『9-1-1：LONE STAR』キャストのプロフィールとあらすじ。

テキサスのオースティンを舞台に、消防チームの再建と人間模様を描いた『9-1-1：LONE STAR』。

ロブ・ロウ、リヴ・タイラーのW主演と、脇を固めるキャストも実に個性的で、見ごたえのあるドラマです。

シーズン２からキャストも入れ替わり、新メンバーも登場。

出演キャストをご紹介します。

9-1-1：LONE STAR あらすじ
9-1-1：LONE STAR キャスト
9-1-1：LONE STAR まとめ

9-1-1：LONE STAR あらすじ

9-1-1：LONE STAR キャスト

【オーウェン・ストランド】ロブ・ロウ

テキサス州オースティン消防局126分署を再建するため、スカウトされてニューヨークから異動してきた署長。

仕事に対しては信念を持っているが、変えるべきことは躊躇なく実行する。

実は、肺ガンのステージ1Bであると診断を受け、密かに治療をしていた。

離婚歴があり、一人息子のTKとともに働けることを幸せに感じている。

ナルシストで、抜け毛予防やスキンケアを怠らない。

1982年に出演した青春映画『アウトサイダー』に出演し、世界的な青春スターに。

『セント・エルモス・ファイアー』や『きのうの夜は…』などの青春映画の他、『バッド・インフルエンス/悪影響』では悪役もこなし、演技の幅を広げました。

人気ドラマ『ザ・ホワイトハウス』、『ブラザーズ＆シスターズ』などに出演。

▼詳しいプロフィールはこちら▼

ロブ・ロウ『アウトサイダー』の裏話や奥さんや現在のことをご紹介！

【ミシェル・ブレイク】リヴ・タイラー

緊急救命士チームのリーダー。

救命士としてプライドを持ち、的確な判断、行動をとっている。

本質は温厚で愛情深く、医療ボランティアも積極的に行っている。

行方不明となった妹アイリスを探す一方、当時、妹と交際していたダスティンを疑っている。

時に、ダスティンへの言動が過激になり通報され、挙句には接近禁止命令を出されてしまった。

父親はミュージシャンのスティーヴン・タイラー。

15歳の頃からモデルとして活躍し、17歳から女優としても活動。

1996年に、巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督の『魅せられて』で注目を集め、1998年の大ヒット映画『アルマゲドン』のヒロイン役で大ブレイクした。

▼詳しいプロフィールはこちら▼

リブタイラーの現在父と母との関係若い頃の出演作と『911：ローン・スター』について。

【TK・ストランド】ローネン・ルビンスタイン

オーウェン署長の息子で消防士。

TKはタイラーケネディの略。

父親とともに126分署で働いている。

ゲイであり、警察官のカルロスと交際している。

両親はロシア系ユダヤ人で、5歳の時に家族とニューヨークに移住。

17歳の時、ブライアン・クランストン主演の映画『Detachment』(2011年）でデビュー。

青春映画『It Felt Like Love』(2013年)で主役を好演し、話題に。

人気ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン3(2015年)の、ネイサン役でレギュラーを務め、注目されました。

