環境だと、いまだに緊張してしまうのだとか。

 

「マイナスと同じ分だけプラスがある」と言います。

エミリー・ブラントは、これからもそのマイナスと感じる部分から、無限のプラス要素が出てくるのでは?

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!

▼こちらもご覧ください▼

トム・クルーズが現在も魅力的な3つの理由!元妻&娘の名前の由来とは?!

マット・デイモンの現在の出演作『最後の決闘裁判』 ハーバード大学を中退の過去とは?

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました