『ホームアローン』などで世界一有名な子役と言われた、マコーレー・カルキン。
現在は、何をしているのでしょうか?
幼くして注目を集めたことは、幸せなことばかりではなかったようです。
そんなマコーレー・カルキンの、「現在」をご紹介します。
マコーレー・カルキンは現在、役者としてカムバック。
『ホームアローン』などで、子役として大ブレイクした、マコーレー・カルキン。
しかしその一方で、両親の離婚、父親との確執や、アルコール依存など、私生活では荒んでしまったようです。
そんなこともあって、俳優も休業状態となっていました。
しかし、2016年ころから、徐々に作品に出演を始めています。
最近、人気シリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』のシーズン10に出演。
脚本家のミッキーと言う役柄でした。
First look at Macaulay Culkin in S10 of ‘American Horror Story.’ pic.twitter.com/HPZ0GYVjzi
— Complex Pop Culture (@ComplexPop) March 10, 2021
ところが、このミッキー。
なんと、バイセクシャルで男娼という顔を持っている役柄です。
子役時代の、あのかわいらしいマコーレーが男娼!
そして、次々に戦慄を巻き起こしていくのです。
この衝撃的な役柄をマコーレー・カルキンは好演し、話題となりました。
写真を見ても、なんとなく妖しいオーラを出していますね。
今後、個性派俳優として、活躍が期待されているようです。
現在も注目されるマコーレー・カルキン
最近話題になったのは、2022 年の「ハリウッド ウォーク オブ フェイム」に選出されたことでしょうか。
あの、手形が納められる殿堂に選ばれたのです。
マコーレー・カルキンの他には、ユアン・マクレガー、ジェイソン・モモア、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソンなど、今も活躍するスターばかり。
さらに、フランシス・フォード・コッポラ、ウィレム・デフォーなど大御所も。
そんな中にあって、10代の活動だけで選出されたのですね。
それは、マコーレー・カルキンが、子役の位置づけを変えた!と言えるのでしょう。
こちらのセレモニーの日程は、まだ予定されていません。
受賞者自身が日程を決めて、セレモニーをじっしするそうなのです。
期限があって、2 年間だそうです。
マコーレー・カルキンはセレモニーをするのか?
ちょっと疑問も残りますが、楽しみに待っていましょう。
『ホームアローン』のマコーレー・カルキン出演CMが、今も話題に!
マコーレー・カルキンがカムバックして出演した、あるCMが今でも話題になっています。
それは、2018年12月、GoogleのCMです。
CMの内容は、38歳になったケビンが、クリスマスにひとりで留守番をしている「ホーム・アローン」のパロディ。
ケビンはGoogleアシスタントを活用しスマホで、快適に一人のクリスマスを過ごすと言うもの。
こちらが、そのCM。
Turns out it’s a lot easier to defend your house from bandits when you have the Google Assistant. Take it from @IncredibleCulk. #HeyGoogle pic.twitter.com/9OifLkJHOP
— Google (@Google) December 19, 2018
「ホーム・アローン」同様、ベッドの上で飛び跳ねるシーンでは、シーツを洗うリマインダーを設定。
飛び跳ねた反動で、腰を痛めてしまうなんてシーンも。
そして、Googleアシスタントで設定した「Operation Kevin(ケビン作戦)」で、玄関ドアのスマートロックを起動。
そして、家を守るための一連のプログラムを実行。
泥棒2人は家に侵入できずに終わると言うオチが。
ツイートの「Googleアシスタントがあれば、強盗から家を守ることがはるかに簡単だということが判明した」ってコメント。
笑えますね。
親が残念なマコーレー・カルキン。年齢、身長、生い立ち
マコーレー・カルキンの生い立ち
本名: Macaulay Macaulay Culkin Culkin
(Macaulay Carson Culkin)
生年月日: 1980年8月26日
年齢: 42歳
出生地: ニューヨーク州 ニューヨーク
身長: 168 cm
マコーレー・カルキンは、7人兄弟の4番目に生まれました。
父親のクリストファー(通称キット)と、母親のパトリシア・ブレントラップは、結婚せず7人の子をもうけていました。
しかし、生活は困窮していたそうです。
その様な中、マコーレー・カルキンは、4歳から子役として活動をしています。
そして10歳のときに、『ホーム・アローン』(1990年)で大ブレイク!
