サム・ワーシントンと言えば、『アバター』で大ブレイクし、現在まで活躍を続ける大スターです。
その彼が、現在出演中の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、新たな役づくりに取り組みました。
前作との違いについて、サム・ワーシントンの心境をご紹介します。
サム・ワーシントンが現在出演中の『アバター』。前作と違った役づくり
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サム・ワーシントンを世界的映画スターにした前作の『アバーター』。
太陽系の外の衛星「パンドラ」を舞台にした壮大な物語でした。
パンドラの資源や土地を奪おうとする地球の人間たち。
それに立ち向かい、自分たちの暮らしや生態系を守ろうとする「ナヴィ」たち。
その戦いの最中に生まれた、主人公ジェイクと先住民ナヴィの女性ネイティリのラブストーリー。
今回の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、その前作から約10年後の世界を描いています。
そしてジェイクと妻のネイティリとの間に家族が増え、子供たちと一緒に暮らしているという設定なのです。
サム・ワーシントンもこの役柄同様、父となりました。
ジェイクを演じる上で、このようなコメントをしています。
「子どもを守りたいという気持ちは父親の本能。
一方で大切な人がいるからこそ、同時に恐怖を感じる。」
子どもを持つと自然に生まれる感情を、今回の役づくりに取り入れているそうです。
「新作でのジェイクは、親として学びの過程にあり、子どもたちの話に耳を傾け、命令するだけでなく子どもたちを尊重し受け入れていく。」
彼自身も、前作とは違ったジェイクが見られます。
「1作目のように、無鉄砲ではなくなった。私もジェイクと同じように親として学んでいる最中です。」
前作では、ナヴィたちと共に、果敢に敵に立ち向かっていくジェイクの姿が、一つの見どころでした。
しかし、今回は子供を持つ父としての「深み」が、サム・ワーシントンの演技に現れているようですね。
ストーリーや場面の違いだけでなく、サム・ワーシントンの演技の違いにも注目したいですね。
サム・ワーシントンの身長・年齢・生い立ち
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本名: Samuel Henry J. Worthington
生年月日: 1976年8月2日
年齢: 46歳
出生地: イギリス ゴダルマイニング
身長: 178 cm
サム・ワーシントンが生まれたゴダルマイニングは、イギリスのサリー州にある街。
ロンドンから南西に50㎞にあります。
彼が幼い頃、家族は西オーストラリア州パースに移住。
そして高校を卒業すると、サム・ワーシントンはレンガ積み職人になります。
しかし19歳の時に、奨学金を得てシドニーのオーストラリア国立演劇学院(NIDA)に入学します。
ケイト・ブランシェットやメル・ギブソンも通った、名門の演劇学校ですね。
そして、1998年に卒業。
そして、プロの俳優としてオーストラリア国内で活躍をします。
サム・ワーシントンの結婚・子供・恋人
Sam Worthington and his wife wear matching face masks in Iceland’s @BlueLagoonIS. https://t.co/LEjRxyS1Fp pic.twitter.com/l7CA1UrOz3
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ここでちょっと、サム・ワーシントンのプライベートについて。
2014年にオーストラリアのモデル、ララ・ビンクルと結婚をしました。
彼は、私生活をほとんど明かさないので、判明したのは挙式の1年後でした。
その結婚について、妻のララ・ビンクルのコメントです。
「親族だけで、10人にも満たなかったわ。お互いに自作の誓いの言葉も交わし合ったの。私は妊娠してて、妊娠6か月用のドレスを探すのってすごく難しいの。」
妊娠6か月での挙式だったことも判明。
翌2015年に。リヴァー君が誕生しました。
その後、二人には2016年にロケット君、2020年にレイサー君も生まれました。
サム・ワーシントンの出演作品
NIDAを卒業後、プロの俳優として活動を始めたサム・ワーシントン。
彼の主な出演作品を見ていきましょう。
映画デビューは、2000年の『タップ・ドッグス』でした。
オーストラリアの映画で、彼は主人公の兄役。
弟を邪魔する嫌な役柄でした。
この年には『犯罪捜査官ネイビーファイル』にゲスト出演。
その後、2002年の映画『ジャスティス』でハリウッドへ進出しました。
『ターミネーター4』で注目を集める
#Terminator Renaissance/Salvation n’a pas été un succès, mais le 4e volet de la franchise était sombre et vaillant. Retour sur le film avec Christian Bale et Sam Worthington. https://t.co/PXM5Wqno6V pic.twitter.com/t5FfjSMFFp
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2009年の映画『ターミネーター4』に出演。
この映画は、『ターミネーター』(1984年)の前日譚の作品です。
サム・ワーシントンはマーカス・ライト役。
ジョン・コナーと共に戦うことになる、未来人を演じていました。
そのジョン・コナー役には、クリスチャン・ベール。
もちろんん、アーノルド・シュワルツェネッガーも出演。