プライベートでは、バイセクシャルであることをオープンにしています。

▼詳しいプロフィールはこちら▼

ローネン・ルビンスタイン『911LONESTAR』TK役のプロフィール

【ジャッド・ライダー】ジム・パラック

ジャッド・ライダーは、以前から126分署にいる、テキサス生まれの消防士。

先の火災時で、同僚が全員死亡した経験があり、トラウマを抱えている。

そのトラウマが要因で、オーウェン署長赴任時は反抗的な態度をとっていた。

しかし同様な経験をしていいるオーウェン署長を理解することで、徐々に信頼関係を結んでいく。

カウボーイをこよなく愛する生粋のテキサスっ子であるジャッドを演じるジム・パラック。

彼自身もテキサスの男ですね。

ジム・パラックは、人気ドラマ『トゥルーブラッド』のホイト・フォーテンベリー役で有名な俳優です。

『グレイズ・アナトミー』『CSI：科学捜査班』『クリミナル・マインド』などの人気ドラマにもゲスト出演しています。

『二十日鼠と人間』でブロードウェイの舞台にもたち、ジェームズ・フランコやレイトン・ミースターと共演しました。

ジェームズ・フランコとは、今も大変仲が良い友人だそうです。

その他、映画『世界侵略：ロサンゼルス決戦』や『フューリー』、『スーサイド・スクワッド』などに出演しています。

▼詳しいプロフィールはこちら▼

ジム・パラック『911LONE STAR』ジャッド役のプロフィール

【マルジャン・マルワニ】ナターシャ・カラム

マルジャン・マルワニは、敬虔なイスラム教徒の消防士。

所属していたマイアミ消防署では、無鉄砲な行動が上司に嫌われていたが、ガッツを買われてオーエン署長にスカウトされた。

ヒジャーブ（スカーフ）と、無鉄砲で男性的な言動とのギャップが印象的な、マルジャンを好演しているナターシャ・カラム。

彼女は、幼い頃から女優を目指していたようです。

ロンドンへ渡って演技を学び、2017年に女優としてのキャリアをスタート。

イギリスドラマ『サイレント・ウィットネス』、『ホームランド』に出演。

『ザ・ブレイブ：エリート特殊部隊』のジャスミン “Jaz” カーン軍曹役で、シリーズレギュラーし注目されました。

Netflix映画『The Old Guard』にも出演し、ディジー役を演じています。

プライベートでは、『ゾーイの超イケてるプレイリスト』のサイモン役で知られる、ジョン・クラレンス・スチュワートと交際しています。

▼詳しいプロフィールはこちら▼

ナターシャ・カラム『911LONESTAR』マルジャン役のプロフィール

【グレース・ライダー】シエラ・マクレーン

グレース・ライダーは、緊急コール・センターの有能なオペレーター。

そして、トラウマに苦しむジャッドを支える妻。

通報された状況を的確に判断して、消防士や救命士、警察官たちをサポートする有能なオペレーター、グレース役のシエラ・マクレーン。

夫ジャッドに愛情深く寄り添う姿がいいですね。

シエラ・マクレーンの父マイケル・マクレインは著名な音楽プロデューサー。

母ションテルもソングライターで元脚本家。

彼女も少女時代から、姉妹でグループ「3mcclaingirls」を結成して、音楽活動をしています。

女優としては、ドラマ『Empire成功の代償』で演じたアンドレの恋人ネッサ・パーカー役と、サウンドトラックの数曲を歌い注目をされまた。

その他、ダンス映画『Honey』のトーシャ役や、ドラマ『マインドハンター』シリーズ２のレギュラー、ターニャ・クリフトン役などがあります。

プライベート情報はあまりなく、両親と暮らし、結婚はしていないようです。

【ポール・ストリックランド】ブライアン・マイケル・スミス

ポール・ストリックランドは、鋭い観察力をオーウェン署長に認められてシカゴの消防署から異動してきた消防士。

10代の頃に性転換手術を受けたトランスジェンダー。

差別や嫌がらせから、自分の身を守るために、周囲を観察する癖がつき、事故の原因を見抜く仕事に活かしている。

トランスジェンダーのポール役のブライアン・マイケル・スミスも、トランスジェンダーです。

女性として生まれ、子供時代は男性として生活。

アナーバー・パイオニア高校では、秋には男子アメフトチームで活躍。

春には女子陸上チームで、砲丸投げと棒高跳びで記録を作りました。

その後、ケント州立大学で演技とビデオ制作を学びます。

ニューヨークに出て、演劇を学びながら俳優活動を開始。

2015年に『Girls』シーズン4で、アダム・ドライバーの相手役として初めて出演を果たしました。