Evening, folks! Up next at 6.55pm, it’s a family comedy without the family: Macaulay Culkin stars in Home Alone. pic.twitter.com/fNtd5BL0fV
— Film4 (@Film4) October 21, 2015
さらに、次作『マイ・ガール』(1991年)や『ホーム・アローン2』(1992年)で、世界で最も有名な子役スターとなりました。
残念だったのは、マコーレーのマネージャーを、父親の”キット”が務めていたこと。
キットは、息子のマコーレーが大成功を収めたことで、キャスティングやギャラ交渉、制作などに、非常識な要求をするようになります。
しかも、短気で強欲な性格もあって、関係者から煙たがられるようになります。
そんなキットの性格は、父親としても同様で、家族にも虐待をしていたそうです。
母親のパトリシアは、耐えられず1995年に、キットの元を去りました。
破局した二人は、子どもたちの親権を巡り裁判で戦うことに。
またこの裁判は、マコーレーの稼いだ1700万ドル(約19億円)の争奪の様相も呈して、マスコミも騒ぎ立てました。
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『ホーム・アローン2』あなたが知らないかもしれない5つのトリビア。
親同士の裁判後、俳優引退
結局、1997年に裁判所の判決が出て、母親が子どもたちの親権を得ることになります。
そして、「マコーレーの稼いだお金はマコーレーの会計士が管理する」という判決もあり、一件落着。
しかし、親同士の戦いにマコーレー・カルキンは、どんな気持ちだったのでしょうね。
この裁判中は、あえて映画には出演しなかったそうです。
複雑な心境だったのでしょう。
その後のインタビューで、彼は虐待されたことで今も腕にアザがあることを告白。
「父親は”とにかく極悪人”。」
そうコメントし、家族の誰もが父親にはついて行きたくなかったと言っています。
結果的には、マコーレーの気持ちの通りになったようです。
しかし、両親の争いや、マスコミが騒ぎ立てる状況に、10代半ばの少年の心は傷ついたのでしょう。
マコーレー・カルキンは、15歳で俳優を引退してしまいます。
せっかく子役として有名になり、お金も稼げるようになったマコーレー。
親のため、家族のために良いことができたと思ったでしょうにね。
いきなり、億万長者になってしまったから、父親が舞い上がってしまい、勘違いをしてしまったのでしょうか?
そんな、マコーレー・カルキンの稼いだお金って、どのくらいあったのか?
次章で見てみましょう。
名子役マコーレー・カルキンの稼いだギャラは?
4歳の頃から子役として活動していた、マコーレー・カルキン。
一躍大スターとなった『ホームアローン』のギャラは、11万ドル(約1400万円)。
このとき、マコーレーは10歳でした。
そして翌年の『マイ・ガール』では、100万ドル(約1億1300万円)のギャラを獲得。
これは、当時の子役史上最高額だったそうです。
この『マイ・ガール』も大ヒット。
次作の『ホーム・アローン2』(1992年)のギャラは、450万ドル(約5億1000万円)に跳ね上がりました。
さらに、『ゲッティング・イーブン』(1993年)、そして『リッチー・リッチ』(1994年)では、800万ドル(約10億4000万円)と倍増!
