J・J・エイブラムス製作総指揮の『パーソン・オブ・インタレスト』。
2011年~2016年に6シーズンにかけて放送され、アメリカのみならず、日本も海外ドラマファンにも人気の犯罪ドラマです。
出演したキャストたちも、個性派ぞろいで、魅力的です。
レギュラーキャストのプロフィールと、ファイナル後の活躍をご紹介します。
『パーソン・オブ・インタレスト』 あらすじ
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ハロルド・フィンチ(マイケル・エマーソン)は、将来のテロ攻撃を予測する政府のコンピュータシステム「マシン」を構築した。
「マシン」はテロ以外の普通の計画的犯罪をも検知する。
政府はその結果を「無用な犯罪」として興味を示さなかった。
しかし、フィンチは予測された「無用な犯罪」を阻止することを決意する。
そのために元CIAのジョン・リース(ジム・カヴィーゼル)を雇う。
システムが割り出した、犯罪に関与する人物は、被害者なのか加害者なのか不明。
そのような条件に中で、リースとフィンチは犯罪を防ごうとする。
【ジョン・リース】ジム・カヴィーゼル
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元陸軍特殊部隊でCIAのエージェントだったジョン・リース。
公式には任務中に「死亡」とされている。
犯罪を防ぐ実行役として、フィンチにスカウトされる。
任務を遂行するうちに、「スーツの男」としてFBIから目をつけられる。
ジム・カヴィーゼル
本名 James Patrick Caviezel
生年月日 1968年9月26日(53歳)
出生地 ワシントン州マウントバーノン
身長 188 cm
ジョン・リース役のジム・カヴィーゼル。
珍しい姓の「カヴィーゼル」は、スイス地方のロマンシュ語を語源としているそうです。
代表作はSFファンタジー映画『オーロラの彼方へ』(2000年)、メル・ギブソン監督『パッション』(2004年)のイエス・キリスト役。
ヒュー・ジャックマンが主演した『X-メン』(2000年)のスコット・サマーズ / サイクロップス役が決まっていたのですが、『オーロラの彼方へ』と撮影がかぶってしまい降板したそうです。
『パーソン・オブ・インタレスト』ファイナル後は、映画出演が続いています。
最新作は、主演した政治サスペンス『インフィデル』。
さらに、『サウンド・オブ・フリーダム』の公開が予定されています。
この映画は、反人身売買の活動家の実話を描いた映画です。
主人公のティム・バラード役をジム・カヴィーゼルが自ら望んで出演するほど、力の入った作品のようです。
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ジム・カヴィーゼルの現在。『パーソン・オブ・インタレスト』主演俳優の妻ケリーとの馴れ初め、養子についてインスタをチェック!
【ハロルド・フィンチ】マイケル・エマーソン
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ハロルド・フィンチは、億万長者でテロ攻撃を予測するコンピュータシステム「マシン」の開発者。
「マシン」の予測した一般の犯罪データを基に、リースと協力して未然に防ごうと決意する。
マイケル・エマーソン
本名 Michael Emerson
生年月日 1954年9月7日(67歳)
出生地 アイオワ州 シーダー・ラピッズ
身長 173 cm
マイケル・エマーソンと言えば、『LOST』のベンジャミン・ライナス役を思い出す方も多いのでは?
2006年からレギュラー出演していましたね。
最初は、ゲスト出演の契約だったそうです。
印象深い演技で、レギュラーに昇格しちゃったのですね。
そんなマイケル・エマーソン、40歳くらいまで、売れなかったのです。
最初に注目されたのは、2001年『ザ・プラクティス~ボストン弁護士ファイル』で連続殺人犯のウィリアム・ヒンクスを演じたときでした。
この役でエミー賞を受賞。
さらに、『LOST』でもエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しています。
『パーソン・オブ・インタレスト』ファイナル後は、ドラマ出演が続いています。
スティーブン・アメル主演の人気ドラマ『ARROW/アロー』『薔薇の名前』などにレギュラー出演。
現在も『Evil』と言うドラマでレギュラー出演をしています。
【ライオネル・ファスコ】ケヴィン・チャップマン
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NYPD刑事。
事件に関わる物品や現金を強奪したり、殺害犯をでっち上げたりする悪徳警官。
リースに弱みを握られ警察内部の情報を流すように脅迫される。
しかし、時間が経つにつれて、フィンチとリースに協力的になる。
ケヴィン・チャップマン
本名 Kevin Chapman
生年月日 1962年7月29日(59歳)
出生地 マサチューセッツ州ボストン
身長 170 cm
ライオネル・ファスコ刑事役のケヴィン・チャップマン、いい味出してますね。
若い頃は、スタンダップコメディアンをやっていたそうです。
そして、ボストン市の映画事務所で働いていたところを見出され、映画 『モニュメントアベニュー』に抜擢されました。
その後、脇役として数多くの映画、ドラマに出演しています。
出演作には、『 24 -TWENTY FOUR-』(2002–2003年)、 『ブラザーフッド』(2006-2008年)、『コールドケース 迷宮事件簿』(2009-2010年)。
