ジェレミー・シストと言えは、アメリカの演技派として実績のある俳優です。
現在は、大人気ドラマ『FBI: 特別捜査班』のジュバル・バレンタイン役で活躍しています。
そんなジェレミー・シストのプロフィールと出演作をご紹介します。
最後に、元舞台役者の私から見た、ジェレミー・シストの魅力もご案内しています。
どうぞご覧ください。
ジェレミー・シストの年齢・身長・生い立ち
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本名: Jeremy Merton Sisto
生年月日: 1974年10月6日
年齢: 48歳
出生地: カリフォルニア州 グラスバレー
身長: 187 cm
ジェレミー・シストは芸能一家で育ちました。
母親は、女優のリーディ・ギブス。
父親は、ジャズミュージシャンのリチャード・”ディック”・シストです。
姉のメドウ・シストも、女優です。
一家は、シエラネバダ山脈の麓で、電気も配管もないロックハウスで暮らしていたそうです。
ドラマの「大草原の小さな家」みたいですね。
しかし、両親は彼が4歳の時に離婚。
ジェレミー・シストは、姉と共に母親と暮らしました。
そして、7歳の頃はシカゴに移り、地元の劇団で演劇活動を始めます。
10歳の頃に、ミュージックビデオに出演し、プロの俳優としてスタートします。
さらに、高校在学中に映画『グランドキャニオン』(1991年)で映画デビュー。
そして、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に進学する頃には、俳優として常時作品に出演するようになっていました。
ジェレミー・シストの出演作品
『タイタニック』の最終候補に
1995年の青春コメディ映画『クルーレス』に出演したジェレミー・シスト。
エルトン役を演じ、若手俳優として脚光を浴び始めました。
そして翌年、彼は映画『タイタニック』(1997年)のオーディションを受けます。
なんと主人公ジャック・ドーソン役で、ケイト・ウィンスレットとスクリーンテストするまでいったのです。
若い頃のジェレミー・シスト、なかなか甘い顔立ちですね。
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— papi chulo (@HESB00BS) February 13, 2020
ですが、ご存じの通りその役は、レオナルド・ディカプリオに。
ちなみに、マシュー・マコノヒーもこの役の最終の候補者だったそうです。
その後、俳優として注目を集めていたジェイミー・シストは、大人気ドラマ『シックス・フィート・アンダー』に出演することになります。
2001年から2005年まで、ビリー・チェノウィス役を演じました。
このドラマの人気と共に、彼の演技力にも注目が集まります。
彼はこのドラマで、スクリーンアクターズギルド賞を、2度ノミネートされています。
メインキャストで出演した作品
この頃になると、ジェレミー・シストは多くの作品で、メインキャスト務めています。
2006年に、ブロードウェイの舞台『Festen』で主演を務めます。
犯罪ドラマ『キッドナップ』(2006‐2007年)では、誘拐された人質を奪還する私立探偵を演じました。
2007年から2010年にかけて『Law & Order』のサイラス・ルーポ刑事役、そして2011年から2013年には『Suburgatory』のジョージ・アルトマン役でレギュラーに。
さらに、コメディ映画『ブレイク・ポイント』(2014年)では、脚本を共同執筆し、主演も務めています。
その後も、『The Returned』『Wicked City』(2015年)、『Ice』(2016–2018年)などにも出演しています。
そして、『FBI: 特別捜査班』のジュバル・バレンタインとして、レギュラー出演をすることになります。
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ジェレミー・シストの結婚・恋人・子供
最初の結婚は女優のマリサ・ライアンと勢いで?!
1993年8月30日、ジェレミー・シストは女優マリサ・ライアンと、ラスベガスで結婚しました。
当時二人は共に18歳。
そして、なんと2日後に二人は別れることに。
つまり、勢いで結婚しちゃったみたいですね。
実は、ラスベガスでは『したいときにいつでも』結婚できることで有名です。
ですが、正式離婚はそれから約10年後の、2002年6月21日でした。
アメリカは、法的に離婚が成立するまで、とんでもなく時間がかかるのですね。
2度目の結婚はアディ・レーン
Our AMAZING host, Jeremy Sisto, and his beautiful wife, Addie Lane. #LAFHAWARDS #LAFHAWARDS2016 #community pic.twitter.com/R4up7eKmNh
— LA Family Housing (@LAFamilyHousing) April 23, 2016
2009年6月5日、ジェレミー・シストと交際していたアディ・レーンとの間に、チャーリーバレリーナちゃんを授かりました。
その年の10月13日に、ニューヨーク市役所で正式に結婚。
そして、2012年3月9日に、セバスチャン・キックくんが生まれています。
勢い婚やできちゃった婚など、何かとお騒がせなジェイミー・シスト。
実は、父親と早くに別れてしまったことで、彼自身「父親」として苦労したそうです。
名優でも、実際の父親を演じるのは難しいようですね。
ですが、彼が思うほど、ダメなパパではないと思いますよ。
ジェレミー・シストの魅力
『キッドナップ』と『FBI: 特別捜査班』のシスト
個人的には、『キッドナップ』(2006‐2007年)のルシアン・ナップ役が好きでした。
私立探偵で人質救出のエキスパートという、特異なキャラの主人公。
はぐれ者なんだけれど、放っておけない人柄。
シチュエーションは違うのですが、『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロを思わせる、独特の雰囲気で演じていました。
そして、『FBI: 特別捜査班』では、捜査を仕切る特別捜査官アシスタント役。
事件が起こるや否や、イゾベル・カスティーユ監督官(アラナ・デ・ラ・ガーザ)に代わって、捜査室のスタッフに次々に指示を与えます。
その姿は、まるでオーケストラのコンダクターのよう。
とても迫力のある演技をしています。
このキャラクターは、演出なのか?
それとも、ジェレミー・シストの役作りなのかは、わかりません。
どちらにせよ、彼の存在感ある演技は、『FBI』の見どころの一つになっていますね。
一方で、家庭は上手くいってなくて、寂しさを抱えている一面もあります。
陰と陽を重ね合わせ演技力の魅力
ジェレミー・シストの魅力は、そんな陰と陽を重ねて、深みを出す演技力でしょうか。
陰だけの演技、陽だけの演技だと薄っぺらな感じがします。
例えば、「男はつらいよ」という日本一ヒットした映画。
コメディという「陽」の中に、ペーソス(哀愁)という「陰」がちょっと入る。
そんな、奥深さが観客を引き付ける。
そんな感じに似ているかもしれません。
と言うことは、ジェレミー・シストは、アメリカの寅さん?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また!
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