さらに、ブライス・ダラス・ハワードやヘレナ・ボナム=カーターなどの人気女優も出演していました。
主演映画『アバター』で大ブレイク
名匠ジェームズ・キャメロン監督に抜擢され、主演のジェイク役を務めました。
2009年に公開されると、この映画は世界興行収入記録の新記録を打ち立てる大ヒット。
一躍、サム・ワーシントンもハリウッドセレブの仲間入りを果たしました。
主演作『タイタンの戦い』
missed opportunity to not have Kai dressed in Sam Worthington’s thigh skimming mini skirt from Clash of the Titans #scd #strictly pic.twitter.com/NooKKR7CJO
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『アバター』以降は、『タイタンの戦い』(2010年)に主演。
ゼウスの子である、ペルセウス役を演じました。
世界を滅亡の危機から救うため、ペルセウスが、冥界の王ハデスを倒す戦いを描いた映画です。
実話を描いた映画『エベレスト 3D』
Josh Brolin & Jake Gyllenhaal & Sam Worthington & Keira Knightley #Everest (2015) Ocak’ta #Digiturk Salonlar’da! pic.twitter.com/MPPp1F2BYh
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1996年に起きた遭難事故を映画化した『エベレスト 3D』(2015年)。
主演の一人として、登山ガイド、ガイ・コター役を務めました。
この映画、今をときめくスターが出演していて、ビックリしました。
主演ジェイソン・クラークやジェイク・ギンホール、ジョシュ・ブローリン。
主人公の妻役にキーラ・ナイトレイ。
女性ジャーナリスト役でヴァネッサ・カービー。
医師役でエリザベス・デビッキ。
興行的にはあまり振るわなかったようですが、押さえておきたい映画ですね。
映画『ハクソー・リッジ』
Happy birthday to Sam Worthington- pictured here leading the charge in HACKSAW RIDGE. See him in this Oscar-winner on Digital, DVD & BLU-RAY pic.twitter.com/v2ueaWsLUm
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2016年に公開された、「人を殺さない兵士」デズモンド・ドス を描いた映画です。
主人公ドスを、アンドリュー・ガーフィールドが演じて、話題になりました。
サム・ワーシントンは、ドスの上官、ジャック・グローヴァー大尉を演じています。
戦争の最前線で、「人を殺さない兵士」が配属され、最初は転属させようとします。
しかし、彼の信念と衛生兵として勇気ある行動を見るうちに、信頼して共に戦う役柄でした。
『アバター』に抜擢されたサム・ワーシントンの魅力
世界ナンバー1の興行収入を上げた『アバター』。
名匠ジェームズ・キャメロン監督は、この主人公ジェイク・サリー役に、サム・ワーシントンを指名しました。
『アバター』のオファーが来て、サム・ワーシントンは驚いたそうです。
「僕みたいな無名のオーストラリア人を起用するなんて、キャメロン監督はどうかしてしまったのではないかと、僕自身も思ったほどだよ。」
彼の名が知られていなかったので、キャメロン監督は、製作サイドを説得するのに6ヶ月もかかったそうです。
キャメロン監督の抜擢理由とは?
その抜擢理由について、キャメロン監督はこのように語っていました。
「チャニングの魅力もクリスの魅力もよかった。2人とも、すばらしいヤツだ。」
なんと、監督の主演候補はクリス・エヴァンス、チャニング・テイタムとサムの3人だったことを明かしてくれました。
そして、サム・ワーシントンを選んだ理由としては。
「だが、サムの声や激しさの質は格別だった。」
と、サム・ワーシントンには、他の2人にない”光るもの”を見たそうです。
実は、オーディションのセリフ読みでは、3人は互角だったそうです。
その後の、「この土地は我々のものだ」と言うセリフが、決め手になりました。
これは、ジェイクがナヴィ族に向って熱く叫ぶ、「決め台詞」です。
サム・ワーシントンがこのセリフを言ったとき、ジェームズ・キャメロン監督は、
「サム演じる、ジェイクが戦闘を率いる姿が目に浮かんだ。」
そう、語っていました。
キャメロン監督は、技術もなく、理屈ではない、彼自身の内面から湧き上がる魅力を感じたのだそうです。
サム・ワーシントンは、心で演じる俳優
また、『タイタンの戦い』のルイ・ルテリエ監督はも、サム・ワーシントンを表してこのように言っていました。
「心で演じる俳優」
技術や理屈で演じるのではなく、心で演じて、役になりきることができる俳優だと。
「なりきる」俳優ってたくさんいますね。
ロバート・デ・ニーロを筆頭に、クリスチャン・ベールやジャレッド・レトなど。
ですが、サム・ワーシントンの場合、ストイックさが微塵も見られない。
その点が、他の俳優と違った魅力にもなっているのでしょうか。
そんな、サム・ワーシントンの活躍は今後も期待できそうです。
今後はミラ・ジョボヴィッチ共演のアクションスリラー映画『ブリーズ(原題) / Breathe(原題)』。
さらに、Netflix映画『リフト(原題) / Lift』などが予定されています。
楽しみですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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