マイケル・エマーソン同様、『LOST』にも2話ほど出演しています。
『パーソン・オブ・インタレスト』ファイナル後も、映画やドラマに活躍しています。
ドラマでは『スニーキー・ピート』(2017-2019年)や、 『CITY ON A HILL/罪におぼれた街』(2019年~)などで、定期的な役割で出演をしています。
また、アカデミー賞で3部門受賞した、エミリア・ジョーンズ主演映画『Coda コーダ あいのうた』にも出ていました。
【ルート】エイミー・アッカー
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本名はサマンサ・”サム”・グローブス。
元々フィンチに匹敵する天才ハッカー。
「マシン」から直接会話する特別な力を与えられている。
エイミー・アッカー
本名 Amy Louise Acker
生年月日 1976年12月5日(45歳)
出生地 テキサス州ダラス
身長 173 cm
エイミー・アッカーと言えば、デヴィッド・ボレアナズ主演のテレビシリーズ『エンジェル』(2001 – 2004年)のフレッド役で有名ですね。
その後も『エイリアス』(2005 – 2006年) 『ドールハウス』(2009 – 2010 年)など、数多くの人気ドラマに出演。
2008年の映画『ドラゴン・スレイヤー 炎の竜と氷の竜』では、主役も務めていました。
『パーソン・オブ・インタレスト』後は、ドラマ『ギフテッド 新世代X-MEN誕生』(2017‐2019年)、映画『アマンダ&ジャック ゴーグランピング』などで主役を務めるなど、活躍が目立ちます。
【サミーン・ショウ】サラ・シャヒ
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テロリストなどの危険人物を排除する、政府組織のエージェント。
抜群の戦闘力を持つが、組織に裏切られてしまう。
リースとフィンチに命を救われ、二人の活動に協力するようになる。
本名 Aahoo Jahansouz Shahi
アーフー・ジャハンジューズ・シャヒ
生年月日 1980年1月10日(42歳)
出生地 テキサス州ユーレス
身長 160 cm
元NFLダラスカウボーイズのチアリーダーだったサラ・シャヒ。
『 Dr.Tと女たち』(2000年)のチアリーダー役で、映画出演。
それをきっかけに、女優に転身しました。
転身後、ジェニファー・ガーナー主演ドラマ『エイリアス 2重スパイの女』(2001-2002年)で準レギュラーに。
『Lの世界』(2005-2009年)のカルメン役で、さらに知名度を上げました。
『シカゴ・ファイア』(2012-2013年)では、セブライド(テイラー・キニー)の恋人 レネー・ロイス役でも出演していましたね。
『パーソン・オブ・インタレスト』後は、『レヴェリー 仮想世界の交渉人』(2018年)に主演など、ますます忙しく活躍しています。
『ザ・ルーキー』(2018‐2019年)で、主人公ジョン・ノーラン(ネイサン・フィリオン)の恋人ジェシカ・ルッソ役で出演していたのも印象的でした。
最新作として、ドウェイン・ジョンソン主演のDCコミックス関連映画『ブラックアダム(Black Adam)』にメインキャストのアドリアンナ・トマズ役が予定されています。
【ジョス・カーター】タラジ・P・ヘンソン
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NYPD刑事。
当初、「スーツの男」リースを逮捕しようとする。
しかし、リースに命を救われたことにより二人と手を組むことになる。
犯罪組織HRの罠に陥りパトロール警官に配置換えされた。
同僚・ビーチャーが殺された事件を一人で調べ続けている。
タラジ・P・ヘンソン
本名 Taraji Penda Henson
生年月日 1970年9月11日(51歳)
出生地 ワシントンD.C.
身長 163 cm
今や、ハリウッド女優となっているタラジ・P・ヘンソン。
映画『ハッスル&フロウ』(2005年)のシャグ役で注目を集めました。
ブラッド・ピットが主演した『ベンジャミンバトンの奇妙な事件』(2008年)でアカデミー賞最優秀助演女優賞にノミネート。
『パーソン・オブ・インタレスト』後は、『Empire 成功の代償』(2015-2020年)の主人公 クッキー・ライオン役で、ゴールデングローブ賞(テレビドラマ ドラマ部門)主演女優賞受賞。
映画の活躍も目覚ましく、ケヴィン・コスナーも出演した『ドリーム』(2016年)では、主演のキャサリンを務めています。
最新の出演作には、『マペットのホーンテッドマンション』などがあります。
『パーソン・オブ・インタレスト』まとめ
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「マシン」が通知した情報が、犯人か被害者かわからないと言う設定が面白いドラマ。
現場担当のリースと司令塔のフィンチが臨機応変に動いて、事件を解決する。
そこに、警察のカーターとファスコとのカラミがあって。
さらには、ルートがちょっかいを出してくる。
単純な勧善懲悪でないところが、いいですね。
それと、リースの戦闘力が半端ないです。
アクションシーンは犯罪ドラマの中でも、ナンバー1ではないでしょうか。
見ていて思わず「強ぇな~」と唸ってしまいます。
そんな見どころ満載の『パーソン・オブ・インタレスト』。
再放送や配信もの多いので、是非ご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!