2017年に出演したドラマ『Queen Sugar』で、トランスジェンダーの警察官、トワイン・ウィルキンスを演じたことで注目を集めました。

その他の出演作として、『ブルーブラッド』『パーソン・オブ・インタレスト』『Law & Order』『シカゴP.D.』などがあります。

【マテオ・チャペス】ジュリアン・ワークス

新米の消防士。

アカデミーでは、実地試験でずば抜けた成績を残すが、失読症のせいで筆記試験に落ち続けていた。

オーウェン署長に見出されて126分署に採用された。

2008年から俳優として活動をスタート。

『9-1-1：LONE STAR』のマテオ役が、初のレギュラー出演です。

その他の出演作に、『モダン・ファミリー』や『NCIS：LA～極秘潜入捜査犯』、『
Titans/タイタンズ』などがあります。

生年月日や家族関係など、プライベートは公表していません。

ですが、おそらく独身です。

【カルロス・レイエス】ラファエル・シルバ

オースティンの警察署に勤務する警察官。

ゲイであることをオープンにしており、TKの恋人。

救命士ミシェルとはなんでも打ち明けられる仲。

彼女の妹探しや、いろいろな相談にのっている。

救命士ミシェルの時は冷静で大人の対応をするのに、恋人のTKには自分の感情をぶつけるラファエル。

そんな、役柄に人間味を感じますね。

演じているラファエル・シルバは、13歳の時に家族とアメリカへ移住。

カルチャーショックを受け、シルバは人前で話すことが怖くなってしまったそうです。

その恐怖心を克服するために、高校時代から演技を始めました。

ペース大学卒業後、俳優となり『マダム・セクレタリー』『Fluidity』に出演しました。

『9-1-1：LONE STAR』のカルロスが初のレギュラー出演です。

【トミー・ベガ】ジーナ・トーレス（シーズン２）

辞任したミシェル・ブレイク救急隊長の後任。

8年間の子育てから復帰した。

シーズン２から救命隊長として赴任するトミー・ベガ役のジーナ・トーレス。

経験豊富な女優だけに、どんな存在感を見せてくれるのか、楽しみですね。

ジーナ・トーレスのルーツはキューバ。

高校を卒業後、女優の道に進みます。

映画『マトリックスリローデッド』『マトリックスレボリューションズ』のカズ役で出演。

『エンジェル』『エイリアス』『24 -TWENTY FOUR-』など人気ドラマに数多く出演。

代表作としては『SUITS/スーツ』のジェシカ・ピアソン役では、スピンオフ『 SUITS:ジェシカ・ピアソン』が作られ、主演を務めました。

私生活では、2002年から2018年まで、ローレンス・フィッシュバーンと結婚をしていて、娘が１人います。

現在は、ビジネスマンのケビン・ライトと交際しているようです。

9-1-1：LONE STAR まとめ

『9-1-1：LONE STAR』は、大人気ドラマ『9-1-1：LA救命最前線』のスピンオフ作品です。

個人的に『9-1-1：LA救命最前線』が好きだったので、期待していたのですが、主演がロブ・ロウと聞いて、「え～っ！」って思ってしまいました。

『アウトサイダー』を同時代で観た者としては（！）、消防士と言うタフな役柄と、ロブ・ロウが重ならなかったのです。

どちらかと言うと、優男って印象ですよね。

それに、青春スターを卒業してからは、主演クラスとは言えなかったし。

オリジナルのピーター・クラウスと比較して、「弱い、薄い、チャラい」と言った、感じがしていました。

ですが、観始めると、意外にも「強いリーダーシップ」を上手に表現していますね。

それに、意外とコミカルなところも見せてくれて、印象が１８０°変わりました。

「意外にも」と言えば、リヴ・タイラーもそうですね。

告知用の写真ではなんか無表情で、可憐な頃の印象がまったくなくて、「あれ？」って思ってしまいました。

ですが、やはりそこはモデル出身。

年齢を重ねても、立ち居姿がきれいですね。

この二人のように、ドラマ自体が、印象と実際のギャップで成り立っているよう感じます。

テキサスっ子でありながらトラウマを抱えて、剛と柔を併せ持つジャッドもそうですね。

その他のメンバーも、はぐれ者なんだけれども、一芸に秀でた能力を持っている。

そんなチームを観ていると、意外性があって、とても楽しいです。

『9-1-1：LA救命最前線』とは、また違った面白さがある『9-1-1：LONE STAR』。

是非、ご覧ください！

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また！