10代半ばにして、ハリウッドセレブ並みのギャラを支払われるようになりました。
しかし、世の中プラスとマイナスは、同じだけあると言われています。
家庭は崩壊し、マコーレー自身も不安定な精神状態に。
この頃は、重度のアルコール依存症だったと言われています。
まだ、子どもなのに。
なんとも、切ないですね。
マコーレー・カルキンとマイケル・ジャクソンの友情
子役時代に一躍大スターとなり、人知れず悩んでいたマコーレー・カルキン。
そんな彼に、そっと寄り添ってくれる友人がいたのですね。
それは、あのマイケル・ジャクソン。
Michael Jackson and Macaulay Culkin they were a true and best friends, as a family pic.twitter.com/h2ijqrBgWb
— ❀̥❀̥ ᴹ♚ᴶ ᶠᵃⁿ ᵃᶜᶜᵒᵘⁿᵗ☃️ (@LisaBrown_MJFan) February 3, 2022
最初は、『ホーム・アローン』が大ヒットし、マコーレーが注目を集めていたとき、マイケル・ジャクソンから連絡を取ってきたそうです。
マイケルとマコーレーは、12歳も歳の差があります。
しかし、マイケル自身も幼い頃からショウビジネス界で育った大スター。
マコーレーは、若くしてスターになったマイケルにシンパシーを感じたのでしょう。
すぐに、友だちになったと言います。
そして、知り合った翌年の1991年に、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオ「Black Or White」に、マコーレーが出演。
また、マイケルの豪邸「ネバーランド」に何度も招待されています。
そんな友情を育んでいた二人の関係が、疑われたことがあります。
2004年、マイケルが児童性的虐待の疑惑で起訴されたときです。
マイケルの性的ないたずらや、不適切な接触を疑われたのです。
しかし、マコーレー・カルキンは、法廷に証人として出席し、一切を否定。
このこともあって、マイケルの無罪が確定しました。
現在、マイケル・ジャクソンはいなくなってしまいました。
しかし、マイケルの長女パリス・ジャクソンのゴッドファーザーであるマコーレー・カルキンは、今でもパリスと密に連絡を取り合い、生活を見守っているそうです。
幼い頃から苦労に寄り添ってくれた、マイケルへの恩を忘れていないのですね。
マイケルから受けたその恩を、マコーレー・カルキンは、パリスに「恩贈り」をしているのでしょう。
マコーレー・カルキンの恋人、結婚や子供について。
15歳で役者引退した、マコーレー・カルキン。
その後は普通の生活をしたいとの思いから、ニューヨークの私立高校に入学しました。
そこは、「プロフェッショナル・チルドレンズ・スクール」と言う、子役たちが通う学校でした。
そして、マコーレーは、運命的な出会いをするのです。
レイチェル・マイナーと結婚
同級生の女優レイチェル・マイナーと出会ったのです。
二人は恋に落ち、1998年の4月に17歳という若さで結婚をしました。
結婚を機に、高校も3年生で中退をしました。
しかし、二人の関係は2年しか持たずに2000年破局。
2002年に、正式に離婚が成立しました。
ミラ・クニスと交際
レイチェル・マイナーと離婚成立からすぐに、マコーレー・カルキンは3歳年下の女優ミラ・クニスと出会います。
ミラ・クニスもマコーレーと同じ子役出身でした。
そんな二人は、急速に接近し交際をするように。
マコーレーが23歳のときでした。
そして交際は9年間続きましたが、2012年に二人は破局となりました。
破局の理由は、ミラ・クニスの浮気。
その相手は、現夫であるアシュトン・カッチャーだと言われています。
映画『スティーブ・ジョブズ』(2013年)などで主演を務めた俳優ですね。
ブレンダ・ソングと交際、そして子ども誕生
その後、マコーレー・カルキンは、2017年に映画の撮影現場で出会った女優ブレンダ・ソングと交際をはじめました。
そして、2021年の4月には男の子が誕生します。
2022年1月にはブレンダと婚約に至りました。
やっと安定した家庭を築けそうですね。
子どもの頃から、何かと不幸なことも多かっただけに、マコーレー・カルキンの幸せを願いたいです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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